土地家屋調査士試験を終えて
三浦 一行さん

- 合格までにLECで受講した講座
- 2006 免除資格者Aコース(通学)
直前論点的中模試(通学) - 受験回数
- 1回
土地家屋調査士を目指した理由
私は大学卒業後、地元の分譲住宅会社の現場監督として勤めていましたが、現場監督という職業が、若いうちはいいのですがこの先40,50代と歳をとっていった時、果たして続けてやっていられるだろうか?また入社4年目には結婚もし、収入の問題もあり先々のことを真剣に考えなくてはいけないと思いはじめ、転職を考えていました。そのような時、妻、そして親の進めもあり独立開業の出来る土地家屋調査士の存在について知ることになったのですが、当時、私はそこまで調査士について関心が無く、話を聞くだけの状態になっていました。それから半年近くたった時、訳あって職を辞め就職活動中であった私に妻は、「職には就かず、一年間勉強して土地家屋調査士の資格を受験してみたら」と言い、私はそのことについてかなり悩みました。結婚もし収入なしでどう生活していけばいいのか、仮に職に就かず受験勉強をしたとしても、合格するのに二、三年はかかるといわれており、そのような状況で、とても怖かったからです。しかし、その後妻、両親の理解、そして周りの方々とも相談し、今しかできないと思い土地家屋調査士試験を受けることを決意しました。
受講した講座についての感想
調査士試験受験を決意した時期が11月の後半であり、独学では絶対に無理だと思っていた私は、至急インターネット等で資格学校の検索、既にほとんどの学校が基本講座のカリキュラムがスタートしていてどうしようか迷っていた時、今年度の最後の無料講習会がちょうどLECで行われるのを知り至急その講習会に参加しLECでの受講講座を知りました。他の学校は途中入学可能とは書いてありましたが、はっきりとした内容が解からなく、LECならぎりぎりで12月の講座に間に合うようだったのでそちらを受けることを決意しました。
講義の内容
授業の形式は全てビデオでありましたが、ビデオの内容は実際に講師の方が教壇に立って生徒に対し講義を行っているので、講師の方も生徒の様子をうかがいながら進めていくという面で一方的に進めていくのではなく安心して聞くことができました。ただし、回が進むにつれて内容も複雑になっていき、今までの内容が理解出来ていないとこの先全く理解できなくなってしまうと思い、その週に学習したことは次までに必ず復習をするよう心がけ、アルバイトをしながら一日平均3時間程勉強しました。
初級講座である全体構造編、及び徹底解析編がある程度終わり、自分ではそれなりに学習してきたつもりでしたが、3回にわたる実践演習で全くといっていいほど問題が解けない自分の力の無さをその時初めて痛感し、それが5月の終わり頃だということもありとても焦りました。そんな時、たまたま直接講師の先生と話す機会があり、自分の今の状況、そしてどうしたら点が取れるようになるのかたずねてみると、「過去に出題されたものでも比較的容易に解けるものがあるから、まずは過去問を解いてみなさい」と言われ、その足でLECの過去問題集を買いました。また、「間違えた箇所についてはLECのテキスト、法令集を使い間違えたままにしておかないこと」とも言われ、それ以降その方法を実践していきました。
択一、書式の学習法
直前ファイナル答練では、実践さながらの状況で練習ができ、試験の時間配分についても勉強しました。この試験は2時間半という時間内に、択一20問、書式が土地、建物、計2問をこなさなければならず、時間配分は必ず考えて解かなければ合格につながらないと実践演習の時に感じていたからです。私は土地の書式がやはり一番時間がかかっていたので、まずは択一をやり、ついで建物、最後に土地の書式の順で常に解き、なるべく土地に一時間以上はかけられるような時間配分を心がけました。とはいっても答練の問題も自分のなかでは簡単ではなかったので、時間内に全部解けたのは2回程、結果も伸び悩みC、D判定が多く、この時期は最後の調整の時期でもあるのですごく焦りました。しかし、最後の講義の時、ビデオで講師の方が「資格試験は勉強した者だけが勝つ、絶対にあきらめるな」と言われその言葉を信じ、そして新たなものに手を出すのではなくとにかく今までやってきた答練の問題、そして過去問を本試験まで繰り返しひたすら行いました。私が実践したのは、択一に関しては、とにかく早く解くこと、時間を計り20問を30分以内で解くことを目標に練習しました。土地の書式は同じ問題を4回以上は解き、建物に関しては、できるものはいいのですが、苦手分野はひたすら申請書のみを書いたりしました。そして、何を解くにしても時間を計ることは忘れずに行いました。そして望んだ試験当日、緊張しほとんど寝ることができませんでしたが、なぜか気持ちはすっきりしていて絶対自分の力を出し切ってみせるという思いでいっぱいでした。朝食はをしっかりととり体調万全で家を出て、そして「自分はできる」と何度も言い聞かせ試験に挑み、見事一回で、しかも今までの自己最高得点で合格することができました。
これから土地家屋調査士試験を受験される方へのアドバイス
合格が決まり今までのことを色々振り返り勝因はなんだったのかと思い返すと、LEC講師の方々が言われるように、過去問からはなれた勉強は絶対しなかったこと。過去に出題された問題は類似的なものも含め必ず出てくるので過去問で出題された問題は必ず解けるようにしました。そして間違えた問題、不安な問題については法令集を引いたこと。条文そのままが出題されていることもあるので、最初は面倒くさいですが慣れるとそれ程時間もかからなくなり、とにかく癖をつけることを心がけました。又書式については、今までやってきた問題をひたすら解いたことです。LECの書式の問題はよく考えられていて本試験に近いものも何度かあり、特に直前論点的中模試では、実際私が受験した本試験問題と出題内容が類似しており驚いた程です。ですのでLECの書式を何度も解くことで書式は十分だと思いました。また、勉強仲間をつくることも非常に重要だと思いました。自分が初受験者であったのもあり、受験経験のある方々の話はとても良いアドバイスとなり効率よく覚えることもできました。そしてなによりも、自分が勉強できる環境にあったということです。妻や両親、そしてアルバイト先の調査士の先生他、皆の理解があったからこそなしえたことだと思っています。
最後にこれから調査士を目指す方々へ、LEC講師の方々の言われることを素直に受け入れその通りに進めて行き、そして自分自身に負けず、絶対受かるんだという強い信念を最後までもち続け頑張れば、自信がつき必ず結果はついてきます。強い気持ちをもって頑張ってください。




