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受験情報

平成13年度マンション管理士 試験の分析

科目 法令 会計・管理業務 構造・設備
出題数 38問 3問 9問
出題分野 マンション管理
適正化法
5問 管理組合の決算 1問 建築構造 1問
区分所有法 15問 標準管理委託契約書 1問 各種設備 3問
標準管理規約 4問 管理費の滞納 1問 維持保全 4問
その他法令 14問 大規模修繕 1問

これを見ると、法令系の科目からの出題が76%と圧倒的に多いのがわかります。とくに、区分所有法は、単独で15問出題されています。それに加えて、標準管理規約や管理実務などの問題は、区分所有法の理解と知識が合格への最重要ポイントといえます。そのほか、管理業務主任者試験と対比して特徴といえるのは、例えば区分所有法や民法などの問題では、事例問題(A,B,Cといった登場人物が現れる問題)や判例からの出題が何問かあったことです。これは言い換えれば、単純に条文の文言を丸暗記しただけでは解けない問題があることを意味します。それに対して、会計管理実務からの出題は非常に少ないといえます。会計を除いては、正解率も高めです。今後問題数の配分の変更の可能性がないわけではありませんが、この分野に関しては、基本的な問題を落とさない勉強を心がけることが重要です。

設備形の科目では、管理業務主任者試験では出題がなかった「維持保全・修繕」といったメンテナンス分野からの出題が特徴です。これらと「建替え」に関して、マンション管理士に適切な助言とアドバイスが求められていることがこの背景にあると思われます。

以上をまとめると、マンション管理士試験では、その役割を考えれば当然ですが、マンション管理組合側の立場から必要とされる分野からの出題が中心です。その上で、マンション管理組合に適切な助言やアドバイスをできる能力があるかどうかを試すため、法律系の科目を中心に、管理業務主任者試験と比較して、かなり高度な知識や思考力を要求する問題が含まれています。全体の点数の得点分布から見てみても、基本的な問題も確かにある反面、難問もかなりの割合で含まれていることがわかります。