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合格体験記
一杉 芳信さん

2005年度合格者 一杉 芳信 (64歳)元建設関係

一杉 芳信さん
動機

これまでは資格試験には全く縁の無い日常生活を送っていました。しかし、定年間近に、それまで勤務していた自動車メーカーから、子会社の建設会社に出向し、建設業界に身を置く事になりました。

最近の建設業は、新築はもとより、マンションリフォームにも力を入れており目を見張る程です。大手商社でも、マンション管理を組織化して新しいビジネスを構築している。私は、仕事で商社のマンション管理担当の部署とリフォームの件で接している頃に、友人からマンション管理士資格試験の話を聞きました。

これは、将来、建築とのからみで管理士の活躍の場は計り知れない。大きな資格になるのでは、と思い、受験を志しました。

LECとの出会い

初めは独学で受験しましたが、管理業務主任者合格が限界でした。マンション管理士受験には、法律の専門用語をはじめ、奥深い知識が必要であり、独学では無理な事が分かりました。

そこで、A校に入学し、再度、受験を目指しました。A校では、年間20回位のテストがありましたが、成績は常に上位でした。その頃、LECの実力診断模擬試験を受験する機会に恵まれ、一位の成績を得る事が出来、自信を持って二度目のマン管本試験に挑戦しました。

しかし、その結果は失敗。基礎知識の不足により、時間内での解答が出来なかった事によるもので、自信を無くしました。その頃、友人から、合格するには、良い師に付く事だと忠告され、A校の先生からも、LECが良いと勧められました。

さっそくLECの問題集を購入し、解いてみたところ、問題の作り方、解答の求め方が目新しく感じられました。それに、テキストのまとめ方が対照表になっていて、時間のロスが少なくて覚え易いと思いました。この様な事が、私のLECへの信頼を不動のものにしました。

私の勉強法

64歳と高年齢ゆえ、難しい事は頭に入りにくい。そこで、講師が、授業で語っていた、「基礎をしっかり勉強する事が大切で、基礎を押さえていれば合格点は取れる」という言葉を信頼し、学習計画を立てました。具体的には、

  1. 基礎を中心に(テキスト10回の読み込み)
  2. 「マンション管理の知識(住宅新報社)」の読み込み
  3. 民法を重点に
  4. 正解した問題でも繰返し解く
  5. 復習する時間間隔の取り方に注意する

以上、五つの項目を柱にして、8月末迄は知識の取得を中心に勉強し、9月〜11月本試験前日迄は演習問題を集中して勉強する計画を立てました。その問題演習ですが、具体的に何をどの位のペースで何回復習したか記しますと、

  1. 出る順宅建ウォーク問(民法):2日/6回
  2. 出る順マンション管理士管理業務主任者分野別本試験問題集:2日/8回
  3. 1,000肢徹底特訓講座:2日/6回
  4. 恒星出版問題集:2日/6回
  5. パーフェクト演習講座:2日/5回
  6. 住宅新報予想問題集(16年、17年):3日/6回
  7. 公開模擬試験(LEC、大原、TAC):3日/6回

以上、となります。これらの中で、特に復習に一番苦労したのは、公開模擬試験でした。それは、各校が公開模擬試験を行うのは11月に入ってからであり、問題の肢一つ一つの解説を理解、熟知するには、本試験の実施日である11月27日までの期間は余りにも短いからです。

そこで、私は、10月末迄に全ての科目は一応終了させ、11月は主に公開模擬試験の復習に時間を充てる様に計画を立てました。この計画の実行により、公開模擬試験を受験するだけで終わることなく、公開模擬試験が伝えようとしている情報を自分の知識として取り入れる事が出来ました。その結果、LECの公開模擬試験で出題されていた区分所有法の一問が本試験に出題され、正解する事が出来ました。

本試験迄の一週間、最後の追い込みの時期は1,000肢徹底特訓講座と公開模擬試験の復習に専念しました。

会場から解答速報会

本試験当日、会場での過ごし方として、気持ちを落ち付ける為にもテキスト類は一切読みませんでした。それよりも、試験の説明が始まる迄、階段の昇り降りを繰返し、試験に挑みました。余談ですが、ある大学での研究結果で、「試験前の階段の昇り降りは、した人としない人では、した人の方が、試験の成績が上回っていた」との報告を聞いたので、これを試してみました。これから受験される方は、試してみてはいかがですか。

会場での過ごし方もいろいろありますが、お陰様で私は非常に落ち付いて受験する事が出来、解答速報会場に平常心で行く事が出来ました。解答の発表が進むごとに正解の数が多くなり、心が躍りました。やがて解答速報会が終わり集計すると、なんと40問正解している。目標が達成された瞬間です。何と表現してよいやら嬉しさが込み上げて来ました。しかし、その瞬間が過ぎると反対に不安がよぎる様になりました。マークシートに転記ミスが無かったか、不安でたまらない。早く合格発表の日が来ないかと祈る毎日でした。

資格の活かし方

受験勉強で区分所有法、民法、建物の維持、修繕計画等を学んで来ましたが、実務上、管理士の仕事としては、建物の維持、修繕に関する助言を求められる場面が多いと私は思うのです。

しかし、管理士の資格を持っているだけでは、この分野についてはきっと何も出来ないと思います。そこで、現役時代の人脈(建設会社、建築士、マンション管理会社、設備)の中に再度、身を投じ、資格を有効に活かせる様に、さらなる知識の取得に、今年一年間は行動したいと思います。

これから受験される皆様へ

今年、受験される高齢者の方は、特に体を大切に。元気でなければ勉強も出来ませんし、そもそも元気でなければ、たとえ資格を取っても活かす事が出来ません。私は、常にその事が頭の隅にありました。体力の維持の大切さは、昨年の合格者もその体験記に書いておりました。

私は、学生時代、陸上競技を10年間していたので、今でも毎日2時間、体を動かしております(ウォーキング5km、ゴルフクラブ素振(250回)、ストレッチング)。お金も掛からず、頭への血の巡りが良くなるかもしれません。私の場合は、日課になっているので苦にはなりません。札幌に転勤した6年間は、毎日真駒内公園の中を走った事が楽しく思われます。今日、勉強出来る体を維持出来たのも、この様な運動を続けた結果だと思っております。

※一杉芳信さんは、「05マンション管理士完全合格パックコース」「出るのはココですヤマ当て講座」「マンション管理士徹底演習特訓講座」「総整理まとめ講座」「設備完全攻略講座」を受講されました。