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実務家インタビュー(巴山ミランさん)

巴山ミランさんに聞いた!2009通関士試験合格体験記

巴山ミランさん
巴山ミランさん

株式会社 コクサイ物流 営業部営業2課
韓国出身。貿易会社勤務後、結婚、1988年来日、伊勢湾海運株式会社の子会社である、株式会社コクサイ物流(外部リンク)へ入社。2009年通関士の資格を取得。

仕事内容を具体的に教えください

営業部で勤務しております。商社またはメーカーから輸出または輸入に関しての相談、見積提出、出荷時のトラックの手配、梱包、輸送手段の選択、通関書類の作成、船積書類の回収・送付、海外関連会社への指示・連絡等を行っております。

仕事の魅力は

私の場合は、通関申告以外に関しては全ての作業において担当者として関わっているので、各案件の一部始終が把握でき、お客様の要求にお応えすべく迅速かつ柔軟な対応が取れる点です。すなわち、言い換えれば、お客様は常に受注に専念され、我々がその他の業務を一手に受け、難しい案件も成し遂げることにあります。 また、自分が関わった貨物が世界の各地で人々に喜ばれ、その地域の経済に貢献していると思うととてもやりがいを感じます。

就職するきっかけを教えてください

きっかけは、「毎日満員電車で通勤し、皆と同じように経済活動に参加したい。」という単純な思いでした。 また、元々海外とのやり取りの多い貿易会社で勤めておりましたし、母国語の韓国語は勿論ですが、来日後取得した英検準1級を活かせる仕事だと思いました。実際は現職で英語の活躍の場は少ないですが、いざ海外へ指示・連絡等を出す時は非常に役立ちます。切れの良い文章、または電話連絡は相手に程よい緊張感を与え、迅速に動いてもらうことに役立ちます。

資格取得のきっかけを教えてください

2008年リーマンショック以降の世界金融危機に拠る景気後退に見舞われ、意に反してではありましたが、時間に余裕が出てきましたので、2009年の春に通関士試験にチャレンジすることにしました。仕事は頑張ってきましたが、自分の更なる能力向上の為にやっていると言えることが特別に思い浮かばない中、この時期に何もしないことは申し訳ない気がしましたし、以前から通関士の勉強に励んでいる人たちを密かに羨望の目で見ていた私にとっては、絶好のタイミングでした。ちょうど親会社の伊勢湾海運本社で、週に1度土曜日に通関士の資格取得のための講座が毎年春から開かれており、近年はLECから講師を招いて行われていました。通常入社2〜3年目の社員が対象ですが、特に制限は無かったのでアラフォーの私でも参加することができました。当初は受講し勉強することだけでも得るものが多いはず、と前向きに考えていましたが、合格という目標は私には高すぎるようにも思えました。

合格までの試験の勉強はどのような感じでしたか?

受講を所望していただけあって、日常生活に2〜3時間の勉強を取り入れる習慣づけはさほど難しくなく、むしろ勉強出来る環境がとても贅沢に思えました。また日に日に増す知識に喜びを感じました。LECの教材は外国人である私でさえも理解できるような分かりやすい内容でした。文字のサイズもほどよく、要点が判りやすく解説されていて、カリキュラムも試験に向けて綿密に計画されていました。先生の声も大きく明瞭でしたし、毎回のミニテストは良い緊張感を与え、仲間同士のほどよい競争心に繋がったと思います。全ての条件がうまくいき、2009年7.8%の低い合格率の中、グループの受講参加者20人中5人合格というすばらしい結果になりました。合否という厳しい現実はさておき、参加者全員にはすばらしい経験になったと思います。

資格を取得して

コンプライアンスが重視されている中、我々通関業者にとってどのような点に注意すれば良いかは、勉強するしかありませんが、そのためにもこの通関士の資格勉強は最適だと思われます。企業にとっても、法令に対する知識の豊富な社員が多い方がより適切な対応を取ることができリスクを回避できると思います。私も以前に比べて、自分の仕事に対してより真剣に向かい、自信とともに安心を感じることができました。通関書類の内容に関してお客様からご質問を受ける際も一資格保持者として、より適切なお答えができるようになったと確信しております。

今後やってみたい仕事は?

通関士の資格を活かすためにはやはり、通関士の仕事もやってみたいです。

これから貿易業界・通関士試験を目指される方へ先輩としてアドバイスを一言

仕事を依頼されるお客様の為、会社、そして自分の為にもこの通関士の勉強はとても役立つと思います。地位、年齢、性別を問わず、この業界に携わっていらっしゃる方、もしくはそれ以外の方でも通関士試験合格を目指される方は、ぜひ通関士試験にチャレンジし、通関士の資格を取得することをお薦めします。

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