知識の定着には、テキストを読んで理解する(インプット)だけでは不十分です。読んで理解した知識が本当に自分のものになっているかを確かめることが必要です。そのためには、演習問題を解くこと(アウトプット)が不可欠です。演習問題を解くことで「理解していると勘違いしていた」箇所が実は十分に理解できていなかったことに気が付くからです。また、本試験に必要な知識についても気付かされます。

そして、通関士試験問題はかなりの割合で過去問題が繰り返し出題されています。従って、演習問題も過去問題を取り上げているものが効果的になります。
例えば、以下の平成21年度に出題された肢は平成19年度においても出題されています。
平成21年度関税法等第16問肢1
保税展示場において観覧者が外国貨物である酒類を試飲する行為は、関税法上の輸入とみなされる。
平成19年度関税法等第16問肢1
保税展示場において、観覧者が外国貨物である酒類を試飲する行為が、関税法上の輸入に該当するかどうかを判断させるもの。
この知識は、平成15年度第1問肢e・平成7年度第1問肢4・平成3年度第1問肢4・昭和63年度第8問肢3においても問われています。
過去問題の演習問題で解けなかったものや理解が不十分だったものは、その都度、基本テキストである「パーフェクトテキスト」に戻って復習しましょう。
この学習方法を繰り返すことが、確かな知識の定着にとっての王道になります。この繰り返しは試験直前まで続けましょう。定着しても時間と共に薄れて行ってしまうのが知識だからです。

LECでは、過去問題を扱ったものとして、「10年セレクト過去問」と「パーフェクト演習講座」に使用するテキストの2つをご用意しています。
「10年セレクト過去問」は、本試験問題の中から、繰り返し問われる重要な問題を本試験と同様の出題形式で選りすぐってピックアップしたものです。
特徴
■詳細な分野ごとに問題を掲載しているので、自身の弱点分野が細かく把握できる
■基礎講座で扱えないような細かな知識も身につけることができる
■インプットした知識が本番でどのような形で出題されているのかを確認できる
※「10年セレクト過去問」は、LECの講座内では使用しません。
「パーフェクト演習テキスト」は、本試験問題の中から、繰り返し出題されている重要な肢を精選してピックアップして項目ごとに掲載しています。
特徴
■項目ごとの知識の定着度がより細かく把握できる
■○×形式での記載で、ひとつひとつの知識が確実に定着しているかを確認できる
■肢ごとに出題年度が記載されているので、出題頻度も一目瞭然
※「パーフェクト演習テキスト」は、パーフェクト演習講座で使用するテキストです。パーフェクト演習講座では、決められた時間内に問題を解いて頂き、講師がひとつひとつの肢を細かく解説します。
「通関士合格コース」「通関士スペシャル合格コース」では、インプットとアウトプットの重要性を意識して、インプットとアウトプットの講座をバランスよく組み合わせています。