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宇井 松恵さん |
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<マンション管理士試験と出会ったきっかけ、なぜ目指したか>
7年前に宅建を取得しました。当時、LECの宅建講座を受講して初受験で合格しました。その後、不動産鑑定士の資格に興味を持つようになりました。生涯仕事を続けていく為に、宅建の他にも資格があったほうが良いと考えたからです。
LECの講座説明会などにも参加いたしましたが、宅建よりもかなりレベルが高いことや3次試験まで受けなくてはいけないこと、その後の研修期間が長いことなどから、受けるべきか迷っていたときにこのマンション管理士と管理業務主任者の資格が新しく出来たの知りました。
マンションの管理は、自分自身も区分所有者であり、常日頃から共用部分、専有部分といった権利関係の難しさを実感していたので、知りたい知識でありました。それと試験が初年度ということもあり、不動産鑑定士よりは簡単そうに思えたので、受けてみることにしました。
<勉強した環境、具体的な勉強法>
仕事を持っているため、主に平日の夜や週末にLEC新宿本校の講座を受講しました。
家でも問題集等を中心に、できるだけ毎日1〜2時間程度は勉強するように努めました。
この間は、数日〜週単位で勉強のスケジュールを立てて、きっちり守るようにしました。
そして、講座説明会で平柳講師がおっしゃったことを守るようにしました。
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1. |
電車を待つ時間など、こまぎれの時間を無駄にしない人が合格する。 |
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問題集などを選ぶときは、問題の善し悪しでなく、受験生の多くが解いている問題を押さえておくという視点で。 |
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再受験者は過去の問題文で、どこを間違えたか、自分の弱点を知ること。 |
というような内容だったと思います。まさに目から鱗が落ちる思いでした。どれも特に難しいことを言っているわけではないのに、過去3度の不合格を経験しているにもかかわらず、このどれも自分はできていなかったのだと、深く反省させられました。
そこで、早速、実践することにしました。
具体的には、単語カードに覚えなければならない数字等を書いて持ち歩き、電車の待ち時間など、こまぎれ時間に見るようにしました。建替え円滑化法の権利変換手続きは複雑で覚えにくいので、レポート用紙に手続きの流れを順に書いて持ち歩きました。
また、模擬試験は受験指導校6校分受けました。日程が重なった時は自宅受験にしました。多くの受験生が解いている問題は押さえておくという観点からです。
だいたいが6割強の出来で、合格圏までは今一歩というような判定をいただくことが多く、気落ちすることも多かったですが、自分の弱点を知ることとケアレスミスをしない為の訓練等に役立ったと思います。
問題を解いていく順番についてですが、自分は法学部出身でもないし設備系に詳しいわけでもないので、まず、はじめに「知っているか知らないか」でカタがつく、後半の設備系の問題から解いていくようにしました。次に、民法系の複合問題や計算問題も時間がかかるので飛ばして区分所有法を解いてから最後に民法、計算問題を解いていきました。
つまり後ろのページから解いていって、17ページ位のところで一旦やめて最初のページ戻って解いていき、最後に計算問題を解く。模擬試験で何度も試したこの順番が私にとっては、最も時間がかからず、頭が疲れなくて集中力を持続させるやり方でしたが、前半に難問が集中した今回の本試験では役立ったようです。
<試験対策で困ったこと>
最近の問題は、単純に4肢から正解1つを選ぶという出題方式だけでなく、正解を導くまでに何段階かの思考が必要な問題も出題されています。正確に押さえていないと解けないし、何を聞いているのか理解するまで時間がかかるし、問題文も長いので疲れます。問題文に○×をつけておいて、正誤どちらを選ぶか間違えないようにするというのは、以前からやっていましたが、最近の問題は、○×で片づけられない問われ方も多くなっていると思います。ケアレスミスをどうしてもしてしまうので、いかに防ぐかが常に課題でした。
それから、会計科目が年々難しくなってきていると思います。私は会社で事務職をしているため、会計伝票を起こすことも多く、2年目の問題までは難なく解けていましたが、一昨年頃から、会社で伝票を切っているようなレベルでは解けなくなってきました。会計については過去問より予想問題集、模試中心に学習しましたが今回の本試験では正解できませんでした。正解するためには簿記の知識が必要ではないでしょうか。
<使って役に立った参考書・問題集>
今回の受験では、LECのハイレベル講座をメインに受講しました。講座テキストと法令集と参考書として「マンション管理の知識」を主に使用しました。特に練習問題で間違ったものは必ず法令集で条文を確認しました。LECの長谷工コミュニティーの設備見学会にも参加致しましたが、給水管や通気管その他テキストの文字や絵で見るより大変解りやすく、その後受講した設備戦略講座でも実物を見た後なのでイメージしやすく助かりました。テキストもコンパクトに写真入りで解りやすくまとまっているので大変役立ちました。
問題集はLECの過去問を3回ほど繰り返しました。予想問題集はLECのものの他にも2冊購入しました。模試は他校を含め6校分解きましたが解説テープはLECのものが一番、丁寧でわかりやすかったです。
他校のテープは解説書をただ読むだけだったり、設備になると多くを語らなくなり、ひどいところは「自分は設備の専門じゃないので・・・」という前置きがあったりするのです。そんなこと言うなら、受講料を返しなさいと言いたくなります。もう、この資格も4年目なのですから。
予備校を利用する受験生の多くは、だいたいの講師は法令系が専門で会計や設備は本当のところ専門外なのだろうという理解はしていると思います。ただ、受験生の大半がこの会計や設備が不得意で、一番詳しく解説してほしいところのはずです。私が今回もLECを選んだ理由のひとつは講師の方々がこの「専門外」を言い訳にしない姿勢です。プロである以上当然ですが。
それからインターネットの掲示板の受験生同士で問題集等の情報交換をしているサイトをこまめにチェックして、平柳講師の言われた「多くの受験生が押さえていること」が何かを探し、また実行するように心がけました。
<合格までの道のり>
2001年の第1回目受験時にLECのマンション管理士、管理業務主任者のスタンダード講座を受講しました。管理業務主任者は自己採点49点で合格しましたがマンション管理士は確か33点・・・もちろん不合格です。5問免除者となりましたが、翌年、LECの超短期講座を受講するもまた34点で不合格です。当時のLECでの模擬試験では、平均7割強〜8割以上は取れていて、合格圏という判定も戴いていました。でも、肝心の本試験で2連敗してしまったことで、LECに少し不信感を抱いてしまいました。
翌年、「もう一度、今度は独学でやってみよう。」と思い、「マンション管理の知識」と
市販の問題集で勉強して再々受験に挑むもまたもや34点で不合格です。この年は新しくマンション建替え円滑化法か施行され、また区分所有法が改正された年でありましたが、やはり仕事を持ちながら独学で習得するには難しかったのか正解できませんでした。ただ、改正点さえ押さえられれば合格できるラインにいるのだという確信が持てました。毎度の事ながら、あと4点程で合格できる位置にいるのですから。
4度目の受験に挑もうとした昨年、LEC以外の予備校の資料を取り寄せたり、また体験入学にも行ったりしました。ただ、LECのように超短期講座や設備専門の講座を用意している予備校は調べた限りでは見つけられませんでした。過去3年も勉強している身にとって、初受験する人と同じく基礎から勉強するというのは少々面倒です。
どうしようか悩んでいたら、LECからハイレベル講座の案内を戴きました。「再受験割引が使えるし学校のシステムもよく分かっている。でもまたLECでは合格できないかも。」とも思いましたが、とりあえず説明会に行ってみることにしました。
そこで先にも述べた、平柳講師の目から鱗の話。その場で申し込むことを決めたのです。
ただ、ハイレベル講座のテキストでは基礎的な部分が抜けているため、3年目に独学受験した私は、建替え円滑化法や改正点がよく解りませんでした。スタンダード講座のテキストを売ってもらえないか聞いたところ講座を受講しなければ駄目だとのことでしたので、基本書はハイレベル講座のテキストと、テキストに載ってないことは「マンション管理の知識」を使い、区分所有法その他の条文やマンション標準管理規約は何度も繰り返し読みました。過去4度の受験勉強の中では今回が一番勉強したと思います。
9月に入ってからは友人からの食事や飲み会の誘いも全て断り、勉強優先の環境をつくりました。
聞けば、過去4度の試験では最も今回は難問だったとのこと。自分自身は試験を受けている最中は、言われているほど今回が特に難しいとは感じませんでした。というより、毎回簡単だと思ったことはありませんでしたから。でも、終わってから受験会場の廊下などで「難しかったよね〜」という声は聞きましたが、「まあ、毎度のことだ。」という位に思っていました。ただ、夜になってインターネットでの解答速報が、どの予備校も予定時間をはるかにオーバーしていたこと、やっと解答が載ったと思ったら答えが割れていたといううのはこれまでにあまりなかったことだと記憶しています。その時点での自己採点で35〜37点位でした。前年の合格点が38点でしたから多く見積もっても1点足りないです。「あ〜、また駄目かも。」と思いました。
5回目の受験に備えて、部屋の一角に今回の学習に使用したテキストや問題集を並べて置きました。「明日から気を抜かずに勉強して来年こそ受かろう。」そういう気持ちでした。
試験翌日から、各予備校が合格推定点を下げたり、波乱の時期があって「もしかして合格?」と希望も少し見えました。LECは、31点と予想していましたが、本当にそんなに下がるのか合格発表までは半信半疑でした。合格発表がマンション管理センターのHPに載った時は、うれしい気持ちと4年も勉強したのだから当然だという気持ちが半々でした。
<試験本番の様子>
試験会場には、ノートをたくさん持ち込んで必死に勉強している人がいたり、試験開始前ぎりぎりで来る人がいたりで様々でした。
試験が始まってからは、まわりの様子を見ている余裕はありませんでした。過去4回の試験の中では、最も時間が短く感じました。
<これから受験する方へのアドバイス>
本試験での時間配分には気をつけましょう。民法と区分所有法の複合問題など、法令系は時間がかかるので後回しにした方が良いです。
<この資格の活用>
今現在、区分所有者であり、しかも私の住んでいるマンションは築20年と古くて2年前には外壁や鉄部塗装を含む大規模修繕工事がありましたし、本試験の1週間ほど前にも
給水管の更生工事が行われました。マンション管理士の勉強をしていたので工事の説明会などでは理解が早かったです。
将来は区分所有者の相談にのる仕事をしたいと思っています。そのためにも登録をして
マンション管理士会にも入り、様々な事例も勉強していきたいです。 |
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