見事一発合格!
- 浦山 真理 さん
- 2006年度 不動産鑑定士試験合格者
合格まで受講した講座
※2008年向け該当講座はただ今準備中です。
鑑定士を目指した動機
家族が不動産の仕事をしていて、弁護士や公認会計士と並ぶ、強力な資格だと勧められたのがきっかけです。軽い気持ちで、LECの無料講習会を受け、土地の値段を鑑定することができる唯一の資格だと知り、興味を持ちました。金融関係の仕事に就いていたので、経済学と会計学の知識はある程度あり、勉強も比較的取り組みやすいだろうと考えました。LECを選んだのは、他の予備校と比べ、受講料が安かったからです。
1年目は、フルタイムで仕事をしながら、2年目は、結婚したこともあり、仕事を辞め、ほぼ専業の状態で勉強を進めました。1年目は、鑑定理論の暗記が進まず、ビデオ受講だったので、答練もほとんど提出しませんでした。2年目は、自宅で、9時〜12時、13時〜16時で、途中90分間を目安に休憩を挟みつつ、勉強をしましたが、私の集中力が持つのは、1日5時間くらいだったように思います。そして週に2回くらいは、息抜きの日を作っていました。直前期も、特に勉強時間は増やしませんでしたが、1日で複数の科目に触れるよう、細かな時間割を立てて勉強を進めました。
短答式試験攻略法
短答式の勉強に集中したのは、短答試験の2、3週間前からです。それまでは、論文式の勉強を中心として、行政法規の過去問を平行して勉強していました。
行政法規は、過去問を覚えるくらい繰り返し解き、テキストに載っていない細かい知識もテキストに書き込んで、覚えるようにしました。直前期にこれを繰り返し読み返しました。過去問以外の問題は、LECの模試を繰り返し解きました。
鑑定理論は、正直、どうやって対策を立てていいのか分かりませんでした。LECの答練や模試を2、3解き、後は、基準の暗記ができていなかったので、暗記に時間を割きました。結果的には、基準の暗記・正確な理解があってこそ、短答式試験を突破できると思いましたので、これで良かったのだと思います。LECの予想問題がかなり細かく、難しかったので、本試験でいったい何が出るのか、恐怖感がありましたが、蓋を開けてみると、本試験は、基本的な問題に終始していました。
論文式試験攻略法
民法
問題提起・規範定立など、解答を見ないと分からず、苦手科目でした。直前の答練や過去問など、難解な問題は、ほとんど手をつけられませんでした。「こう書け!民法」や答練の基本問題だけ繰り返し解き、授業で重要だと指摘された制度趣旨のみ確実に抑えました。難解な問題ができる人は少数だと思いますので、特に、基本的な問題を忠実に解けるかどうか、が民法の合格・不合格の分かれ目だと思います。
経済学
範囲が非常に広く、本試験では、かなり難関な問題も出されるため、授業で重要だと指摘される部分を中心に勉強をしました。試験委員の対策もあったので、LECの授業や答練を復習しました。
会計学
前年度、今年度共に、受験生にとって点が取りやすい科目であったと思います。これを苦手科目にするのは致命的だと思ったので、直前でも時間を多く割きました。といっても、直前期はやることが多かったので、LECの直近の答練や模試の復習に集中して取り組みました。
鑑定理論
一番の苦手科目でした。LECの模試でも、30点を超えたことは、1回か2回程度で、10点台の時も多くありました。模試等では、「理解しているのは、分かりますが、もう少し基準の精度を上げては?」という論評がよく書かれていました。もう2年間も同じ文章を毎日読んだり、書いたりしているのに、この事態はなんなのだろう、と相当なストレスでした。直前期では、自分には全部覚えるのは不可能に近い、と割り切り、LECの最終答練、模試等に出てきた基準や留意事項のみ、繰り返し覚えることにしました。結局、2年目の本試験まで基準は、あやふやの状態でした。本試験では、正直、鑑定理論は、書くべき基準や留意事項は合っていたと思いますが、記憶の曖昧さが残る表現になっていたと思います。そこがどのくらい減点されるのか…と思っていました。
演習問題は、最初はどう解いていいのか見当もつかない状態でした。しかし、解答のパターンや骨子が重要なことを知り、それを抑えて、忠実に項目立てして解いていけば、ほぼパーフェクトに近い状態まで仕上がると思います。解き方は、パターン化されているので、そのレールに乗ってしまえばスムーズに進められます。そして、直前期では、解答の流れや計算に手が慣れるよう、毎日1題ずつですが、問題を解きました。計算ミスさえしなければ、得点源になると思います。
合格のポイント
本試験1週間前から、体調を崩し、当日も、最悪のコンディションでした。正直、試験場で記述したことや手応えなど、かんばしくありませんでした。この逆境の中、問題を解き切ったことは、事実だと思いますので、私が思う合格のポイントは、どんな状況でも最後まで諦めないこと、だと思います。
そして、山を張る、に近いところがあるかもしれませんが、科目数も多く、範囲が広いこの試験では、勉強のメリハリをつけることが重要であると感じます。私は、どの科目も、直前の答練や模試を集中的に復習することを徹しました。結局、ほとんどの受験生は、専門学校などに通い、そこで行われるカリキュラムをこなしています。対策もどこも似通っていると思います。よって、LECで重要と言っているところは、皆得点でき、答練や模試などであまり出題されていない分野は、手薄になっているはずです。本試験でもそれが当てはまるのであって、多少の穴はあっても、特に不安も感じず、直前の答練や模試を集中的に復習することに徹しました。
本試験後も、再び、鑑定理論の暗記に頭を抱えていたので、合格を知った時は、目を疑いました。2年かかりましたが、1つの目標に向かって走り、達成した喜びは何物にも変えられません。多くの先生方や友人、家族に支えられて、たどり着くことができました。本当にどうもありがとうございました。
