公務員とは [採用試験を知る]
教養試験について
教養科目は大きく(1)知能分野、(2)知識分野の2つに分けられます。
(1)知能分野
数的処理、文章理解があります。(2)の知識分野の各科目が「暗記系の科目」であるのに対して、これらの科目は演習を通じて力をつけていく「演習系の科目」です。
1.数的処理は、一般的な問題発見、処理能力をみようとするもので知能検査のようなものです。
民間企業の就職試験でもSPIのような知能問題が出題されていますが、公務員試験の数的処理の方が問題レベルはかなり高くなっています。どの試験種においても出題数がかなり多く、公務員試験において最重要の科目のひとつとなっています。内容としては数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈の4つの分野からなっています。
- 数的推理‥つるかめ算、水槽算、など
- 判断推理‥暗号、対応関係、など
- 空間把握‥図形の展開図、回転させた時の軌跡、など
- 資料解釈‥資料から読み取れる傾向
2.文章理解には、現代文、古文、漢文、英文があります。
現代文は文章に対する「内容把握」「要旨把握」の形式のものがほとんどです。古文、漢文は出題されている職種はごくわずかで出題数も非常に少ないです。英文は長文読解の形式のものがほとんどです。問われ方も大学入試のような細かな文法問題はほとんどなく、これも「内容把握」「要旨把握」の形式のものがほとんどです。
(2)知識分野
社会科学、人文科学、自然科学の3つの分野からなります。高校時代までに誰もが学んだ各科目です。「暗記系の科目」といえます。
- 社会科学‥政治・経済、社会時事
- 人文科学‥日本史、世界史、地理、思想、文学・芸術
- 自然科学‥物理、化学、生物、地学、数学
専門試験について
職種による試験区分(「公務員を知る」→「職種による試験区分」を参照)ごとに出題内容が異なっています。最も一般的な行政職(事務職)では、主に(1)法律系科目、(2)経済系科目、(3)行政系科目の3つの系統の科目が出題されます。
- 法律系科目
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- ほとんどの職種で出題されるもの憲法、民法、行政法
- いくつかの職種で出題されるもの刑法、労働法、商法など
- 経済系科目
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- ほとんどの職種で出題されるもの憲法、民法、行政法
- いくつかの職種で出題されるもの経営学、経済史、経済事情、会計学など
- 行政系科目
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- ほとんどの職種で出題されるもの政治学、行政学
- いくつかの職種で出題されるもの社会学、国際関係、社会政策など
論文試験について
専門記述式試験と区別するために一般(教養)記述式試験ともよばれる。いわゆる作文試験である。課題としては「少子化対策」「地方分権」「市町村合併」といった社会の問題や「公務員になって取り組みたいこと」のような自己の姿勢・心情について述べるものが多い。ほとんどの試験種で課される。
専門記述式試験について
専門試験の出題科目である憲法、民法、経済学、政治学などについての論述試験である。ごく限られた試験種でのみこの専門記述式試験が課されている。
面接試験について
面接試験はほとんどの職種で2次試験で実施され、1次の筆記試験の合格者が対象になっています。近年は「人物重視」という方針がどの職種でも強まっており、この面接の段階での選抜も大変厳しいものになっています。
よくある質問としては「志望動機」「(学生ならば)学生時代に力を入れたこと」「(既卒ならば)企業で働いて学んだこと」「自分の長所・短所」「最近のニュースで気になった話題」などです。
まずは自分のこれまでの経験を振り返り、「なぜ公務員になりたいと思ったのか」「自分にとっての(他の仕事ではなく)公務員の魅力とは何か」といったことを自分の経験から語れるように、「自己分析」をおこないましょう。




