合格体験記
2007年度合格者 出口 裕一郎さん(36歳)
資格取得を決意
はじめまして。
この度、LEC神戸校でマンション管理士講座を受講させて頂きました出口と申します。まずは簡単に自己紹介させて頂きます。年齢は36歳。社会人歴14年。エレベーター保守会社の事務職に就いています。社会人になって初めての資格取得ですし、もちろん国家資格は運転免許証以外は一切持っていない「ど素人」です。(大学受験は浪人するも結局専門学校にいきました。)そんな私がなぜ資格を取ろうと思ったのか、どうしてLECに通う事を決めたのか、そして1年でマンション管理士・管理業務主任者のダブル合格が出来たのかを、僭越ながら、お話させて頂きます。
まずは資格取得を考えたのは、大先輩(会社の部長)のアドバイスからでした。私が勤務させて頂いている会社は先ほど書きましたとおり、エレベーターの保守会社ですので、日頃からマンションとの関わりやマンション管理会社様とのお取引がありました。そんな中で、部長から「会社でマンション管理士の有資格者がいないので、一度勉強してみろ」との一言からでした。私自身もマンションに居住しており、自身のマンションの管理にも大変興味があり、仕事上でも役に立つのならと思い、生まれてはじめての資格取得を決意しました。
生クラスを受講
しかし!! 学生時代から勉強ははっきり言って苦手でしたし、独学で勉強できるような癖(基礎学力)もありませんでしたので、まずは学校に行こうと考え、神戸で3校程見学に行きました。そこでショックを受けたのは、今どきはDVDで勉強するシステムだったことです。私たちの年代は予備校なども“先生の授業が普通”の時代でしたから、DVDで勉強する事にはどうも慣れませんでした。そんな中、LECでは生授業がある事を知り、これだ!と思いました。この少し前に別の学校で仮申し込みしていたのですが、早々に乗り換えました。これが、私が最初に“運”をつかんだ出来事でした。
それからいよいよ授業が始まりました。もちろん、会社には学校に行かせてもらう事を話していましたので、終業時間と同時に退社させて頂きました。本来、社会人の勉強時間は夜間や休日などの空いた時間でするものですが、会社で公言することで、絶対に合格するとの意思表示にもなりますし、授業出席の為に周りの協力も得られると思います。そして、結果的に100%の授業出席が出来ました。これは社会人の方には大変難しい事とは思いますが、私が合格する事ができた最大の要因だったと思います。授業に出ることで、先生が繰り返し話す事、他の生徒さんが質問している内容など、テキストに書かれていること以上の学習ができることも多くありました。それと最後まで合格する事へのモチベーション維持につながったと思います。
最初の受講でのつまづき
次に、私の勉強方法についてお話させて頂きます。実は、私は最初の授業でつまずいてしまいました。先生から「まずはテキストに書いていることを完璧に理解しようとせず、2回、3回と繰り返しテキストを読んでください。必ず最後に知識がつながり理解出来ます。」と言われましたが、もともと頭のいい人間ではない私は、「最初から一つづつ理解していかないと無理!!」受験勉強のように記憶力だけの勉強はもっと無理!!!」と思ってしまいました。
ところが、勉強していくうちに先生のおっしゃった事が理解できました。確かに区分所有法・民法・適正化法・標準指針など、いろいろな法律、ひな型が絡みあい、状況に応じて判断していかなければならない複雑な内容です。細かい部分の疑問点はある程度残りますが、一通りの授業が終わり、最終的に過去問などを繰り返していくうちにいろいろな知識がつながり、面白いように頭に入ってきました。細かい部分の疑問点はある程度残しながら、次に進む事が勉強時間を無駄にしない方法だと思います。
私の勉強方法
勉強方法として、一つだけ私が工夫した事がありました。それは授業の次の日に必ずノートにまとめること。これははっきり言って自分でも読み返すのが…(難しい?)くらいの殴り書き状態でしたが、それをパソコンでもう一度まとめて文書にしました。これにより次回以降の授業で得た知識を体系的にまとめる事が出来ました。手書きだと書き直しや追記が難しいのですが、パソコンで文書にまとめておけば、いくらでも変更・追記が可能でした。そして2回まとめる事で結構理解できたと思います。但し、全科目するのはしんどいですので、区分所有法だけでいいと思います。確かに幅広い勉強が必要ですが、なんと言っても基本の「区分所有法」だけはきちんと理解する事が必要だと思います。
それから、私の場合はLECで頂いたテキストと過去問以外には一切見ていません。テキストには必要な事が書いてありますし、疑問は先生が答えて下さいます。それで充分だと思います。これが私の序盤戦の勉強方法でした。
先生のフォローに感謝
そして二つ目の“運(縁)”を引きつけた事は授業以外の先生のフォローでした。それは他の受講生やOBとの懇親会を計画してくれるなど、横のつながりを作って下さったことです。相対評価で合格が決まる試験の場合、周りは全員ライバルです。しかし、同じ授業を受け、一緒に頑張ろうという雰囲気作りを先生がして下さった事は、私にとって最大の力を引き出してくれる結果を与えてくれました。私の場合は2年目の受講生と親しくさせて頂き、生徒同士で質問や相談などを多く出来ました。慣れない知識を習得する場合、疑問や質問は同じ立場の人間が一番理解してくれますし、一番理解しやすい言葉で説明してくれます。もちろん先生にお聞きすれば親切丁寧に説明してくださります。しかし、さらに、横のつながりを考えて頂き、そのきっかけをつくって下さった先生のフォローには本当に感謝しています。この方とは試験後も親しくさせて頂いていますし、今後もマンション管理士有資格者としていろいろ勉強していきたいと思っています。
設備攻略の視点
少し話が逸れましたが、次に中盤から後半戦にかけての勉強方法についてお話させて頂きます。最初の授業でつまづいた私ですが、何とか持ち直し順調に授業を受けていましたが、またまた落ち込む日が来ました。それは設備の授業でした。恥ずかしい話ですが、エレベーターの問題すらいつも間違えていましたし、コンクリートが…、水道法が…等、はっきり言って、さっぱり判らない話ばかりでした。
そこへ追い討ちのように、なかだるみであまり自習する時間がありませんでした。慣れない勉強で少し疲れていた時期でしたし、先ほども書きましたが「区分所有法」の理解に必死でしたので、全てのことを理解するのは不可能でした。しかし!! 結果的にはこれがよかったような気がします。その後、試験1ヶ月程前の落ち着いた頃にもう一度設備の過去問を解いてみたところ、そんなに難しくないことや奥の深い問題はないことに気づきました。結果的にですが、設備の勉強に費やす時間は最後でいいと思います。先生のお話でも設備を苦手にされている方は多いそうですし、問題の出題数も少ないですから、絶対にあせったり、深追いしない事がいいと思います。(ちなみにこれもLECのテキストと過去問以外は何もしていません。)
後半戦から直前期
そして後半戦は、ひたすら過去問を解きました。(ひたすらと言っても3回程度ですけどね。)そのかわり間違った問題は試験当日も見直しました。但し、当日慌てないように当日まで確認する問題は極力減らしておきました。この後半戦で集中的に過去問を解いた事は、試験当日に最高のモチベーションで受験できた環境作りに役立ちました。最初にも書きましたが、この資格は大変多くの法律や指針などを総合的に理解し判断する事が求められます。そのためある程度知識を整理し、問題を解く事でその知識を確実にしていく事が可能になると思います。ですから、ある程度知識が整理された時点で問題を多くこなした事は自信につながったと思います。そしてこの事が自分の運を最高にし、試験当日を迎える事が出来た“運”を味方にした方法だと思います。
試験直前については、これはOBの方のアドバイスでしたが、前日は勉強しませんでした。前日は子供と遊んで気持ちをリフレッシュしていました。それともう一つ。「試験問題の1問目と2問目は後から解くこと」これもOBの方から教えて頂いたのですが、出題の傾向として最初の2問は難問が多いそうです。ここで時間をかけてあせってしまうと、試験全体に悪影響がでますからね。(こんな事を教えて頂けたのも、先生のアフターフォローのお陰ですね。)それから試験当日は試験会場前で各予備校の職員の方が直前対策を配布していますが、縁起担ぎのためにLECの職員から最初に受取って下さい。私は、これで合格する事を確信しました!!
最後に
今、振り返ってみて思う事は、半年間常に勉強し続ける事は不可能だということです。それよりも最初の区分所有法の時期、それと9月以降の過去問を解く時期に集中して勉強される事をお勧めします。その間はLECを信じ、先生の言われている事をよく聞き、テキストのみで勉強されれば充分だと思います。そして最後に皆さんにお話させて頂きたい事は、半年で10万円以上の決して安くない学費に見合った授業の内容・テキストの構成をLECは提供してくれるということです。あまり力まず勉強されれば必ず合格すると思います。
















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