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合格体験記

池田 一雄さん

2006年度合格者 池田 一雄さん(66歳)電設会社顧問

受験の動機

今まで不動産に関係していない生活を送っていましたが、平成15年6月に62才半ばで、会社を定年退職し、時間的余裕が出来たので、9月から自己研鑽のため、取得済宅建に関連のある、管理業務主任者に挑戦することにしました。

早速、9月中旬からA校の速成コースに通学し、模試を3回受験し、かなり高得点で、合格しました。翌平成16年に、管理業務主任者の延長として、マンション管理士に挑戦することにし、春からA校のマンション管理士本科コースで受講を開始しました。しかし、講義が始まるにつれて、民法・区分所有法・管理規約判例などが複走しており、私の様な未経験者が各々の内容・異同を理解・暗記するためには、いろいろな対比表・メモ・フローの必要性を痛感し、それらの作成しながら受講を継続しておりました。

その後、上級コース・演習・公開模試などで一応の成果を収め、魔の本試験に臨みましたが、失敗しました。原因はいろいろありますが、試験問題も相当難しく、時間不足で全問解答まで至りませんでした。

LECとの出会い
  1. 平成16年にA校で受講中に知人の受講生がLECとの重複受講を開始したので、LECのテキストを見たところ、構成の良さ、解り易さ、豊富な対応表などが整備されており、その充実さに愕然とさせられました。
  2. 平成17年になり、前年度の惨敗を跳ね返すべく心機一転、LECの門を叩き、池袋校の資格説明会に参加し、改めて、
    • 合理的なコース編成・カリキュラム
    • 充実した講師層
    • 画期的なテキスト
    • 優れた受講システム(VB・生講義・LTV・乗り入れ制度)
    • 自習室の完備
    • 転校(他の資格取得指導校からLECに移る)者への割引優遇制度の適用
    などに感動し、即座に05完全合格パックコースに申込みました。
平成17年の取組結果と挫折

平成17年は、3月にテキストを受領し、前年のテキストから重要ポイントの転記・自作のサブノート、対比表を揃え、講義・VBの聴講、1000肢特訓、演習を消化し、公開模試も予上位・合格圏と順調に進みましたが、本試験は1点差に泣きました。本試験の失点を分析すると、

  1. 平易な問題で2肢が残り、記憶・知識が曖昧で誤りの肢を選択(数問)
  2. 一度選択した肢を変更し、失点(2問)
  3. 比較点簡単なLECのBランクの設問を落とし、難問をかなり正解している(易しい問題も難しい問題も同じく1点であるのに、難問の為に貴重な時間を使っている)
  4. 設備関係の正解率が低い

などが主な理由でした。

平成16年から2年連続で、直前まで順調に進み、本試験で僅差で泣くのは、記憶力・応用力・速答力などの劣っている高齢で、実務未経験者には相当厳しい試験でした。また、平成15年の主任者の挑戦から3年も経つと、記憶という一つの側面を見ても「覚えたことは、直ぐ忘れる」・「振り返ってみても直ぐ思い出せない」という大きなハンデを負いながら挑戦しなければならない。

更に、宅建は合格点が一定しているが、マンション管理士は合格点が一定していないという事は、出題方法にも問題はないのかという不信感などで、来年は挑戦は断念しようと考えていました。(労多して益少なし。)同じ時間・費用・体力を使うなら、他の資格試験や趣味に廻した方がはるかに有意義であると考えました。しかし、「せっかくここまで来たのだから、もう一歩だ」というLECの講師の方々や周囲の強い励ましもあり、「石の上にも3年」の諺を肝に銘じ、再挑戦することにしました。

私の勉強法

平成18年は、「06マンション管理士完全合格上級コース(VBクラス)」を受講。年々難しくなる本試験に対し、単なる気力・根性では対処できないので、昨年度の失点も念頭におき、LECのシステムを最大限に活用して、原点に返って、基本的知識の再確認と幅広い深い知識の習得に努めることにしました。以下、時系列に、それぞれの時期に行った学習や、学習を行う上で気をつけた点を列挙します。

  1. 事前準備
    1. 平成18年の新テキストに、旧テキストのメモ、講義の補足事項、演習・模試の重要ポイント、過去問の重要解説の要点を転記=要はテキストを見れば要点が大体分かるようにした。
    2. 主要法令などの対比表の作成
      LECの法令集・市販の法令集を基に、区分所有法、民法、管理規約、委託契約書などで異同のあるものについて補足の対比表を作成
    3. コメント集の作成}
      区分所有法、管理規約、委託契約書の条文集にコメントを追加し、サブテキストを作成。
  2. インプット講義(ハイレベル講座)受講期(第1期)
    1. VB受講の活用→生講義受講
      まず、予習を兼ねて、VBを受講し、メモ・ノートを記入。生講義では、メモなどを少なくし、講義に注力する。(注)VBの有る講座・演習などについては、まず、VBで先行学習をする。
    2. 復習の励行(記憶の維持と忘却の防止)
      復習は、生講義受講後一両日中に必ずおこなった。難解・異同の多い項目は、対比表の作成、相互乗入れの再受講、LTVの有効活用などをした。
  3. 「出る順」(分野別本試験問題集)の活用
    春に「出る順」が発行されたので次の様に活用して基本的知識の拡充に努めた。(注)「出る順」の過去問は、出題時に難問でも、出題後は全ての受験生が知っている基本的知識に変わる。
    1. テキストの右余白のメモ欄に「出る順」のページを記入して、テキスト復習のときに過去問に戻った。
      例 マ14-10
      P-XX←「出る順」のページ
    2. 講義と平行して、まず、「出る順」を一回全問解いて、基本的知識の理解度を確認し、その結果を各問題ごとに下記マークを付す。
      ○ 簡単に正解
      △ 正解・不正解で迷った
      × 不正解
    3. 「出る順」を分割し、小冊子化して携帯し、通学車中、受講待ち時間に演習し、その結果に○△×を付す。「出る順」を数回演習し、○印が3つ以上になったら、一応マスターと看して「出る順」の右下を小さくカットし、今後は△×に注力する。

      (注)演習・予想問題集・模試についてもすべてこの○△×方式で演習し、少なくとも3回は実施した。

      ←カット

      この様にして、ハイレベル講座(生講義)の日程に従い学習して、7月末には、テキスト3回、「出る順」3回ぐらいの、学習が終了した。8月からは、ハイレベルの生講義の2巡、LTV(池袋校のみ)がスタートしたので、時間の許す限り受講した。
  4. 実戦力養成講座受講期(第2期)
    6月末からVBを、その1ヶ月後には、生講義を受講。一方で、ハイレベルの生講義、他方で「出る順」の自習、更に実戦力養成講座VBと3つが、同時に進行するので学習もだんだん佳境に入ってきた。実戦力についても演習後に「出る順」と同様に○△×の理解度チェックをしましたが、なかなか、マスター終了の ○3にならない難問も有りました。
  5. パーフェクト演習講座受講期(第3期)
    8月末からVBを9月初めから生講義を受講し、その後のフォローでは、難解と思われる設問は各科目1問位で順調に進んで行きました。
  6. 直前予想問題演習(アウトプット)(第4期)
    1. 8月末になると各校・各社から直前予想問題が発刊されるので3社分(合計500問)を3回演習し、LECのパーフェクトと同じように○△×のマーキングで理解度を記録し、復習の対象としました。(各回5問前後が復習対象となった)これらの演習では、知識の確認・補充と、本試験対策の解答時間の配分とスピードアップに努めた。また、解答方法としては、平成16年の失敗に懲りてから、
      1. 20問以降の設備関係からスタートし、45問まで40分前後で解く。
      2. 次に1問に戻るが、難解の場合は暫定マークをして、次の設問に進み、20問まで50分を目安とする。
      3. 全問を通じて、難解・長文は一度読み、正解が不明の場合は暫定マークをし、次に進む。
      4. 全く分らない問題は、肢3にマークした。
      5. 残った時間で、まずマークシートへの記載を照合する。
      6. 次に、仮マークをした設定に戻る。
      ことなどを答練で習慣づけた。また、不正解は必ずテキストに戻り確認することにした。
    2. 10月末になると、LECの公開模試がスタートし、一応の成果を収め、他校の模擬試験もトップクラスに入ったが、重要なことは、厳選された模擬試験の設定は出題可能性が大なので、不正解は必ずテキストに戻り、超難問以外は、全て習得する様に努めた。
  7. 直前期の過ごし方
    LECの模試が終わると本試験まで約1ヶ月となる。次の点を留意し、総復習を行った。
    1. 年齢を考えて体調維持のため、タイト日程は立てない。
    2. 1週間に1日は休みとし、趣味などに没頭。
    3. LECのテキストを中心に、「出る順」、「模試」などの△×の復習。
  8. 試験当日にかけて
    1. 前日に充分な睡眠を取る。
    2. 当日の昼食は、早めに軽く。
    3. 当日携帯した書籍は、以下の通り
      1. LECの前日重要ポイントチェック講座のテキスト。
      2. TACのポケットテキスト
      3. 建基法・都計法の数値対数表
本試験を終えて

平成18年は、答練・模擬試験の練習した通り、20問からスタートし、全問解答、「?」を付けた設問も見直し、自分では35問位クリアーしたつもりでおり、他に用事があるため、解答速報会は欠席し、帰宅後、インターネットで照合したところ38点で、結果として合格いたしました。VBでは、平柳先生、生講義では、鶴岡先生、神山先生に大変お世話になり、感謝いたしております。

これから受験される方へのメッセージ

マンション管理士は、LECの講師の方々が言われる様に、多くの法令に関する理解力・応用力・暗記力・法令間の異同に関する確実な知識、設備関係の実務・経験的知識などが必要で全くの素人が、一年で取得することは、まぐれはともかく並大抵のことではないと思います。こうした意味で、私は2年掛りで資格取得のプロであるLECの諸先生方の豊富な知識・経験・ノウハウに基づいた適切な指導のもとに勉強されることを、お薦めいたします。また、どのコースを受講されるにしても、VB付きの受講を検討されたら如何でしょうか。

最後に

平成15年9月から資格試験に挑戦しながら、横浜地区の2つの会社の顧問、体力維持のためのスポーツクラブ通い、友人との月2回のゴルフ、持病の治療のための通院と、多忙な日々を送りながら、この試験に合格し、目標達成が出来たことは、LECの講師の皆様方の親切なご指導、LECの受講生・学友の励ましに依るところが大きいと感謝しております。私は、若い頃から、あの札幌農学校のクラーク博士の離任の時の挨拶である、

  • Boys Be Ambitious(大志・大望)
  • Not for Money(金)
  • Not for Fame(名声)
  • Not for Self-Aggrandizment(自己誇張)
  • But for Self-Fulfillment(自己目標完成)

という名言とに感銘を受けてきましたが、これからも、elders be ambitious …以下同じ…をモットーに人生の目標を持ち、一つずつ達成するように頑張って行きたいと思います。「老いて益々壮かん」というよりは、「老兵は消えず」というところですかね…。

※池田一雄さんは、「06マンション管理士完全合格上級コース」「本試験の重要問題を紐解く講座」「マンション管理改正法令ポイント講座」「真夏の実力診断ミニテスト」「試験前日!重要ポイントチェック講座」を受講されました。