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2013年度合格
間中 啓之さんの合格体験記

合格者

間中 啓之 さん

受験回数 1回 一発合格
受講クラス 2013年目標 免除資格者Bコース 通信受講

土地家屋調査士の受験を決めた動機

私は、以前、土地家屋調査士が併設されている司法書士事務所に勤務していました。不動産登記専門の司法書士事務所であったため、土地家屋調査士が表示の登記、私が権利の登記という具合で連携して業務を行っておりました。その時に、土地家屋調査士の仕事に興味を持つようになり、土地家屋調査士の業務を覚えれば、自分の司法書士の仕事にもかなり役に立つのではないかと考えました。

そして、司法書士試験にも合格したので、自分のキャリアアップのため、本腰を入れて勉強しようと考えました。

LECを選んだ決め手

私がLECを選んだ決め手は、自分が司法書士を勉強していたときにLECの講座でお世話になったからです。LECはテキストや過去問の解説などかなり充実しています。そして、私は生講義の講座ではなく、DVDの通信講座を選びました。生講義も受けたかったのですが、仕事の都合上受講できないときもあったからです。また、通信講座はいつでも自分のペースで勉強ができるメリットもありました。

学習プラン

私は、土地家屋調査士の前に測量士補も持っていなかったため、土地家屋調査士と並行して測量士補の勉強もしなければなりませんでした。そのためかなりハードなスケジュールになるので、勉強時間の確保に努めました。

まず、通勤時間が職場まで1時間かかるので、移動時間に土地家屋調査士及び測量士補のテキスト読み込み、そしてその過去問を解くことにしました。就業時間の1時間前には職場の近くのカフェでLECの自習用教材の計算特訓本を1時間勉強してから出勤し、仕事終わりには自宅へ帰ってDVD講義を見たり、書式の問題を解いたりするという生活を1年続けることに決めました。私は、「一日5時間」勉強時間を確保することが絶対条件だなと思ったので、かなり睡眠時間が削られましたが、測量士補と土地家屋調査士の双方の資格を取るためには仕方のないことだと覚悟しました。

学習プランとその実践

まず初めに初心者講座の「初めての土地家屋調査士講座」で数学、電卓の使い方、図面の書き方を学び、全体構造書式編の講義を聞いて何回も書式の問題を復習しました。その後は、徹底解析理論編及び徹底解析書式編でLEC担当講師の山崎先生の講義を受けることになりました。山崎先生は、不動産登記や土地の座標値の計算をわかりやすく丁寧に教えてくださり、メリハリのある講義をしてくださったので、仕事終わりにDVDを聞いていた私でも集中して聴くことができました。また、山崎先生が授業中に言ったことは必ずやりました。なぜなら、山崎先生は合格する方法を私たちに伝授してくださっているので、それを実行することが当たり前だと思ったからです。まず、書式の復習ノートを作り、書式で間違った問題や講義で説明を受けた大事な箇所をまとめました。これが直前期に役に立ったと思います。間違える箇所は大体同じで何回も間違えることがあります。わざわざテキストを開かなくても復習ノートに書いてあるので、時間短縮に役に立ちました。そして、山崎先生が講義の中で「毎日土地建物1問ずつ書式の問題を解いてください」とおっしゃったので、仕事で勉強できない日を除いて、必ず書式を解くようにしました。

勉強を開始して初めての挫折

私は、以前司法書士の勉強をしていたので、民法と不動産登記法には自信があったのですが、一番苦戦をしたのはやはり書式でした。仕事上、地積測量図や建物図面などの図面は見たことがありましたが、実際に土地の座標値を計算して図面を引くという作業はしたことがなかったからです。また、高校を卒業してかなり時間がたっていたため、数学は全くと言っていいぐらい覚えていませんでした。そこで、「初めての数学講座」を何回も復習しました。また、前述した計算特訓本を毎朝解いていたため、過去問レベルの計算はできるようになり自信がつきました。「初めての数学講座」と計算特訓本は測量士補にもかなり役に立つ教材だと思います。

測量士補の勉強

1月いっぱいで土地家屋調査士の講義DVDをすべて見終わることができたので、測量士補の勉強は、年明け2月から始めました。講師の島村先生は測量の知識がない私にも解りやすく講義してくださったので大変助かりました。測量士補の試験は、LECのスピード合格講座のテキストと過去問を徹底的にやり込めば合格できると思います。それ以上他の教材に手を広げるのは危険です。土地家屋調査士の試験に突破することが大事なので測量士補は、20点ぐらいを目標に勉強してください。

ファイナル答練及び直前期の過ごし方

直前期になり、通信講座だった私は、より実践的なことを考えて、答練は会場受験で申し込みました。実際、ファイナル答練を受けてみて自分の実力に愕然としました。択一は何とかなったのですが、書式がまだまだでした。そこで、自分が合格するために何が必要かを考えてみました。書式は土地を満点取ろうと考えては「ダメ」で、建物を満点取る勉強方法が「必要」だなと感じました。実際、答練を受けていて建物はそれ程悪くなかったので、建物の失点を最小限度で押さえて、土地は必要最低限書式の足切りに引っかかる程度の点数を取る対策を立てることが必要だと感じました。そうしなくては土地家屋調査士に一発で合格することは無理だと思います。自分には勉強時間が限られているため、書式の土地の点数を上げることより建物の点数を上げることのほうが楽だと思ったからです。また、山崎先生から、「直前期は勉強できる時間も限られるため、自分の持っている徹底解析書式編の問題を最低でも2・3回は復習してください」と言われたので、先生の言われた通り復習しました。実際これをやってよかったと思います。なぜなら、何回も復習した問題でもいざやってみるとちょこちょこ間違えることがあるからです。私は、このようなケアレスミスをなくすよう努めました。過去にやった問題だということで集中力は散漫になっていることもあります。こういうケアレスミスをなくす練習も必要と感じました。とにかく直前期は、択一の過去問や書式の問題を解きまくるのが必要と思います。

本試験当日・試験直後

本試験当日は、初めての土地家屋調査士の試験ということもあってかなり緊張していました。自分の力が上手く発揮できなければ今年の自分の努力が無駄になるからです。かなりの緊張の中、本試験会場に向かいました。私は、徹底解析理論編のテキストを全て持ち込みました。行きの電車の中で自分の苦手な所を確認して試験会場に向かいました。試験会場に着くと、意外にもLECの答練会場で見かけた方が何人かいらっしゃいましたが、さすがに本試験当日のため話しかける雰囲気ではありませんでした。この場に来たら周りは全てライバルと考えなければなりません。

試験は、択一・建物の書式・土地の書式の順番で解くことにしています。択一を25分ほどで終えて、次に建物の書式に取り掛かりました。建物の書式が意外にも結構ボリュームがあり、試験当日の緊張も相まって書式を書き終えるのに1時間10分かかってしまいました。そして、私は、建物の図面で重大なミスをしてしまいました。

建物図面の建物の位置を三角スケールで測ったとき、少しずれていたのです。やはり緊張のせいかミスを犯してしまいました。書式を解き始めてかなり時間がたっていたので、図面を引きなおすか否か迷いましたが、その時LEC講師の山崎先生の言葉を思い出しました。

山崎先生が、「試験当日は、わからない問題や書式で間違えた問題があってもとにかく前に進んでください。書式の図面は必ず描ききってください。」とおっしゃたことを思い出し私は、建物図面はあきらめて土地の書式を解き始めました。その時、今年の本試験をあきらめたわけではありませんでしたが、とりあえず土地の書式は解ききろうと思ったことで、急にリラックスでき、思った以上に土地の書式を解くことができました。これが私にとって良かったのかもしれません。やはり、本試験当日は、思った以上に緊張するものです。必ずどこかでミスが生じます。しかし、あきらめずに問題を解ききるということが必要だと感じました。

試験後、その日の解答速報で自己採点した結果が択一は8割、書式は何とも言えない感じでした。私は、択一で高得点を取って、書式は足切り点ギリギリで逃げ切り合格を狙っていました。実際、書式の点数は6割取れているか否かそんな感じでした。合格発表までかなりしんどい状態でした。

合格発表当日は、とても緊張しましたが、自分の受験番号を発見したときはたとえようのない嬉しさが湧き出てきました。法務省から送られてきた自分の成績表に書いてある書式の点数も思ったより悪くなく、7割できていたので、山崎先生のあのお言葉がなければ取り返しのつかないことになっていたのだなと感じました。

最後に

これから土地家屋調査士試験を受験される皆様にお伝えしたいは、己を信じて頑張ってほしいということです。そして、講師の言うことは必ず実践してください。それを実践することが短期合格の秘訣だと思います。LECでは合格に必要な情報や受験のテクニックを余すことなく教えてくれます。それをいかに自分のものとするかということが必要です。そして、時間を有効活用して、勉強に励んでください。それが、今回の受験を通して実感した私の一発合格の秘訣だと思います。

一週間の学習スケジュール

一週間の学習スケジュールは、以下の通りです。特に変わったことは行っておりません。
日曜日は完全オフにしました。直前期は、2か月前から日曜日も隔週で勉強しました。

月曜から金曜まで

5時30分 起床。
6時〜7時 通勤時間。移動時間中にテキストや過去問を解く。
7時〜8時 職場近くのカフェで朝食を取り、計算特訓本を解く。
8時〜18時 仕事
18時〜20時まで 帰宅までの移動時間。移動時間中は、テキストや過去問を解く。
そして、晩御飯。
20時〜23時まで 書式の問題を解くか、自宅でDVD講義を見る。
23時30分 就寝

土曜

10時 起床
11時〜17時 過去問・書式を解く。
18時〜21時 DVD講義を見る。
21時〜 完全オフ。

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