公務員とは [出願から採用まで]
採用までの試験の流れ
出願→1次試験(筆記試験)→1次合格→2次試験(面接試験)→最終合格
受験資格の確認をしましょう
受験先を決めるにあたって第一に考慮しなくてはならないのが受験資格を満たしているかどうかです。受験資格の中でも特に年齢制限は、それぞれの自治体や試験種ごとに異なっていますので、受験先を決定する前に、必ず受験資格の確認をしましょう。
出願の受付期間の確認をしましょう
自分の受ける試験の出願期間を必ず確認しましょう。自治体や国家公務員では通常、前年の試験要綱を参考としてホームページに掲載していますので、これを参考にしましょう。出願期間がその年によって早まることがありますので、受験先を決定したら定期的にホームページはチェックしてください。通常は試験の1ヶ月半から1ヶ月前に願書の受付が締め切られますので、注意が必要です。
1次試験<筆記試験>を受ける
多くの職種で「教養試験」「専門試験」と「作文」※1の3つで1次試験がおこなわれています。教養試験と専門試験の回答形式は、ほとんどの職種でマークシート式・択一式(5肢から選択)になっていますが、専門試験で記述式試験(論文試験)が課されるところもあります。
1作文は専門試験の記述式試験と区別するため「教養記述式試験」とよばれるところもあります。
2専門試験を実施せず、教養試験と作文のみで試験がおこなわれる主な職種は、国立大学法人、郵政公社・総合職、一部の市役所試験警察官、消防官の試験です。
その他
職種によっては「適性試験」「適性検査(性格検査)」が実施されるところもあります。
- 適性試験:(事務適性を測るための)簡単な処理能力のスピード検査
- 適性検査(性格検査):クレペリン検査、Y-G性格検査など
これは民間企業の採用試験でも多くおこなわれているものですが、試験準備はさほど必要ではありません。
2次試験<面接>を受ける
1次試験の合格者を対象に実施されます。かつては公務員試験の面接試験は「必要最小限に、問題のある人物のみ面接試験で落とす」というのが基本でしたが、近年は「人物重視」という傾向がどの職種でも強まっており、どの職種でもこの面接の段階での競争倍率もかなり高くなっています。なお、国家I種・II種には「官庁訪問」という独特の面接・採用のシステムがあります。
官庁訪問
国家II種採用試験の1次試験の合格発表と2次試験の間に存在する受験生と個別官庁の接触の場で、実質的な採用がこの段階で決まります(国家I種は2次試験合格(最終合格)発表後)。具体的には1次試験の合格発表後に、合格者が採用を予定している官庁などを訪問し、面接を受ける、という流れでおこなわれる。
官庁訪問は、厚生労働省・文部科学省などの本省と法務局、地方整備局などの地方支分部局(通称「出先機関」)、税関などの所管機関がそれぞれで独自におこなっています。このため1次試験合格者は色々な省庁、出先機関などを訪問することができます。
なお、官庁訪問が始まった後に人事院による面接試験(2次試験)があり、これに合格しないと「最終合格者」とならないため、官庁からも最終的な採用内定は得られません。なお国家I種では、最終合格発表後に官庁訪問が解禁になるため、官庁訪問し適格と判断されれば採用内定が得られます。




