資格の総合スクール > 公認会計士 > 始めよう!LECで学ぶ公認会計士 > 合格体験記 > 小島史資さん
09上級講座 計算問題集 解答用紙ダウンロード
知ろう!公認会計士の仕事
公認会計士の仕事
公認会計士の試験制度
合格のための学習法
始めよう!LECで学ぶ公認会計士
合格体験記
選ぼう!自分に合うLECの講座
初級者向け講座
中上級向け講座
通信一発合格シリーズ
択一アドヴァンス
論点ブロック
裏技講座
生涯学習修了証の発行
資格説明会(無料)のご案内
無料体験・無料試聴
通学(学校で無料体験)
通信Web・音声ダウンロード(無料体験)
受講中の方はこちら
個別フォローのご案内
メールマガジン登録
お問い合わせ
お申し込み
webスケジュール
教育クレジット1%キャンペーン
LECグループの人材サービス会社プロキャリアに登録!
LEC会計大学院
始めよう!LECで学ぶ公認会計士
合格体験記
No Image
小島史資さん
受験回数 4回
受講講座 04ストレート合格コース
最後まで諦めないで考え抜くことが大事
1. 公認会計士を目指した理由
きっかけは高校2年生のときです。進路を考えるに当たって、公認会計士という仕事の存在を初めて知り、漠然とですが、憧れを抱き始めました。理工学や医学に興味を持つ人もたくさん周囲にはいましたが、社会科学への興味の方が強く、文系を選びました。しかし、恐らく数学に対する興味は割と高かったのでしょうか。そういう意味で、数値を扱い、それをフィルターとして社会経済を見る(と勝手にイメージしていた)、公認会計士という仕事に惹かれたのかもしれません。ただ、当時は公認会計士とは具体的にどういう仕事をする人で、それになるにはどんな勉強をすれば良いのか、ということを調べたりもせず、合格者を輩出している大学への進学だけを考えていました。さらに、大学時代は国際交流や留学に精を出し、当初の目標からは全くズレた生活を過ごしてしまいました。しかし、就職活動を行うときに公認会計士への想いを思い出し、まず、社会人として働いてみて、その時どうしても挑戦したいと思えたら、試験勉強に入ろうと考えました。このため、少しでも業界に関わる仕事が良いのではと、最初の就職先として会計ソフトのメーカに採用してもらい、監査はまったく関係ありませんでしたが、会計業界を財務や税務などの情報サービスという視点から探ってみようという目標を立てました。
2. 私がLECを選んだ理由
働いてみて、魅力的な素晴らしい会計専門家の方々にお会いするうちに、「自分もやはりこの業界に飛び込んでみたい」という思いが強くなりました。そこで、意を決して退職し、2003年の1月から勉強を開始することに決めました。LECを選んだ一番の理由は、途中入校でも他校より比較的フレキシブルに、個人ベースで授業に追いつくことが可能な点でした。また、札幌校は地下鉄直結で通えるという環境にあったことも魅力的でしたし、「会計士挑戦への想い」をエッセーにして提出すると、割引きがついてくるという点も「やる気」を再確認させてもらったという点で良かったと思っています。
3. 私の勉強方法
私は旧試験に挑戦していた時期があるのですが、そこでの入門時の勉強方法も新試験に対応できるものと思います。4回目で受かった私は他の合格者と比べて、色々と失敗もありましたので、そういった反省も含めて以下で考えてみます。
・計算科目
やはり会計士試験は計算科目の攻略が先決だと思います。租税法は一部暗記という要素も強いため一概には言えませんが、簿記と管理会計(計算部分)に関しては、一度計算方法を理解し、練習を積み重ねていくと点数が安定化していきます。踊り場を何回か抜けなければいけないという辛い作業が特に簿記にはありますが、これらの科目は暗記ではないので、上に突き抜けてしまえばあまり点数が下がることはないからです。暗記の比重が少ないということは何を意味するかというと、試験直前になって理論科目の暗記事項に時間を当てる余裕が生まれてくるということが考えられます。このため、私は簿記と管理会計、租税法の計算部分、そして、統計学という計算科目の勉強方法は終始一貫していました。それは、(1)設問を通じてテキストを理解すること。(2)付属の問題集を何回も解いて、色々なパターンに慣れること。(3)予習をして答練に臨むこと、でした。簿記と租税法に関しては、慣れの部分がかなりあると感じていたので、問題集などは何回転もさせましたが、ただ漫然と回すのではなく、前回間違った問題に焦点を絞り込んでやるようにしていました。一方で、管理会計と統計学は、慣れよりも、問題を解決する糸口を見つける作業の方が重要だと考え、同じ問題を何回転もさせるというよりも、じっくり考えるという点を意識しました。例えば、「今日は電卓を叩かないで考えてみよう」というような感じで、最終的な数値や解答表現はできませんが、「どいう手順で解いていくかイメージする」というような勉強も、時々は織り交ぜながらしていました。
・理論科目
来年度からは基準書なども配布されると聞いています。この点で、特に論文式試験に臨むことは、従来の勉強方法に関して不確実な部分も多くあるとは思います。ですから、その部分は割り引いて読んで頂くか、今後の動向を会計士講座の先生やスタッフの方々によく聴いて頂きたいと思います。まず、短答式試験は比較的に暗記の要素は強いと思います。ですから、最終的には試験直前に暗記の時間を設けることは致し方ありません。しかし、よく言われることですが、やはり、最初は「理解」から入るべきだと思います。私はこの点で失敗した点がいくつかあります。特に、財務諸表論と監査論は短答式試験までなら、何とか合格点は比較的早い段階から取れました。これは、「ローラー」といって、間違った問題や個所を何回も何回も見直し、単語や定義などを知識として定着を図るからです。しかし、その後の論文式試験では最初の2年まったく歯が立ちませんでした。例えば、「○○と△△の関係性を、□□の観点から述べよ」という問題は、○△□の定義については私は書くことができましたが、それらをリンクさせて考える習慣を普段それほど意識していなかったのです。こういった問題は当然会社法にもあるでしょう。ですから、「理解」から入るということは大事で、普段の勉強のときから色々な視点でその言葉との関連を調べたり、考えたりしてみるという習慣が必要です。その後に初めて「暗記」という作業が意味を持つのだと思います。これは持っている知識を表現する速度を上げるために必要なものではないでしょうか。このように、(1)テキストの重要論点は理解するまで丁寧に読み、考えること。(2)答練までにはできる限り(3)の作業を終え(最初は時間的に厳しいかもしれませんが、そのときはできる範囲で)、答練までに一度「暗記」すること。# 答練で表現してみること、が大事になってくると思います。ポイントは、「今は理解を意識して勉強する時間」なのか、「暗記に落とし込むための時間」なのかを明確に区別して行うことだと思います。
4. 苦手科目の克服方法
私は比較的に計算科目の方が早いうちに点数が伸び始めましたが、理論科目の方でその分、苦労しました。それが、上記の監査論であり、財務諸表論でした。先にも述べましたが、すべては最初に暗記科目と割り切って勉強してしまったのが、元凶だと思います。今年の論文式試験の財務諸表論の問題にもありましたが、これからの会計士試験は「正誤を判断せよ」というような問題があるときに、そもそも「正誤どちらか」という点は大事ではなく、いかに自分の立場を論理的に説得力を持って答案に表現できるかが相対的に大きく問われてくるのではないでしょうか。また、「会計士試験は実務向きの試験だ」と聞いたこともあります。この点、基準に書かれている文言をそのまま覚えるというような作業よりも、「結論の背景」などをよく読みこんで、「そもそもこの会計処理は問題がないのだろうか」、「実務慣行として出てきたとしても、演繹的に会計理念や概念フレーム・ワークの観点から考えると、どうなるのだろうか」というようなことを考えることの方がより大事なことだと思います。これはなかなか1人で行えることではないので、自分よりちょっと勉強が進んでいる人に聞くなどして、議論を積み重ねることが良いのかもしれません。この2年間は上記のようなことを意識して勉強を積み重ねてきたつもりです。その結果が結びついたのではないかと思っています。
5. これから公認会計士試験合格を目指す方へのアドバイス
とにかく、諦めないで最後まで頑張っていれば必ず結果はついてくると思います。私は4回目で合格しましたが、私より早い回数で合格してきた人たちを見ると、やはり、知力もさることながら、気力や精神力をしっかりと持っていた人が多かったように思います。それは先天的なものもあるでしょうが、やはり「会計士になりたい」という強い想いがあったからに違いありません。ですから、みなさんも自分なりの熱い想いを傾けて試験に臨んでもらえたらと思います。
6. 最後に
試験に合格して、まず感じたのは「自分はいかに多くの人に支えられて、ここまで漕ぎ着けることができたか」ということでした。途中には何回か厳しい局面がありましたが、その都度、激励や慰労をしてもらえたことは恵まれていたと思っています。ですから、この場をお借りしまして、今までお世話になってきました、LEC関係者の皆様はもとより、同じ受験仲間や友人たち、数々の恩師、そして、家族に改めて感謝させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました!