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合格体験記

1年前、私が知りたかったこと

臣司光輝 さん

臣司光輝 さん

受講した講座

※リンク先は今年度の同講座です。

勉強環境
仕事と両立
受講形態
通学・生講義
受験回数
1回
主な学習場所
自宅
学習開始時期
平成17年10月頃
総学習時間
1,160時間
LECを選んだ理由
・京都駅から近く、移動のための時間に無駄がなかった。
・規模が大きく、web上、友人などからの評価も高かった。
得意科目とその理由
【労基】
労働関連各法の根幹をなす科目であり、他法への広がりや多くの通達など暗記だけでなく、一番「法律を勉強している」という感じがしたので。
苦手科目と克服方法
【安衛】
克服できませんでした。
本試験結果
【選択式試験】33点/40点(合格ラインは22点以上かつ各科目3点以上ただし労基及び安衛・労災・雇用・社一・厚年については2点でも可)
科目 労基 労災 雇用 労一 社一 健保 厚年 国年
点数 2点 3点 5点 5点 4点 5点 4点 5点
【択一式試験】51点/70点(合格ラインは41点以上かつ各科目4点以上ただし労基及び安衛・労社一については3点以上)
科目 労基 労災 雇用 一般常識 健保 厚年 国年
点数 5点 7点 9点 7点 8点 6点 9点

1年前私が知りたかったこと

私が社労士を目指そうと決めたのは9月の後半でした。そのときに不安に思い、どうしても知りたいと思ったことがいくつかあります。

  1. (1) 社労士の仕事とは、どこで・誰と・どんな話をして・何をして・誰からお金をもらうのだろうか。
  2. (2) 社労士だけで十分な収入を得ることができるのか。(できればちょっと贅沢に・・・・・・)
  3. (3) 社労士だけで食べていけるようになるまでどのくらい期間が必要なのか。
  4. (4) 仕事は大変なのか、けっこう楽なのか。面白いのか、そうでもないのか。
  5. (5) 真剣に挑戦した人の中で、何人ぐらいの人が合格するのか。
  6. (6) どんな人が目指しているのか、友達はできるだろうか。
  7. (7) どの受験学校、テキスト、参考書がいいのか。
  8. (8) どうやって勉強すればいいか。
  9. (9) 何時間ぐらい勉強すればいいのか。
  10. (10) 費用はいくらぐらいかかるのか。
  11. (11) 勉強は面白いか。等

(1)〜(4)までのことは今もはっきりしたことは何もわかっていない状態です。正直、何から手を付けていけばいいのかわからないし、不安なことばかりです。しかし、多くの方の話、Webからの情報、様々な本などで得た知識から考えると、社労士の可能性は大きく開け、一生をかけて携わっていくことのできる本当に魅力のあるものなのではないかなぁ・・・・・・と薄ぼんやり感じています。これから「どうやって儲けていこうか」と懸命に考えているところです。
開業もしていない社労士事務所にも勤めたことのない私ですが、社労士試験は一度経験し1年間「どうすれば合格できるのか」と絶えず考え行動してきました。この合格体験記には、私が1年前に知りたいと思った(5)〜(11)のようなことに対して私が感じたままに書きたいと思います。しっかりとしたデータは何もありませんが「こんな奴もいるのか」というご参考になればと思います。

私の勉強環境

29才、奥様有、賃貸住宅。スポーツ用品店アルバイト、週5日、1日8h勤務。これが9月末に受験を決意したときの状態です。色々な意味でここで何とかしないと「もう後がない」と思っていました。絶対に1年で合格するのでそれまでしっかり養ってほしい、と奥様に頼み込みLECの初学者向けの『基礎総合Aコース』に申込み、10月から11ヶ月間の社労士漬けの日々が始まりました。独学や通信教育で勉強することは全く考えていませんでした。「やっぱり生よね」という自分でもよくわからない思いこみで、生講義を受けることができて駅から近く通学の時間のロスが少ない受験学校をいくつか調べました。そのなかで一番テキストがすっきりしていたLECに決めました。
通学には約50分。火、金曜日の夜と日曜の講義に出席しました。講義以外の主な勉強場所は自宅食卓で9割、あとはバイト休憩時間の琵琶湖岸や通学の電車内、講義前後の教室などで隙があればどこでも本を開いていました。講義がないときにわざわざ家から移動する時間がもったいないと思い自習室はほとんど利用しませんでした。(一人で勉強するのが辛い時は勉強している人を見に自習室に行きました。)
学習時間は、勉強を始めた月である10月は計75hで、翌年7月の135hまで徐々に増えていきました。総勉強時間は1,160時間(講義時間を含む)でした。単純に延べ日数で割ると1日3.5hほどです。平日2h、仕事がない日は7hぐらいの感覚でした。よく頑張りました。

私の勉強方法

できるだけ多くの方法を試してみました。サブノートの作成、条文の音読、過去問集、講義ビデオの視聴、他校の特別講座受講、模試受験、参考書・白書の購入・・・・・・など。そんな風に色々とやっていく中で、私が学習の中心としていたのが「ひたすら質問法」です。
最初は年金と健康保険の違いもわからないような状態からのスタートでしたが、一生懸命講義を聴き、わからないところは次の講義が終わった後に先生に質問するようにしました。結局最初から最後までこのスタイルを貫きました。講義が終わって一番最後に帰るのはいつも先生と私です。同じ受講料を払うならなるべく多くのことを聞いた方が得だ!と思っていました。質問するのが恥ずかしいような内容は、なるべく他の受講生の方が帰ってから聞いていました。冷静になって振り返ると、この質問タイムを有効に使うことに異常な情熱を傾けていたように思います。
講義中でも、問題演習をして困ったときも、家に帰ってぼーっと考えているときにも疑問に思った箇所にはメインテキストを引っ張り出してきて付箋を貼ります。全ての付箋には先生に質問するためのセリフを書き込んでいました。「ここは労基法p○と言うてることが矛盾してない?」とか「健保問題2-Bがなぜ×なのか理解できない」とか……。「これでは被保険者があまりにもかわいそうじゃないか!何とかならんのか?」などと他人が見てもよくわからない質問も多かったように思います。これは面倒臭く少し時間もかかりますが、そうしないと何を疑問に思ったのかすぐに忘れてしまいます。自分の言葉で質問文を作ることによって、時間が経った後でもわからなかったときの自分の頭の中の状況がリアルに思い出せます。質問をしていれば先生に顔を覚えてもらえ、自然に他の受験生とも話す機会が増え友人ができてきました。そうなると一度教えてもらったことは二度と聞けないし、あまりにも的外れな質問は恥ずかしい。もし質問しないと先生から「勉強サボったやろ」とイジメられるので本当に気合いを入れて勉強することができましたし、先生や友人が話すことは絶対に聞き逃すまいと一生懸命聞くことができました。私は自分一人では頑張り続けることは難しいので周囲の方々の力を借り(・・・・・・上手に利用して)「勉強してから行かないとなんか恥ずかしい」状態を無理矢理作り勉強していました。

何が一番辛かったか

一番辛かったのは「今勉強していることはみんな知っている。他のこと、もっと難しいことを知ってないと合格できない。」「本試験にはこんな簡単な問題は出ない。」「他にもっといい講義、いいテキスト、重要な最新情報があるのでは?」「あの人は何でも知っていそう」「いくらやっても本試験には知らない問題が出そう」というような考えが常に頭をよぎったことです。頑張れば頑張るほど、試験が近づくほどにそんな思いが強くなってきて、試験2週間ぐらい前からは何をしていても「もっと大事なことがある」とそればっかり気になってしまい、全てが上の空でした。
終わってみて今だから言えることですが、もし、こんな悩みを持っている人がいればはっきりとお伝えしたいことがあります。ぜーっったいに大丈夫です。今やっていることは超重要、LEC のテキスト最高、出会った講師の先生も最高、最新情報も社労士ナビでバッチシ、他の人もわりとみんな分かってないし、本試験もコケそうになるぐらい簡単な問題が多いです(訳の分からない問題も確かに出ますが・・・・・・)。次へ、次へと新しいものを求めていってもきりがありません。目の前にあるものを確実にやっつけていけば大丈夫です。

こうしておけば!!と今になって思うこと

私は過去問がどうしても嫌いでほとんど手を付けていなかったので(誰から何を言われても1回本試験に出たものがもう一度出るとは思えませんでした・・・・・・)問題を解く練習はほとんど模試を繰り返すことで行っていました。でも過去問はしておくべきでした。終わってから見直すと、本試験には過去問を繰り返していれば解けたであろう問題が多々ありました。

最後に

最初に書こうと挙げた項目がほとんど書けていませんので以下に簡単にまとめておきます。
(5)私の周りで本当に頑張っていた人の中で合格するのは3分の1ぐらいの感覚でした。ある程度の実力になると後は運と勢い任せのようなところがある試験だと思います。
(6)LECにはほんとにいろんな人が集まっていました。嫌でも毎週顔を合わすので、何かきっかけがあればすぐに打ち解けられました。話題は試験のことばっかりでしたが。
(7)ほぼLECのメインテキストのみ、問題は模試のみで勉強しました。他のものを見ている暇がないというのが本音です。
(9)机に座り集中している時間、講義を受けている時間、質問をしている時間など集中している時間が1000hぐらいは必要だと感じました。
(10)各種受講料、交通費、書籍代、文房具など総額で40万円弱になりました。
(11)勉強は辛いときも、面白いときもあり一言では言えませんが「頑張っている自分」はとても好きでした。