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合格体験記

菅原 耕一さん

2004年度合格者 菅原 耕一さん

宅建主任者取得

私は平成13年、試験まで約2月半の勉強で宅建主任者を取得しました。当初、家業が販売業でしたので、不動産に興味はありましたが、せいぜい私や父が所有していたアパート数件の管理等をしていただけで、さほど豊富な経験があったということではありませんでした。試験勉強をするにあたり、初めて学ぶ民法、建築基準法等の量に圧倒されそうになりましたが、この試験は過去問をしっかりマスターするとよいと資格学校の先生に言われました。そこで、試験前、最後の2週間は過去問10年分を解きまくって、合格することができました。

ただ、今から思うと、これは少々問題があったように思います。というのは、確かに試験には合格しましたが、取引主任者の免許が来た頃には、私の頭の中にはほとんどの知識が失われていたからです。

マンション管理士・管理業務主任者試験受験へ

そんな折、その地元の資格学校から、管理業務主任者、マンション管理士試験を受験しませんかとのお話があり、私は平成13年度の両試験の問題を見せて頂いて、これは簡単そうだと思い、よせばいいのに受験を決意しました。そして、翌年平成14年7月下旬からその学校に通学して勉強することにしたのです。

学校で勉強するうちに、一緒に通う生徒さんのNさんと知り合いになりました。少し言い方は悪いですが、Nさんは結構生意気な方で、私は当初彼のことをあまり好きではありませんでした。しかしNさんの話を聞いてみると、宅建、2級建築士、測量士、2級施工管理技士、AFP、消防設備士、管理業務主任者(平成13年に43点合格)等を取得し、マンション管理士は3点足りなかったので頑張って勉強しているのだ、とのことでした。この方は資格コレクターだったのです。最終的には LECで弁護士を取得したいとも言っていました。このNさんという友人の存在で私の勉強意欲にも火がつき、学校でもNさんに負けないように頑張るようになりました。私はこうした環境で勉強をスタートしたのです。

1回目の受験

そうこうしている間に時は流れ、私にとって1回目の試験が行われました。平成14年度は管理業務主任者試験が先に行われたのですが、主任者試験の方は、その日の解答速報等で合格を確信しました。

そして、翌週にはマン管試験が行われました。こちらの方は、問1から難しい問題で、区分所有法と民法の複合問題など、その前の年( 平成13年度 )とは問題に格段の差がありました。そのとき私の通っていた地元の資格学校の教材は、○○新報社さんが書かれた教材だったのですが、内容はテキストというよりは解説書のようなもので、マンション管理士試験に合格するには少々不十分であった感じがしました。結果としては、合格点に3点足りず、不合格となりました。〜残念〜 その一方で、Nさんは43点で合格しました。Nさんが言うには、2級建築士で学んだ知識でかなり解けたとのことでした。

Nさんの話を聞いて、私はこの試験に合格するには、やはりかなりの知識が必要であると痛感しました。また宅建のように十分な過去問もなくある程度は自身で出題される問題を予測しなければいけないかなとも思いました。

2回目の受験

そして迎えた平成15年、私は地元にある学校ではだめだと思い、インターネットで見つけたLECで通信(カセット)講座を受けました。また、それ以外に、Nさんに勧められた消防設備士、消防設備点検資格者も夏までに取得しました。こうしたこともマンション管理士試験に役に立ったように思います。8月頃からマン管のカセットを聞き出して勉強したのですが、自分は2回目の受験だということ、そして5問免除があると油断していたことで、少々荒い学習になっていたように思います。

基本的な学習よりも、市販の質の悪い問題集を解き、皆が知らない事をたくさん知ろうとしてしまいました。その一方で、LECの模試を受けて点数が良かったりしたので油断してしまい、結局過去問も見ない状態でした。その結果、確かに知識そのものは増えたのですが、内容を「理解する」という学習が欠如していたのです。LECの先生も、体系的理解を伴わない過剰な入力は確実な基礎知識を相殺してしまう、と言われておりますが、2回目の私はまさにその様な状態になっていたのです。その意味では、やはり、普段の勉強の段階からきっちりと過去問を分析して、基本的知識を確実にするとともに、どの様な順番で問題を解いていくのか、例えば設備から解くのか、問1から順番にいくのかなど、自分自身にあった戦略を練るべきだったと思います。

結局、迎えた2回目の本試験では、問1から順番に解いてゆき20分〜30分時間を余らせる方法( 早く問題を解き終えて、後で見直すやり方 )をとって受験しましたが、不合格でした。私はこの解き方をその年の本試験で初めて試みたのですが、どうやら私には合っていなかったようです。後でわかったことですが、私の場合、性格的にもまず単純知識だけで解ける問題を解いて(最初の1時間で25〜30問位)、その後余裕を持って考える問題を時間いっぱいで解くという方法が一番合っていました。これから受験される方も、ご自身の実力が一番出せる方法を考えて実行してみて下さい。おそらく2〜3点位は違ってくると思います。

また、私の友人たちには、解らない問題は鉛筆を転がしたりして答えを決める人もいましたが、過去問を分析すると、選択肢1〜4のうちどれが答えになるか(50問)については、12、13、12、13とか13、12、12、13のように、ほぼ均等になるみたいです。これは最後に2〜5問程度答えが解らない時(肢2つにしぼった時)に、選択肢1〜4までの答えの数のバランスを考えて答えを決める方法ですが、時間的に余裕がない時には出来ません。私はこの方法でLEC の模試で2、3問正解しました。ただし、これは邪道です。

結局2回目の試験もだめで、私もすっかり落ち込みました。しかし、友人のNさんに、2回程度ではベテランになれないよ、と言われました。彼は合格するまでにマンション管理士試験は2回、宅建は3回かかったとのことでした。Nさんにそう言われ、そうかベテランになるにはやはり3回以上挑戦が必要なんだと思い、もう一度やってみようかなと思い直しました。

3回目の受験へ…今度こそ!

その後、しばらくはなにもやりませんでしたが、大学の後輩から電話があり、FPをとりませんかと誘われました。まあ、FPも前から欲しいと思っていたので平成16年5月試験を目標にLECで学習しました。そんな中、LECの松田講師から電話があり、マンション管理士試験はいかがでしたか? ときかれたのですが、私が不合格だった旨を伝えますと、再受講者は受講料が半額(※1)になるとのことでしたので、FPが終わったころ私から御連絡いたしますとお話しました。松田講師がわざわざ電話してくれたのだから、ベテランとしてLECでもう一度やるしかないと思いました。

そうして迎えた5月のFP試験はマン管のように、余計なことはせずLECのテキストと過去問、LECの模試、他校の模試だけで受けましたが、1回で合格しました。この合格は自分の学習方法を確認するにはプラスになりました。その後1ヶ月は遊んでいましたが、7月に入り、マン管のこともそろそろ気になり始めました。やはり、3回目となりますと受講料の負担も大変ですし、松田講師をはじめ信頼できる講師がいるLECで頑張ろうと決めました。そして今回はカセットではなく、ビデオでの受講(※2)としました。

今回ビデオにしてよかった点はパワーポイントの使用により講義にインパクトがあったことと、また平柳講師の講義はたいへん解りやすく私には合っていたことです。問題集も良質なものを先生から聞いたり自分で探したりしました。この問題集選びは慎重にやった方がいいと思います。中には本試験とかなり遊離しているものがあるからです。このような問題を解くとかえって点数が下がると思いますし、むしろ、そのような問題を解く時間があるなら学校のテキストを読みながら、暗記もれがないか?その知識に対し正しく解釈しているか ? 等の確認に時間を割いた方が得点に結びつくと思います。そして自分で選択した問題集を2〜3回やってみて思考力を付ける事が大事だと思います。

ただ私も仕事をしながらの受験でしたので、疲れたときは予定どおりにいきませんでした。その意味で、やはり早めに学習を始めることをお勧めします。そうすれば、復習がたくさんできて穴も少なくなるし、間違って覚えている箇所を早めに修正することもできるからです。

学習目標と直前期の過ごし方

今回私は学習方法考えるにあたり、(1) 区分所有法は覚えて、正しく解釈できるようにする、(2) 民法はLECの宅建出る順でやる、(3) 設備はテキスト・問題集で出た所を押さえ、知らない問題がでたらその場で考える(深追いはしない)、ということを目標とすることにしました。そして、気持ち的には高得点を意識すると散漫な学習になるので、合格点を確保することに重点をおくことにしました。また、10月にはLECの長谷工コミュニティ技術研修センター見学会(※3)にも参加しましたが、この見学会は良かったです。いつも質問に答えて頂いた松田講師にも会ってお礼を言うこともでき、センターの講師から貴重なお話も聞け、見学会の内容が試験でも出題され助かりました。そして迎えたLECの模試では1回目43点、2回目41点、3回目39点でしたが、松田講師から「順調に点数が下がっていますね。本試験ではこのリズムでいかないように。」と注意されました。そして、「まあ、気分的に良くなるように管理業務主任者の模試も受けてみては。」と勧められたので、他校の模試を一緒に受けました。これで高得点がでたので、気持ちよく最後の調整ができました。あと本番までは、今まで解いた問題集の復習と松田講師に紹介していただいた新しい問題集をやりました。仕事をしながらの学習をする方は、本試験までの1ヶ月、特に2週間前位の時間の調整が大事です。私は1日しか休みが取れませんでしたが、可能なら3日間位お休みを取れるとかなり有利になると思います。

そして、この時間は知識の再確認にあてるといいと思います。効率重視であれば、理由づけが出来ている問題はやらず、たまたま解けた問題や、出来なかった問題の再確認(必ずテキスト等で確認)でいいと思います。私は、本試験2日前からは、テキストや重要な所を再確認しましたが、少し時間が足りませんでした。

これから受験する皆様へ

これからこの試験を受験する方は区分所有法、管理規約、民法等をより正確に覚えて、出来るだけ理解(事例問題で使えるように)すると点数が伸びると思います。また、仕事をされながらの勉強はきついと思いますが、LECで仲間を作って頑張るのもいいと思います。皆様のご健闘をお祈りします。

※1 再受講生は受講料が半額
LECには受講料割引制度があります。今年度も、LECで過去にマンション管理士・管理業務主任者講座で合計5万円以上お申し込みの方は、受講料が30〜50%割引になります。対象講座等はお問い合わせください。

※2 ビデオでの受講
LECの通信クラスには、カセット教材とビデオ教材があります。通信クラスの詳しい内容につきましては、パンフレットをご参照下さい。

※3 長谷工コミュニティ技術研修センター見学会
長谷工コミュニティ技術研修センターの設備・施設を短時間で見学できる講座。設備完全攻略講座とセットでの受講で、多くの受験生が苦手とする建築・設備の分野も一気に得点源にすることができたと好評を頂きました。

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