□社労士って何?
新入社員として入社した人事部での出来事でした。中途入社した人が「この会社は政管健保?」と聞いてきました。その会社は独自に健保組合を持っていましたので、私は政管健保の存在すら知らず「セイカン??」って顔をしていたようす。「この会社には社労士はいないのか!」と怒られてしまったのですが、そこで、またまた、「シャロウシって何?」って顔をしてしまい、すっかりあきれられてしまいました。負けず嫌いの私は、すごく悔しい思いをしたのを覚えています。若干20歳。もう16年も前の話です。それ以来、私の中で「社労士」は苦い思い出として、ずっと気になる存在となったのです。
□社労士になる!・・大切な出会い
今まで私には、後に社労士としての基礎となる人達との出会いがたくさんありました。
まず、最初に入社した会社の上司。従業員にとっては、とても敷居が高く感じられがちな人事部の中で「労務の仕事はサービス業だ!」という信念を持っていた人でした。私には、とても共感の持てる方でした。
次に、再就職した会社の社長。常に新しい挑戦への思案を重ねており「経営者って、なんて大変なのだろう」と、身を以って感じました。今、お付き合い頂いている経営者の方々の気持ちを察することができるのは、その社長のおかげだと思っています。
そして、次の勤務先である社労士事務所の所長。人事労務の仕事を希望していた私に、知人が紹介してくれたのがこの事務所でした。そして、苦い思い出のある「社労士」に何かの縁を感じていました。事務所では常に所長の側で仕事をすることで「社労士の仕事は人の役に立つ仕事なんだ!」ということを知りました。お客様の声が直接聞けるので「喜んで頂けたんだな」と実感できます。仕事をしたことで、こんなに喜ばれたのは初めてでした。「自分のやりたかった仕事はこれだ!!」と悟ったわけです。このとき、33歳でした。
最後は、LECの山下先生。先生が「絶対開業!」と受験生時代から開業の後押しをしてくれて、つらく長い受験時期を支えてくださいました。山下先生をはじめとするLECの先生方と良い受験仲間がいたからこそ、家事と子育て、仕事に勉強・・頑張れたのだと思います。
□35歳、ついに開業
「社労士になる為に、今までの人生があったようなものだね。」と友人に言われたことがあります。本当にそんな気がしています。今まで出会ったすべての人達が今の私を支えてくれています。
でも社労士になった事は決してゴールではありません。これからスタートです。
□独立への夢
試験合格後、あまり独立開業ということは意識していませんでしたが、社労士事務所に勤めて2年が過ぎた頃から、自分も独立したいという気持ちが芽生え、平成14年6月に開業するに至りました。
□私のモットー!!
私は「かゆいところに手の届くサービス」を常に心がけて仕事をしています。 相手の考えの一歩先を読み、期待以上の準備をして打合せに望むこと。
質問されそうな事を想定して準備をして行きます。「頼もうと思ってたんだよ」「何でわかったの?」などと言ってもらえるのが快感です。
「この人は自分に何を求めているのか・・」を考えると自然と準備すべきものが見えてきます。経営者の方は安心して相談できる相手を求めているのではないでしょうか?
知識があるのは、もちろんですが、自分が相手にとって信頼に足る人物でいることが重要なのでは・・。
最近では、顧問先の社長から、かなり込み入った事情についての相談があったり、異業種交流会へのお誘いがあったり、少しずつですが信頼関係が出来上がってきているのかな?と感じられるようになりました。
□めざすところは・・
最近、労使間の問題について提案型の仕事をする機会が増えており、更に深い知識をめざして日々、勉強しています。そして積み上げた知識を今後、企業にとって問題山積みの分野(雇用管理・退職金など)に生かしていきたいと思っています。
そして、もうひとつ、深刻な社会問題である 失業・・個別相談やセミナー講師などをすることで、再就職や職場で悩みを抱えている方のお手伝いをしたいと思い、現在活動中です。
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