開業ノウハウセミナー講座 生講義終了報告
テーマ『独立開業を成功させよう』
「登録〜開業・営業戦略等」
2/25(土)10:00〜13:00
担当講師:畑光先生
開業するために必要な登録手続の方法から事務所を開設する場合の注意点、さらには行政書士が行える業務全般についてご講義いただきました。
「事務所経営・営業戦略」
2/25(土)14:00〜17:00
担当講師:丸山 学先生
丸山先生は、ホームページ・メールを駆使した事務所経営・顧客獲得のための実践的なノウハウを惜しみなく公開。事務所経営では、「なぜ価格競争に巻き込まれてしまうのか」「請負価格を下げないために何をなすべきか」という点を「差異性」という概念で興味深く解説していました。
「資格活用(ダブルライセンス)法」
3/4(土)10:00〜13:00
担当講師:佐藤 ゆかり先生
「資格活用(Wライセンス)」をテーマに、現在、社会保険労務士と行政書士の2つの資格で開業されている佐藤ゆかり先生が講義を行いました。佐藤先生は、建設業を専門業務としながらそこに社労士の資格を活用。社会保険申請で社労士の資格を生かし、それと同時に顧問契約・コンサルティングも行っております。「顧問契約で事務所経営に必要な経費をまかない、行政書士のスポット業務でボーナスを稼ぐ」とお話しされました。また、行政書士と相性の良い資格を説明しながらも、早い時期に専門業務を身につけ、それからダブルライセンスについて検討する、ことを強調しておられます。講義終了後は、本テーマをご受講された方と、名刺交換を積極的に行われておられました。
テーマ『会社設立と設立手続き』
「新会社法での設立手続き」
3/4(土)14:00〜17:00
担当講師:澤田 尚美先生
「新会社法での会社設立」は、法改正が予定されている中、行政書士にとっては狙い目の業務のひとつです。澤田先生は、法改正により、従来の会社設立と何が変わり、それによって何に注意すべきかを各種資料を提示しながら講義を展開。関心も高く多数の受講生が参加し、熱心に耳を傾けておられました。
講義の中で、「電子申請」の意外な「落とし穴」を指摘され、解説書だけでは分からない実務上の「落とし穴」であるだけにご受講された方にとっては貴重な情報となったことでしょう。澤田先生には、「行政書士の花道」(ダイヤモンド社)という著作もあります。小説仕立てで行政書士の業務の魅力や業務のノウハウが開陳されているので、こちらもご一読されてみてはいかがでしょうか。
「LLP」
3/11(土)10:00〜13:00
担当講師:長江 博仁先生
「LLP」の講義を担当したのは、日本で初めてのLLP「インブルーム」を立ち上げてその運営に携わる長江博仁先生。LLPのメリット・デメリットから設立手続き、さらには士業としての活用までをご講義いただきました。
本講義後は受講生からの名刺交換も多く、長蛇の列が…。
「設立後につなげるコンサルティング」
3/11(土)14:00〜17:00
担当講師:中田 孝成先生
「会社設立後のコンサルティング」は、兵庫会行政書士会 副会長の中田先生。講義テキストと資料編の2冊を用いて、コンサルティング業務にとどまらす、会社設立の手続きからLLP、さらにはNPO法人立ち上げまでご講義いただきました。
中でも「行政手続法」については多くの時間を割いて解説していらっしゃいました。許認可の相手となる「役所」と交渉する際の「武器」となることを自身の例を挙げて強調。受験勉強では一通り学習した「行政手続法」が実務の場面で、有効な武器になることを実感できた講義でした。
「非営利法人」
3/18(土)10:00〜13:00
担当講師:大塚 邦雄先生
大塚先生は、もともと会計事務所勤務やシステムエンジニアなどの経歴があり、会社設立なども手がけています。
「非営利法人(NPO)法人」と「いわゆる会社」との相違やメリット・デメリットなどの基本的事項から申請書類の概要までを先生自身が提出した書類に基づいて講義しました。前回までの「会社設立」「LLP」などの講義と併せて受講するとその内容がより深く理解できるかと思われます。まだ、受講されていない方は、3つの講義の受講をおすすめします。
テーマ『外国人に関する手続き』
「外国人関係(入管関係)」
3/18(土)14:00〜17:00
担当講師:和田 直也先生
「外国人関係(入管関係)」では、ここ数年、若手の行政書士には人気のある業務であることから、若い受講生の姿が目立ちました。
講義では、「ビザ」と「査証」の相違から27の資格とそれに対応した仕事内容までの概略を「書面」に基づいて説明がありました。
外国に旅行することも多い私たちにとっては見慣れているはずのパスポートがどのような意味を持っているのか、街で見かける外国人の方の在留資格は?と改めて考えさせられた講義でした。
「外国人関係(帰化申請関係)」
3/25(土) 14:00〜17:00
担当講師:関根 一弘先生
関根先生による「帰化申請関係」の講義でした。前半部分では帰化申請業務を行う上で必須となる法令の解説がなされ、後半にいわゆる書面の作成について説明がありました。国籍法第5条によれば「引き続き5年以上日本に住所を有すること」とあるものの、年に100日から150日以上の出国していると条件を満たさないなど、「思わぬ落とし穴」の指摘にノートをとりました。
「外国人関係(国際結婚)」
3/25(土)14:00〜17:00
担当講師:川村 節夫先生
「資料集ともなるので、仕事を通じて集めたものを掲載した」というテキストは138頁にも及び、先生が実際に提出された書面が掲載されていて、資料集としても活用できる内容になっています。また、「中国」「韓国」「フィリピン」などのアジアを始めてとして、欧米では「フランス」が取り上げられて国際結婚の手続きについて説明がありました。さらに、「婚姻生活破綻離婚定住から永住のケース」など8つの事例の説明があり、実践的な内容でした。
「外国人関係」は、ここ数年の人気業務のひとつでもあることから全3テーマを用意しましたが、「許認可業務」とは異なり、クライアント一人一人の状況によってそれぞれの対応が求められ定型化し得ないこと、またその分、人と深く関わりあう業務であることを、全3回の講義を通じて痛感させられました。
テーマ『許認可手続』
宅建業
4/1(土)10:00〜13:00
担当講師:塩田 英治先生
「宅建業」は開業されて11年目で円熟の域に達しつつある塩田先生でした。塩田先生は、講義の中で「書式に字を埋めていくことは仕事じゃない。これは誰にでもできることであり、行政書士は法律を解釈した情報を正確に盛り込んでいくことに意義ある」ことを強調していました。そのようなことから、前半の講義では「宅建業法」を懇切丁寧に解説、後半に書式作成ついて講義がありました。
建設業
4/1(土) 14:00〜17:00
担当講師:小林 裕一先生
「建設業」を担当されたのは、小林先生です。小林先生の講義も塩田先生と同様のスタイルで、前半は許認可に必要な法律及び申請をクリアーしていくための細かい条件について説明され、後半の講義で実践編として書類の作成とさらに決算報告書のポイントまでを講義しました。
産業廃棄物
4/8(土)10:00〜13:00
担当講師:高橋 保雅先生
現在、ゴミの収集運搬については、民間への委託が進んでおり、受注が見込まれる業務の一つです。建設業や水道工事などの許認可とあわせて受注していくことが業務のポイントです。家屋の解体・道路の掘削により発生した廃棄物処理のため、産業廃棄物の「収集・運搬」について許可を取ろうとする事務所が多いからです。
風俗営業
4/8(土) 14:00〜17:00
担当講師:谷田 部智敬先生
「風俗営業」は、新規参入が困難な分野と思われがちですが、まだこれからの分野であることが、谷田部先生の講義を受けて分かりました。地域確認・営業所の図面作成などの作業が必須の業務であるだけに、デスクワークとは違った面白さがあるですが、添付ファイルのデータを見て頂ければわかるように、「図面」作成で得手・不得手が別れる仕事であることを痛感しました。
旅行業
4/15(土) 10:00〜13:00
担当講師:塩田 英治先生
「旅行業」の許認可について手がける先生は数少なく、塩田先生が草分け的存在である。講義開講一番、先生からも「この業務を専門分野としている行政書士は少なく、参入がしやすい業務のひとつ。ノウハウを身に着ければ成功は可能」とありました。「旅行業法」は「宅建業法」を雛形にして作られているということでしたが、初めて見る法律も分かるように解説が行われました。
テーマ『身近な法律家としての業務』
「市民法務」分野については、今年度から、契約、遺言・相続、消費者問などを「市民法務分野」として位置付け、全5回で実施します。
市民法務〜総論〜
4/15(土) 14:00〜17:00
担当講師:伊藤 令子先生
第1回目は、伊藤令子先生による「市民法務(1) 総論」。行政書士が関わることのできる「市民法務」の業務とそれを踏まえての「契約書作成」「顧問契約」「協議離婚の合意書の作成上の注意点」などの個別業務の説明がなされました。伊藤先生は、市民法務の基本的な方向は非弁活動との関係も踏まえて「予防法務」にあるとし、争訟性の高い業務であるだけに「撤退する勇気の必要性」を強調するとともに、弁護士との連係の確立が求められていることを強調されました。
市民法務〜相続〜
4/22(土) 10:00〜13:00
担当講師:鎌田 寛二先生
「相続」といば、テレビでもおなじみの鎌田先生の専門分野です。相続人の確定から遺産分割協議書作成の注意点までの全般について講義されました。家族という身近な人々の間で生ずる問題をいかに解決していくのか。実に自分自身の生き方が問われる業務であることを痛感しました。
市民法務〜消費者〜
4/22(土) 14:00〜17:00
担当講師:吉田 安之先生
「消費者問題」を担当されたのは、「消費者問題」とりわけ「クーリングオフ」では草分け的存在である、吉田安之先生。消費者契約法など、この業務を行う上で必要となる法令の概略の説明と事例を踏まえての対処法、さらには「内容証明」などの作成のポイントについて講義がありました。
市民法務全体を通じて、いわゆる許認可業務にはみられない難しさを感ずるともに「街の法律家」の実現がここにあるという感想を持ちました。
知的財産権
4/29(土) 10:00〜13:00
担当講師:福島 信先生
「知的財産」と聞けば、「弁理士」の独占分野と考えてしまい、行政書士には不可能な業務と考えがちですが、先生はそのような誤解を解くところから講義を起こし、「著作権登録」の方法・書面作成上の注意点までを解説しました。また、この業務は、単独の業務として行うのではなく、会社設立、建設業、風俗営業などの「知的財産」が絡んでいる業務の許認可と関連させることがポイントであることを力説していました。
行政書士がかかわる刑事手続き
4/29(土) 14:00〜17:00
担当講師:鈴木 俊行先生
「刑事手続き」は弁護士法72条との関係から、行政書士は一切関与できない分野だと考えてしまいがちです。しかし、事実に関する書面の作成が行政書士の業務であるということを踏まえれば、当然72条との関連で、できる業務について制限はあるものの、行政書士が行える業務もいくつかあります。講義では、争訟性のある事案にいかに関わるのか、また関わってはならないかについての説明のあと、具体的な解説が行われました。
全20回の講義を受けて!
全20回の講義をすべて出席しましたが、いずれの業務も奥が深いこと、また、判断ミスや誤った情報に基づいた処理により多大な損害を与えてしまう危険性があること、さらには判断如何によってはクラインアントの人生を左右しかねないほどの責任の重い仕事であることなどを痛感しました。何を専門分野として業務を行っていくのかについては、まだ決まってはいませんが、今後依頼された業務をこなしていくことで、専門分野を決めていきたいと考えています。
番外編 交流会を実施しました!
4/29(土) 17:30〜
講座参加者と最終講義を担当された鈴木先生と交流会を実施しました。急遽決まった交流会でしたが、多数の方が参加しました。その様子は写真を見てください。今回の「ノウハウ講座」に参加された方の大半は、既に開業されている方、現在開業手続きを進めている方々ですが、今の状況や今後の展望などについて大いに語らっていました。交流会は、今後も継続します!第2回目も既に日程が決まっています。講座に参加された方で、詳しい情報が欲しい方はお問い合わせください。
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