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江口 麻紀さん 江口 麻紀 さん
(えぐち まき)

社会保険労務士
江口社会保険労務士事務所

PROFILE
昭和43年生まれ 小田急建設(株)、(株)吉田オリジナル(現(株)イビサ)勤務を経て、中島社会保険労務士事務所へ。その後、資格取得をめざし勉強をはじめ、2度目の受験で合格。平成15年12月開業。

やりがい抜群! 頼りにされる仕事です。
□社労士って何?
新入社員として入社した人事部での出来事でした。中途入社した人が「この会社は政管健保?」と聞いてきました。その会社は独自に健保組合を持っていましたので、私は政管健保の存在すら知らず「セイカン??」って顔をしていたようす。「この会社には社労士はいないのか!」と怒られてしまったのですが、そこで、またまた、「シャロウシって何?」って顔をしてしまい、すっかりあきれられてしまいました。負けず嫌いの私は、すごく悔しい思いをしたのを覚えています。若干20歳。もう16年も前の話です。それ以来、私の中で「社労士」は苦い思い出として、ずっと気になる存在となったのです。

□社労士になる!・・大切な出会い
今まで私には、後に社労士としての基礎となる人達との出会いがたくさんありました。
まず、最初に入社した会社の上司。従業員にとっては、とても敷居が高く感じられがちな人事部の中で「労務の仕事はサービス業だ!」という信念を持っていた人でした。私には、とても共感の持てる方でした。
次に、再就職した会社の社長。常に新しい挑戦への思案を重ねており「経営者って、なんて大変なのだろう」と、身を以って感じました。今、お付き合い頂いている経営者の方々の気持ちを察することができるのは、その社長のおかげだと思っています。
そして、次の勤務先である社労士事務所の所長。人事労務の仕事を希望していた私に、知人が紹介してくれたのがこの事務所でした。そして、苦い思い出のある「社労士」に何かの縁を感じていました。事務所では常に所長の側で仕事をすることで「社労士の仕事は人の役に立つ仕事なんだ!」ということを知りました。お客様の声が直接聞けるので「喜んで頂けたんだな」と実感できます。仕事をしたことで、こんなに喜ばれたのは初めてでした。「自分のやりたかった仕事はこれだ!!」と悟ったわけです。このとき、33歳でした。
最後は、LECの山下先生。先生が「絶対開業!」と受験生時代から開業の後押しをしてくれて、つらく長い受験時期を支えてくださいました。山下先生をはじめとするLECの先生方と良い受験仲間がいたからこそ、家事と子育て、仕事に勉強・・頑張れたのだと思います。

□35歳、ついに開業
「社労士になる為に、今までの人生があったようなものだね。」と友人に言われたことがあります。本当にそんな気がしています。今まで出会ったすべての人達が今の私を支えてくれています。
でも社労士になった事は決してゴールではありません。これからスタートです。

□独立への夢
試験合格後、あまり独立開業ということは意識していませんでしたが、社労士事務所に勤めて2年が過ぎた頃から、自分も独立したいという気持ちが芽生え、平成14年6月に開業するに至りました。

□私のモットー!!
私は「かゆいところに手の届くサービス」を常に心がけて仕事をしています。 相手の考えの一歩先を読み、期待以上の準備をして打合せに望むこと。 質問されそうな事を想定して準備をして行きます。「頼もうと思ってたんだよ」「何でわかったの?」などと言ってもらえるのが快感です。
「この人は自分に何を求めているのか・・」を考えると自然と準備すべきものが見えてきます。経営者の方は安心して相談できる相手を求めているのではないでしょうか? 知識があるのは、もちろんですが、自分が相手にとって信頼に足る人物でいることが重要なのでは・・。
最近では、顧問先の社長から、かなり込み入った事情についての相談があったり、異業種交流会へのお誘いがあったり、少しずつですが信頼関係が出来上がってきているのかな?と感じられるようになりました。

□めざすところは・・
最近、労使間の問題について提案型の仕事をする機会が増えており、更に深い知識をめざして日々、勉強しています。そして積み上げた知識を今後、企業にとって問題山積みの分野(雇用管理・退職金など)に生かしていきたいと思っています。
そして、もうひとつ、深刻な社会問題である 失業・・個別相談やセミナー講師などをすることで、再就職や職場で悩みを抱えている方のお手伝いをしたいと思い、現在活動中です。


密着取材 開業社労士24時

6:30 起床 写真1  
朝食準備 この間、子供を    
7:00 朝食 学校へ送り出す    
  (新聞チェック)      
8:30 本日の資料確認のうえ、打合せに向かうため家を出る   写真2
  移動        
9:30 顧問先A社にて打合せ(就業規則変更についての原案を提示。お客様の希望とすり合わせを行う)
11:30 お客様と昼食          
~12:30 (お客様との会食は、より細かな会社の実情をお話いただく機会となるので大事) 写真3
移動  
13:00 退職者手続き(ハローワーク・社会保険事務所)   
~14:30 手続きの間、顧問先B社より電話にて雇用契約の仕方について相談を受ける (採用面接時、立会いの約束をする)  
  移動  
15:15 30分程、時間が空いたので喫茶店で打合せ資料を再度確認する  
  移動  
16:00 顧問先C社にて月例会  
~17:30 (労働時間管理・割増賃金について相談される・・変形労働時間制の提案をする)  
  移動    
18:30 帰宅 メール・郵便物・ファックスの確認  
夕食準備 就寝時と入浴時以外はすべて相談受け付けています 写真4
19:30 夕食 C社から賃金についての相談が入る 自宅で開業しているからできること
  お客様からは大変よろこばれています
20:30 入浴 子供との時間もちゃんととれます
       
写真5
22:30 本日打合せの資料整理(就業規則変更・変形労働時間についての資料作成)  
  後日打合せの資料準備(401K概要について)  
1:00 就寝  
     
     
     

写真6
自分のした仕事は、すぐに自分への正当な評価として跳ね返ってきます。開業したからこそ味わえる喜びがあります。責任の重い仕事ゆえ、やりがいも抜群です。雇用、年金等そのあり方が問われている中で、社労士は、今後ますます社会から必要とされる存在となるでしょう。みなさんと一緒に仕事が出来る日を楽しみにしています!
 

社会保険労務士は、女性の活躍の場が広い人気の資格です。

2005年度社会保険労務士試験合格者の36.2%を女性が占めています。

社労士の仕事は、企業経営の四要素である「人」、「物」、「金」、「情報」のうち、 「人」を扱う仕事なだけに、細やかな気配りができ、柔軟に対応できる女性に適した仕事だといえます。 また、専門性が高い業種であり、常に企業などのニーズがある業務なので、開業という道もあります。

そして、結婚後も同じ仕事を続けられるので、女性に人気が高い資格となっているようです。

2005年度社会保険労務士合格者 4,286名の36.2%が女性!※社会保険労務士試験センター発表

女性36.2% 男性63.8%