|
|
 |
 |
| 吉藤聡子さん |
| 受験回数 |
: |
1回 |
| 受講講座 |
: |
2007年レギュラーコース |
|
| マイノリティの資格受験 |
 |
|
| 私は大学で理系の学部に在籍し、流されるように院に進学、その後理系就職をしました。仕事に不満はなかったのですが、勤めて2年目、家庭の事情で環境が激変したことで転職を考えるようになりました。人生に強い不安を感じる中で、どんな環境でも生きていける力が欲しいと考えたのが資格取得を目指したきっかけです。数ある資格の中で公認会計士を目指した理由は、第一に会計の知識は今後どこで働くとしても役に立つだろうと考えた事、第二に友人女性が公認会計士として働いていた事、第三に今の生活を捨てるのだから、なるべく挑戦し甲斐のある試験を受けたいと思った事からです。 |
 |
|
| 資格を取ろうと決めたもののリスクの高い試験のために一気に全てを捨てるのは怖かった為、2007年目標公認会計士講座の2年コースを通信で申し込み、昼間は会社で働きながら夜に勉強を始めました。会社の就業時間の関係で通学することが不可能だったため通信にしたのですが、自宅でメリハリをつけて勉強できるという環境は、通学にはない利点だと思います。仕事をしながら、かつ知識ゼロからのスタートだった私の勉強方法で一番効果があったと思うのは、「一気にまとめ直すこと」です。初めて聞く話は時間がたつとすぐ忘れてしまいます。また、一回の講義では大体ある教科の一部分が取り上げられるものですが、その部分部分のつながりを講義の間だけで理解することは難しいです。私はまず前回以前に学習したことを瞬時に思い出すことができませんでした。しかし講義の後にゆっくり前回以前の学習分野を見直しながら今回の学習分野を復習したり、何度も前に戻って覚え直したりする時間もありません。そこである程度まとまった段階で一日かけてまとめ直すことにしたのですが、まとめ直すことで全体の流れやそれぞれの単元の違い、類似点を自分なりに整理する事ができるので効率的に勉強できました。これを繰り返すことで加速度的に理解が進むようになり、忘れにくくなりました。まとめ直す時には「このノート一冊あれば復習完璧!」と思えるように欲張ります。後で見直す時に嫌にならないようにできるだけ簡潔に、関連のある事項はまとめて、うまいこと表とか図にならないか、とテキストやレジュメを並べて読んで考えると、以前曖昧だったところがすっきりしてきたり、疑問点がはっきりしてきたりします。うまくまとまると達成感があるので後で見返したくなるところもポイントです。どの教科もこのやり方を基本に勉強しましたが、簿記だけは並行して毎日問題を解きました。上級期の後半からは簿記は毎日、他の計算科目もなるべく毎日問題を解くようにしていました。計算科目はスピードが大事なので、理解だけでなく慣れも大事だと思います。それから企業法については、短答前に逐条解説の条文を全て音読しました。これも一気にまとめ直すという方法に似ていますが、音として聞くと講義で聞いたことを思い出せるため重要なところや例外的なところを自然と注意して覚えられ、またまとめて読むことで条文の構造(フレーズ?)がつかめてくるため、合っているもの・間違っているものを探す短答の問題が解きやすくなりました。短答対策として特別にしたのはそれくらいで、あとは直前に短答模試・短答ポイントアップ講座の答練を解きなおした他は特別な事はしませんでしたが、短答は8割以上得点できました。小技よりも理解と慣れが重要だと感じました。苦手だったのは監査論です。監査論はまとめ直して大枠をつかむというやり方では点数が伸びないように感じました。監査論だけは細部まで正確に暗記する事が重要だと思い、暗記の為に時間を使いました。苦手科目を克服するには、なぜ苦手なのか、何が足りないのか分析した上で自分に合った勉強法を考える事が必要だと思います。私は通信講座を利用しましたが、通信には自分のペースで勉強を進められることと、周りに影響されないというメリットがあります。私が07目標公認会計士講座を申し込んだのは2005年の夏でしたが、初めは勉強をするという状態に慣れず、また働いている自分への甘えもあったため家に帰ってきても勉強する気が起きず、まともに勉強するようになったのは2006年の年明けからでした。その後勉強を進めて手ごたえ・やる気・自分の年齢と試験の難易度を考えてみたところ3月頃になってやっと前職を捨てる決心がついたので、それからは毎日仕事後に1コマずつ(早く終わった場合は+0.5コマ)講義を聞き、休みの日に一週間分を集中して復習するようにしました。そして6月末に退職してからは秋に上級講座が始まるまでに遅れを取り戻すべく、溜まったDVDを毎日こなしました。私の勉強法が短期集中型だったというのもあって、常に溜まったDVDをまとめて見ている状態でしたが、通信でなければこんなことはできなかったと思います。おそらく私が通学で講義を受けていたら、出だしでぐうたらしてしまって途中から追いつく気力を失っていたのではないかと思います。通信だといつどこから始めてもかまわないので、自分の体調とペースに合わせて自分用カリキュラムを組めるため、マイペースな私には合っていたようです。ちなみに仕事で疲れているためDVDを見ている最中に眠くなる事もよくあったのですが、通信講座だと一時停止して5分だけ全力で寝てよしという自分ルールも使えるため、講義を無駄にすることもなくてすみます(罪悪感も起きません)。ただし通信のメリットも逆に言えば自分のペースを作らないと何も進まない・周りに刺激をくれる人がいないというデメリットにもなり得るので、通信が向いているかどうかは人それぞれだと思います。私は知識ゼロ・社会人からのスタート・通信講座というマイナーな立場から正味一年半弱で合格できました。試験というものの性質上、この結果は運が良かったからだというのももちろん多分にあると思います。しかし孤立無援の立場から一発合格できた一番の要因は、ゴールと現在の状況を常に意識して、今一番何をするのが効果的かを考え、自分の力と自分の選択を信じて動き続けたことだと思っています。ある程度の時間は絶対に必要ですが、時間がたくさんあればそれで何とかなるというものでもないし、最終的にたくさんの知識が求められるのは事実ですが、たくさんの知識を詰め込んでいればどんな問題でも解けるというものでもありません。自分の現在の力量と最終的に得なければならない力の量を謙虚に見積もり、目標とする時までにその差を埋めるためには自分の場合どういう方法をとったらよいかを考えることがまず大事なのだと思います。そして、自分で考えて選択した方法に責任を持って勉強することです受かったら自分の努力の成果、だめだったら自分の力不足であって他の何かのせいではないのだと心から思えるようにすることだと思います。そうすると気合が入ります。それから、色々予備校がありますが、どの予備校でもプロが全力で仕事をしているのだからどこなら安心どこなら合格しやすいという差はないと思います。必要な情報は与えてくれます。大事なのは、環境や講師の先生との相性その他の条件で一番自分に合うと思ったところを決めたら、あとは周りに惑わされずに自分の直感を信じて最後までついていく事だと思います。 |
 |
|
| 自分を信じて自分に期待することで、大きな力が発揮できるものです。迷った時は夢を思い出して、それを決めた自分を信じて、謙虚に努力すれば必ずその思いは報われます。遠く見えた夢も前に進めば近づいてくるので、最初の気持ちを忘れずに頑張ってください。 |
 |
|