- 受験の動機
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私は、以前から住宅に興味があり将来的に不動産と建築の架け橋をする仕事につきたいと考えておりました。当然マンションにも興味があり、2011年に築30年以上のマンションが100万戸を越すと言われている近年、マンションの管理と言う実務は必ず需要があると思い受験を決意しました。実は2002、2003年と2度不合格になり、悔しかったのもあり、リベンジするために再受験をしました。同時に、深く、細かい知識まで出題されるマンション管理士試験に関して、独学での限界を感じ、効率よく勉強するため予備校にお世話になろうと考えました。
- LECとの出会い
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いくつかの予備校に行き、授業の聴講をしたのですが、初受験者、再受験者がいるのに全員に対して同じ授業がなされていたり、テキストがやや不十分であったりしました。そこで、LECの無料体験の授業を聴講すると、受講者のレベルに合わせたカリキュラムがあり、またテキストも充実していました。昨年、宅建の試験に合格しており、基礎知識はあったので既習者用の完全合格上級コースがあったのも決め手です。テキストに関しては、「横のつながり」が分かりやすくまとめられていました。民法と宅建業法と品確法の関係など、独学では分かりづらく、多くの人が混乱してしまうポイントをしっかりと押さえていました。また、夏に引越しが決まっており、地元にはLEC校舎がなかったのですが、家庭でDVD受講が好きな時間にできたということもあり決め手になりました。
- 勉強法について
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私は大学院に通いながら、マンション管理士の勉強をしていたため、平日の夜と土・日しか勉強時間が確保できず、また、土日のどちらかは研究のため学校に通っていたので、かなり大変でした。実際、勉強を開始したのは9月からでした。その時点でもかなり焦りを感じていたのですが、まず、ハイレベル講座の学習をし、次に、実戦力養成講座をDVDで学習したのですが、合格するためにはかなり広範囲を網羅しなければならないことに気づきました。そこで、わからないことがある都度テキストを読み、書き込みもしていきました。
具体的に学習した回数は、
テキスト流し読み 2回
実戦力養成講座問題冊子 3回
実戦力養成講座テキスト 3回
パーフェクト演習講座 2回
模擬試験確認 3回
出る順 3回です。
インプット・アウトプットの時間は
インプット
法令 50時間
実務会計 10時間
設備 40時間
アウトプット
法令 100時間
実務会計 20時間
設備 60時間
くらいだと思います。
私の場合、圧倒的にアウトプットに時間をかけ、分からないところは徹底的にテキストで確認しました。そして、必ず行ったことは、他の分野にまたがる知識はテキストに参照ページを記入し横のつながりをきっちり把握したことです。一通りの講座を終えた頃には既に10月半ばとなっていました。そして、模擬試験の結果は、26、24、23点でした。模擬試験は1時間半で解き終わる始末で、これは、知識がないから考えることが出来ないという結果でした。模擬試験の点数には青ざめましたが、得点がのびるのはこれからだと自分に言い聞かせました。この時、点数が悪かったのがむしろ良かったと思います。まぐれでよい点をとってしまったらこの後、だらけて合格はあり得なかったかも知れません。この後、出る順を解き、過去問に少しずつ慣れていきました。試験まではひたすら出る順の過去問を解きました。出る順の合計500問と模擬試験150問でやや足りない感じがしたので、他社の予想問題を解き、合計850問解きました。直前期は、授業の合間、電車の中、とにかく勉強時間の確保をし、試験当日も最後の最後まで過去問を確認しました。
- 試験当日
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前日までに、試験時間2時間の使い方を考えました。法令系で70分、管理実務・設備で50分と大まかに配分し、法令に時間がかかりそうなら、管理実務から解き始めることを決めていました。問題を解き始めると、法令にそこまで時間を取られなかったので、順序通り解いていきました。そして半分解いたところで一度マークし、その後は残り4分の1、4分の1でマークしました。最後にすべてをマークしようとすると時間がなくなったときに全てマークしきれないことがあるからです。最後は5分ほど時間が残り、マークミスがないかを2度チェックしました。
ちなみに、問題の見直しはしませんでした。なぜなら、余談ですが、知識を思い出すときに迷ったら、始めに思いついた答えが正しいことが多いようです。個人差があるかもしれませんが、暗記の要素が強い問題ほどこの傾向があるようです。問題に関しては、民法がかなり細かい知識が問われました。1問知識が全くなく、推測の糸口がない問題があったので思いきり切り捨てました。設備に関しても全く見たことがない問題も出ました。しかし、設備の方は今までの生活からある程度イメージが出来る問題があります。常識的に論理的に考えていけば意外と当たるものです。私は知らない問いでも2問当てることが出来ました。多分、設備の問題はほとんどの受験生が知らない問題が毎年出ると思います。逆に言うと、細かい知識をつぶしていくことが不可能に近いし、時間も無駄です。その中で、どれだけ「推測する」ことが出来るかが勝負だと思います。
- 試験へのアドバンテージ
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私はマンション管理の実務経験はありませんので、やはり設備系は苦手でした。しかし、大学の学部時代は法学部で民法に、また、宅建で勉強していたので不動産登記法や都市計画法にはアドバンテージがありました。なので、足りない区分所有法と標準管理規約を全力投球で学習しました。宅建受験者は不動産登記法・都市計画法を思い出さない手はありません。他者に差を付けられます。また、私は以前簿記の勉強をしていたため会計ではリードできました。会計に関しては模試でも高得点を収めました。私にはこのような背景があったので運良く合格できたのだと思います。このように、得意分野を伸ばすのも一つの作戦だと思います。
- 適正化法について
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5点免除の方、そうでない方いると思いますが、私は免除者との差がつかないよう何が何でも5点取ろうと思いました。適正化法の講座を受講し、隅々まで確認しました。結果、本試験では4点でしたが、やったらやっただけ点数にはねかえる、逆に言うと、やらないと大きく水をあけられてしまう分野だと思います。
- 今後について
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私は以前会社勤務をしていましたが、今は不動産と建築を学ぶため再び学生です。これから益々老朽化したマンションは増え、リノベーションの需要も高まります。そこで、建築と不動産の関わりをディベロッパー的な視点で考えていきたいと思います。難関試験ですが、これから実務を積んでいけば必ず役立つ資格であると信じています。
- これから受験される方へ
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平柳講師もおっしゃっていましたが、皆が解けない問題は切り捨て、皆が解ける問題を落とさないこと、これが大切だと思います。細かい知識は絶対にいりません。大胆にカットすると良いと思います。過去問を解くときも抑揚をつけて学習すると効果的です。また、合格最低点でも合格は合格です。得点は7割強を目指しましょう。
そして何よりも、自分にあったやり方で学習することです。私は、過去問を解き、テキストを確認する、アウトプットの学習法が一番頭に入るので、そこに一番時間を割きました。理由付けができている問題は2度やらずたまたま出来た問題や出来なかった問題を何度もやりました。私独自の解いた後のチェック方法を述べると、知識があり理解が出来たものは「OK」、解けたがもう一度確認したい問いは「AG(アゲイン)」、理解していないものは「NO」と書き再び解く、また個別の選択肢で知識不足のものには☆印を付けました。チェックは独自のマークで良いと思いますが、これによりかなり効率的に学習できると思います。
それと、マンション管理士試験では、分かりづらい市販のテキストは使用しない方が良いと思います。曖昧な知識が定着してしまうと、それをもう1度整理して勉強するには時間が掛かりますし、何よりも思考過程の混乱を招きます。この点でLECのテキストはかなりまとまっていました。例えば、床面積の算定方法は、区分所有法・標準管理規約・不動産登記法でどう違うかなどです。
最後は自分です。そして運です。私は、当日実力以上の力が出たと思います。今までの生活の知識をフル活用して推理を働かせたからだと思います。皆さんも自分と運を信じて頑張ってください。