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合格体験記

オリジナル勉強法で一発合格!! -必要なのは99%の努力と1%の運-

平尾洋介 さん

勉強環境
受験に専念
受講形態
通学・VB講義
受験回数
1回
主な学習場所
LEC自習室、市立図書館
学習開始時期
平成17年6月頃
総学習時間
1,400時間
LECを選んだ理由
自宅から近く、家族も通っていたため。実績が高かったため。
得意科目とその理由
【労災、雇用】
暗記科目であり、複雑な仕組みの理解が不要のため。
苦手科目と克服方法
【一般常識】
法律数が多いが、ポイントを効率よく学習し、改正点を重視した。
本試験結果
【選択式試験】37点/40点(合格ラインは22点以上かつ各科目3点以上ただし労基及び安衛・労災・雇用・社一・厚年については2点でも可)
科目 労基 労災 雇用 労一 社一 健保 厚年 国年
点数 3点 5点 5点 5点 4点 5点 5点 5点
【択一式試験】53点/70点(合格ラインは41点以上かつ各科目4点以上ただし労基及び安衛・労社一については3点以上)
科目 労基 労災 雇用 一般常識 健保 厚年 国年
点数 9点 8点 8点 6点 7点 7点 8点

社労士を目指した動機

私が社労士を目指した動機は、それほど深い意味が有った訳ではありません。何か自分で始めたかった事と、父親が同種の会社を同時期に興した事がきっかけでした。それまではコンピュータ会社の営業をしていましたので、社労士としての前知識はゼロでしたし、正直、社労士という資格の存在を知ったのもこのときでした。父親の会社の為、そして将来有望な資格として、社労士を選択しました。ただ、絶対に1年で合格してやるという強い気持ちは常に持っていました。

私の勉強環境

平成17年6月からLEC生として週2回(月・木)の通学受講を開始し、翌月7月末に勉強に専念する為に会社を退社しました。ただ、無職では生活出来ない為、平成18年3月末までは、派遣で残業の少ない仕事を9時から18時までしながら勉強していました。

私の勉強法

まず、私の受講した講座は「基礎総合Aコース」です。前知識ゼロの私にとっては基礎から学べ、模試がセットになったこの講座は最適でした。初めて社労士を目指す方は、絶対に専門予備校を利用することをお薦め致します。独学では勉強方法や本試験の出題ポイント、改正点等の情報が手に入りません。そして何よりも通学することで同じ目標を持った仲間が出来ますし、勉強方法や直前期の情報交換等、互いに助け合える事が多数あります。

平成17年6月〜12月

勉強を始めてからの半年近くは授業に出るだけで精一杯でした。18時に仕事終えて19時から授業というのは結構辛く、何度も挫けそうになりました。しかし、講座だけは休まず出席しようと決心していましたし、出席したからにはいくら眠くても一言も聴き漏らすまいという気持ちで受講していました。よく、講座内容をカセットに録音して寝てしまっている人がいます。録音することで安心しているのだろうと思いますが、教室で寝てしまう人が自宅や電車内で集中して聴けるはずないのではないでしょうか。当日の授業を真剣に聴いていれば、再度聴きなおす必要なんてありませんし、実際に私は一度も聴き直した事はありませんでした。2時間半の授業は超集中です。予習は全く必要ありません。復習が命です。2時間半の授業でテキスト(LECのテキストは科目毎に分かれていて全部で10冊あります)40ページぐらい進むのですが、この時間内に講師の先生がすべて説明してくれるわけではありません。あとは自分で読み込んでいかなくてはいけません。私の場合、次の授業日までに前回の該当ページを一語一句全て読みました。最初は理解しながら読むだけで大変で、授業1回分の復習が3時間ぐらいになることもありました。復習の方法は、ゆっくりと理解しながら読むことです。数字の暗記等はこの時期必要ありません。各法律の大まかな内容が分かっていればいいと思います。分かりにくいところにはマーカーを引いていきます。そして講師が授業中教えてくれた語呂等もテキストに記入していきます。12月末までは授業(2.5時間× 2日)+復習(3時間× 2日)の週11時間ぐらいしかやっていなかったと思います。土日はほとんど勉強していませんでしたが、時間のあるときは授業2回分の復習をしていました(2回目なので1回分読むのに2時間もかかりません)

平成18年1月〜3月

この時期もまだ派遣をやっていましたし、授業も週2回のペースでありましたので、基本的には前述の「授業」+「復習」が中心です。この頃になると授業後の復習と土日の復習で、各テキストとも2〜3回読んだことになっていたはずです。そして、テキスト内には授業中引いたマーカー(講師が引いておくように指示した箇所)と、自分で復習時に引いたマーカー(読み直してみて分からない部分)の2種類があります。重要箇所&苦手箇所です。1月からはこのマーカー部分を重点的に学習しようと考えました。試行錯誤して辿り着いたのが、「寝る前学習」です。寝る前に布団の中で、テキスト丸ごと1冊読みます。読むといってもパラパラとめくっていってマーカー部分と追記部分を確認するだけです。最初は理解できていない箇所もあり、内容を思い出すのに苦労して1 時間半ぐらいかかってしまいましたが、2月に入る頃には難解な年金科目であっても最大1時間もあれば終了です。1日1冊を寝る前に丸ごと読むということは1ヶ月で30冊、ちょうど全科目を3回ずつ網羅することになります。これは土日であろうと絶対に実行します。出来ないときは次の日2冊にする等して、必ず1週間に7冊終了するようにしました。私はこの「寝る前学習」によって合格したと言っても過言ではない気がします。1月〜8月本試験の前日まで欠かさず行いました。寝る前に読んだものは記憶に残りやすいみたいですし、何より1科目分一気に読み通すことによって、その法律の全体像が無意識のうちに覚えられます。そして、4月ぐらいになると、テキストの見開きページが何となく頭に残っていて、例えば労基法の年休比例付与について思い出そうとすると、見開きの右ページのどのあたりにマーカーがあって語呂はここら辺に記入してあって・・・・・・、という具合にぼんやりと浮かんできます。4月までには最低でも10回ぐらい目を通していることになりますので、誰でもきちんとやっていけばこのようになるはずです。

平成18年4月〜6月

この時期は無職で勉強に専念していました。自宅では様々な誘惑が有る為、市立図書館で仲間と勉強していました。10時〜17時まで図書館にいて、あとは寝る前学習だけです。1日平均7時間ぐらいの勉強時間です。土日のどちらかは全く勉強しない様にしていました。気分転換も必要です。ただ、寝る前学習のみは毎日行ないました。昼間の勉強内容は授業2回分の復習+過去問です。過去問は1日20問ずつぐらい解いて、解説を見ながら理解不足な点や新しい知識をテキストに書き込んでいきました。今までの学習で基本事項はほぼマスター出来ていましたので、どの科目も6〜7割は解けたと記憶しています。また、全国模試も4月ぐらいから始まります。LECの模試はレベルが高く、解説冊子が詳細で大変役に立ちました。模試は改正点も含め、本試験の予想問題となりますので、数多く受けることをお薦めします。全国順位を確認することも大切ですが、やはり復習が最重要です。テキストへの書き込みは必ず行ないました。自分の学習方法に更なる自信が付いたのもこの時期です。

平成18年7月〜本試験前々日

この時期はあまり無理をしないことです。焦って新しい教材を買ったりしては絶対にダメです。自分が今まで育ててきた10冊のテキストのみで大丈夫です。この直前期も図書館で勉強していました。内容は、授業3回分の復習+寝る前学習です。7月からは復習を3回分に増やし、寝る前学習も1日2冊にしました。勉強時間は寝る前学習を入れても1日やはり7時間ぐらいです。復習3回分やっても時間が余ったら過去問や模試を繰り返し解きました。土日はどちらかは遊びましょう!過去問は5年分を4回、模試は2回ずつ解いたと思います。また、LECの直前講座も利用しました。特に『改正法攻略講座』と、『白書完全対策講座』はお薦めです。直前対策講座の復習はさらっと流して、あくまでも本テキスト10冊を中心に使っていました。この頃にはテキストはマーカーも増えて、過去問や模試で追加した記入事項も多数あるはずです。何度も言いますが、寝る前学習では、マーカー+追記事項を確認します。

試験前日

10冊のテキストを寝る前学習の要領でさらっと確認しただけです。6時間ぐらいで終了です。緊張して眠れなかったら困るので軽く酒を飲んで9時に就寝しました。

本試験当日

朝5時に起きて、10冊テキストをさらっと見ましたが緊張していたので頭には何一つ入りませんでした。試験開始1時間前に会場入りしましたが、ただボーッとしてタバコを2〜3本吸っただけでした。会場入り口付近で各予備校が無料で予想問題集を配っていましたが、それも敢えて目を通しませんでした。変に確認して気になる箇所が出てきてしまったら、本番前に焦るだけだと思ったからです。社労士試験の膨大な暗記量を考えれば、直前に確認したことぐらいで合否が分かれるはずがありません。この1年間自分が努力してきたことを信じて、「俺が合格しなければ誰が受かるのか」ぐらいの強気で臨みました。試験中、1度だけ緊張で頭が真っ白になりましたがこの強気の自信によってすぐに我に帰ることができました。

これから合格を目指す方へのメッセージ

1年間勉強を続けるのは確かに大変なことです。私は8年間勤務した会社を辞めて打ち込みました。でも実際には、完全に無職だったのは直前の5ヶ月だけです。今から思えば、サラリーマンであっても両立できたかもしれません。要は、「今年絶対に受かるんだ!」という強い気持ちがあれば、どんな環境であっても自分に合った方法が見つかるのだと思います。そして自分が決めた学習プランを何が何でも完遂する事が重要だと思います。もし、2〜3年で受かればいいと初めから考えている方がいたら、最初から勉強しない方がいいかもしれません。強い意思と決意がなければ中途半端で終わってしまうのではないでしょうか。たった1年です。あっという間ですよ。合格するのにセンスなんて必要ありません。大切なのは99%の“努力”と1%の“運”だけです。がんばって下さい。