法科大学院&司法試験の出題傾向

択一式

[基本レベル]条文・判例に関する確実な知識が必要
[応用レベル]知識に加え、短時間で解く高度なテクニックが必要
択一式

論文式

[基本レベル]条文を使って自分の考えを答案に書き出すテクニックが必要
[応用レベル]高度な問題分析力、答案構成力、表現力が必要
論文式

法科大学院&司法試験の出題傾向

法科大学院入試において問われる知識の深さと、旧司法試験において問われる知識の深さには違いがあります。法科大学院の入試問題を見ると、全体的に、旧司法試験の出題よりも基本的な論点・知識が問われています。但し、法科大学院は74校ありますので、そのレベルは様々であり、中には旧司法試験のレベルに近いような出題をする大学院もあります。
択一式においては、旧司法試験の科目は憲法・民法・刑法に絞られますが、非常に細かい知識が必要になり、かなり短時間でとかなければならないので高度なテクニックも必要になります。一方、法科大学院入試は上記で見たように6〜7科目で問われることが多く、問われる論点・判例や条文などは基本的なところが多いのですが、科目数が多くて範囲が広い分、すべてをバランスよく対策するのはとても大変です。日弁連法務研究財団の法学既修者試験においても、中央大学の択一式試験においても、各科目が同じ問数で出題されているので、手を抜くことができません。商訴や行政法もしっかり対策しておく必要があります。
一方、論文式においては、旧司法試験の科目が6科目であるのに対し、法科大学院入試もほぼ同じ科目数での出題になります。ただ、旧司法試験の科目においてはかなり発展的な論点や複雑な事例が出題されるのに対し、法科大学院においてはもっと基本的な論点が出題されることが多くなっています。といっても、法科大学院入試は新司法試験を見据えて出題されることもあるので、東京大学のような新司法試験で出題されるような民法と民事訴訟法の融合問題(民事系)など、旧司法試験にないパターンの出題がされる例もあります。
したがって、少なくとも受験予定の法科大学院の択一式・論文式の試験に対応できるような知識をしっかり身につける必要があるといえます。


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