|
|
 |
 |
| 三輪温子さん |
| 受験回数 |
: |
4回 |
| 受講講座 |
: |
05ストレートAコース |
|
| 努力の方法 |
 |
|
| 私は企業の内部統制に興味があり、また、資格という条件の元に、男女が対等に活躍できることから公認会計士を目指しました。 |
 |
|
| 私は地方に住んでいて、通学講座を受講することが出来ませんでした。LECは各地にビデオ通学の校舎を有しており、そこに通いながらビデオ講義を受けることが出来るので、LECを選びました。05ストレート合格コースを選択し、公認会計士の学習をスタートさせました。初めて会計の世界に足を踏み入れたので、なにもかもを基本から勉強しなければならない状態でした。また、自分では努力して計算科目の問題集を解き、理論科目を暗記しているつもりでも、答練や模試では点数が伸びませんでした。1日15時間勉強しても05で短答合格することができず、その時は、「努力しても報われないなら受験を諦めようか」と何度も思いました。そんな時、友人や講師の方に相談し、私は努力の方法を間違っていたのではないかと思い至りました。机に向かう時間に比例して成績が伸びるわけではないのだと反省し、努力の方法を変え、合格することができました。私のような回り道をせずに合格していただければと思い、その方法をお伝えします。みなさんの参考になれば幸いです。(1)「集中1時間」。勉強時間の確保は必要です。ですが1日何十時間勉強しても、できるようにならなければ意味がありません。また、長い時間勉強していると、集中力も落ちます。そこで、「集中1時間」を保ちました。例えば企業法の答案構成を2つ暗記する、管理会計の問題を4つ解く、と決めて、時間内に終わるように集中します。5分程度の休憩を入れてまた1時間集中するという方法で勉強しました。非常に疲れますが、だらだらと長時間した時に比べて、内容が頭に強く残ります。1時間勉強しても内容が頭に残っていない時は、無駄な時間を過ごしてしまった、と反省しました。(2)「暗記サイクル」。私は監査論、財務諸表論、企業法、経営学、管理会計と租税法の理論について暗記サイクルを行いました。暗記サイクルとは、覚える→紙に一言(例えば「取締役会と株主総会の相違」「分析的手続きとは」等)だけ質問を書いておく→その日の夜思い出す→3日後に思い出す→1週間後に思い出す→全範囲が一巡したら最初から思い出す、を行うことです。思い出せなかったらその都度テキストなどを見て確認します。最初はこんな量の暗記、出来るわけがないと思っていたのですが、騙されたと思ってやってみると、ほぼ全部、いつどこを聞かれても口をついて出るようになってきました。人間の脳はなんて容量が大きいんだ、と感動したのを覚えています。(3)「まとめるより覚える」。テキストにはコンパクトにまとまっていない部分もあり、自分できれいにまとめたくなります。また、まとめたノートのページが増えていくと勉強している気になります。私もどうすれば良いまとめノートが出来るか試行錯誤し、非常に多くの時間を使った時期がありました。その中で一番良いのではないかと思ったのは、覚えるためのメモ書き程度にとどめておくということです。会計士の学習範囲は膨大なので、きれいにまとめようとすると非常に多くの時間を使ってしまいます。一方、テキストの隅から隅まで暗記するのは無理ですし、テキストのマーカー部分のみを暗記しようとしても飛び飛びでやりにくいものです。そこで、テキストの空いているところ又はノートに、覚えるためのメモ書きを書くのが良いと思います。例えばキーワード3つを並べてその説明を一文ずつ書く、8つのキーワードがあれば、それを図に描いてみる、等です。こうしておくと余計な部分が目に入らないので理解しやすく、また、答練や本試験で書く下書きとしても使えます。(4)「答練の有効利用」。(2)、(3)で暗記しても、実際に書けなければ意味がありませんし、試験には覚えたものがそのまま出題されるわけではないので、応用力も身につけなければいけません。そこで利用できるのが答練です。全く書けなくて捨ててしまう、ある程度出来たので安心する、ではもったいないと思います。理論の採点にたくさんのコメントを書いてもらえるのがLECの良い所なので、それを読むのはもちろんのこと、優秀答案や友人の解答と比べて、なぜその方向に考えが到らなかったか、なぜ一言が抜けてしまったのか考え、次は必ず書けるようにしておきます。(5)「計算科目は最初にできるようにしておく」。計算科目は、一度ある一定点まで解けるようになれば、後のメンテナンスは楽です。一方、試験直前に計算科目に不安要素があると時間をとられて理論科目が苦しくなります。得意だった管理会計や経営学の計算の勉強法は、講義直後に復習とその講義の範囲だった問題集を解きました。入門で時間があった頃なので、それに2時間はかけていました。また、解けない問題は日にちをおいて何度も解きなおし数字を覚えるくらい繰り返しました。入門の節目にあるテストは、満点を取るつもりで勉強しました。さて、勉強方法を変えて半年ほどで実力がつき、成績も上がっていきましたが、最後まで非常に簿記が苦手でした。問題集を解いても答練がとけず、さらに1時間の答練を何度解いても成績が上がりませんでした。私はこれを、頻繁に講師に質問することで克服しました。ここが解らないという内容の質問だけでなく、答練で時間が足りなくなる、論文式で多くが関わる科目が合わない、自分で何がわかっていないのかわからない、といった質問もしました。私はビデオ通学だったので、質問すると言っても、校舎に講師は1人もいませんでした。LECには質問用紙や電話での質問日が設けられているので、どんどん活用した方がいいと思います。また、通信講座には、自分のペースで勉強できるのでストレスが少ない、DVDやCDを倍速で聞ける、答練提出前に自分の答案をコピーする時間があるので、解答と照らし合わせて細かい確認作業が出来るというメリットがあります。しかし、教室で決まった時間に講義を受けることが出来ないので、講義や答練がたまってしまうという欠点もありました。一度たまってしまうと後から挽回するのは非常に難しいですし、講義や答練は全てを受けて初めて、合格できる力がつくように組まれているので、一部を受けないとその範囲が抜け落ちてしまいます。また、通信講座には直前に必死で暗記する友人や試験中見回る試験官がいないので、緊張感ある答練を受けることが難しいことから、毎回本番と思って受ける気持ちが大切だと思います。答練で体調が悪かったり、部屋が暑かったりというハプニングを体験していたので、本試験でハプニングがあっても普段と同じような集中力を発揮できました。 |
 |
|
| 最後に、私は勉強を始めた頃、合格体験記に載っている合格者を、雲の上の人のように感じていました。どんなに大変な努力をして、どんな素晴らしい才能を持っているんだろうと思っていました。ですが、自分が合格してみて感じたのは、地道にカリキュラムをこなして、答練で上位を目指して頑張っていれば、気づけば合格できるレベルに達しているということでした。そして「努力の方法」を変えて一年で短答式試験、論文式試験全科目合格を同時にすることが出来ました。必ず受かるという方法はないと思いますが、自分に合う勉強方法を確立していく過程で、これがヒントになりお役に立てれば幸いです。辛い時期もあると思いますが、明るい未来を信じて頑張ってください。きっと合格できます。 |
 |
|