私の受験体験記
鈴木 貴さん

- 合格までにLECで受講した講座
- 2005 免除資格者コース(通学)
2006 免除資格者Cコース(通学) - 受験回数
- 2回
はじめに
この体験記では、私の2年余りの受験勉強について、赤裸々に紹介したいと思います。特に、勉強方法などで悩んだ点を主に取り上げたいと思います。
主なトピック
受験歴
私の受験歴、平成17年度と平成18年度の2回です。それぞれの筆記試験の結果は、次のとおりです。
| 得点 | |
|---|---|
| 択一 | 35.0 |
| 書式 | 33.5 |
| 合計 | 68.5 |
合格71点以上
試験会場のあの独特な雰囲気に呑みこまれた感もありましたが、根本的に基礎力が足りないと痛感しました。
そして2回目の受験に突入するのですが、1回目の「あと2.5点」の壁を2年目でどう越えるかが、2年目の課題でした。その結果、
| 得点 | |
|---|---|
| 択一 | 40.0 |
| 書式 | 27.5 |
| 合計 | 67.5 |
合計67点以上
正直、合格しているとは思っていませんでした。非常にラッキーだったと思います。
合格までの道のり
受験期間は、測量士補も合わせると3年あまりです(うち1年は想定外ですが・・・)。私の仕事は、不動産業界ではなく、まったくの初心者としてスタートしました(三角スケールや関数電卓を初めて触りました)。
試験の2週間前ぐらいまで、毎週末LECに通い続けました。試験は日曜日なので、週末に通学するのは役に立ったと思います。
他校の講座の併用
他校の答練を受験してみようかと考えましたが、私の場合その余力は全くなかったです。2年目も同じでした。LECの教材だけでも膨大のため、それらを繰り返すことに集中しました。ただ、他校の答練も受講して合格している人もたくさんいます。
答練の結果
講師の方々や過去の体験記でも言われていますが、答練の結果として試験結果はイコールではありませんでした。1年目と2年目の私の答練の偏差値をグラフにしてみました。
答練結果推移(偏差値)

おおむねDかE判定でした。成績不振を打開するために、新たに市販の教材や他校の教材に手を出そうか非常に悩みました。私は結局LECの教材のみで、他の教材には手を出しませんでした。それが一般的に正解かどうか分かりません。
1年目の取り組み
受講講座
全体構造編はビデオクラスで、徹底解析編は生講義でした。受験仲間を作ることが目的で通学を選びましたが、新宿で受講した全体構造編では受講生が私一人しかおらず、教室で一人ぽつんとモニタを眺める状況でした。
勉強方法
- 択一の勉強方法
- 択一の問題を解き始めたのは、答練が始まる頃からでした。答練の問題を繰り返し解くことのみをしていました。何度も間違えるポイントは、ノートにまとめました。
- 書式の勉強方法
- 直前期を除き、概ね1日1問を解いていました。使用教材は、LECから配布される問題のみを繰り返し解いていました。解くときは、毎回時間を計って解いています。
1年目の反省点
過去問をほとんど解いていなかった点が、大きなミスだったと思います。なぜなら、過去に問われた論点が本試験に出ていたからです。この至極当たり前の事実にようやく気づかされました。LECの教材で概ねカバーできていると思いますが、過去問は過去問として、十分に解いておく必要があったと思います。よって、LECの教材と過去問をバランスよく消化することが、2年目の課題となりました。
2年目の取り組み
受講講座
2年目は、中上級クラスを受講すべきか悩みましたが、私は初学者クラスを再受講しました。1年間勉強しても、まだまだ基礎知識が定着していないと感じたからです。
2年目の徹底解析編は、理論編をビデオブースで、書式編を生講義で受講しました。特に金子先生の理論編は非常に分かりやすく、1年目の勉強で理解不足の部分を補うことができました。書式編は、1年目に引き続きU先生の講義で、これもまた非常に有意義なものでした。講義というより模擬試験に近い緊張感で毎週受講することができました。ちなみに、U先生に指摘されるまで私は、住所証明書を「往所証明書」と誤記していました。もしこの指摘がなければ、今年も落ちていた可能性が高いです。U先生には感謝しています。
勉強方法
- 択一の勉強方法
- 年明けから過去問集を始めました。答練までに8回繰り返しました。
- 書式の勉強方法
- 過去問集が発売されるまでは、LECの教材を繰り返し行っていました。2年目は家で作図する時間をあまり取れなかったため、ノートにフリーハンドで申請書部分の作成と求積を、土地と建物を1問ずつ毎日(当然サボる日もありました)解きました。
1年目も同じでしたが、同じ登記の目的でも原因日付欄の記載方法が、模範解答例によっては違うケースがよくあり、これには悩まされました。指導する先生や学校で違うみたいです。最終的に齊木先生の一言「高いお金払って受講してんだから、グダグダ言わずに(LEC)信じろ!」で、私はすっきりしてLECの模範解答例を正として勉強しました。
試験当日の心構え
1年目より2年目の方が緊張しました。多くの方が体験するように、私も作図で手が震えていました。なぜならエアコンの噴出し口の前の席だったからです。会場によっては、上着を特参したほうがいいと思います。
おわりに
受験勉強は仕事や家庭とのやりくりでなにかと大変でしたが、「でもやるんだよ!」
(©根本敬)と言い聞かせ突き進んだことが、良い結果を得られた理由と思っています。また、受験校を信じることも重要と思います。勉強を進めていくと隣の芝が青く見えることも多々あり、不安を感じることもありましたが、折角の投資を無駄にしないよう、疑問点は納得のいくまで講師に聞く姿勢で取り組みました。
この体験記が、土地家屋調査士試験の合格を目指している方に、少しでもお役に立てたら本望です。




