試験要綱
土地家屋調査士になるには
土地家屋調査士試験は筆記試験と口述試験(筆記の合格者が対象です)に分けることができます。口述試験についてほとんどの方は合格するので,学習の重点は筆記試験となります。
筆記試験は「午前の部」と「午後の部」に分けることができます。測量士,測量士補,一級・二級建築士の免除資格をお持ちであれば,「午後の部」の試験が免除されるので,学習の重点は「午前の部」対策といえます。特に,測量士補資格を取得するほうが「午後の部」試験で合格点をとるよりも容易であるため,9割以上の受験生は免除資格を取得したうえで調査士試験を受験します。
「午前の部」の試験は択一(20問)と書式(2問)を2時間30分という時間内に解答する試験です。講座ではこの「午前の部」の合格のために学習していくことになります。
土地家屋調査士試験案内
| 受験資格 | 制限なし(どなたでも受験できます) | ||||
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| 試験科目 |
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| 願書配布・受付 | 例年5月下旬〜6月中旬 各都道府県(地方)法務局で配布・受付 | ||||
| 試験日 |
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| 受験地 | 全国9箇所(東京,大阪,名古屋,広島,福岡,那覇,仙台,札幌及び高松) | ||||
| 合格発表 |
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| 受験料 | 7,200円(平成18年度) | ||||
| 出題科目の特徴 | 午前の部試験では「不動産登記法」を中心とする法律知識を問う問題が、午後の部試験では測量知識を問う問題が出題されます。いずれの試験も多肢択一式の問題と記述式の問題から構成され、記述式の問題では、電卓や定規を用い、土地・建物の形状を作図したり、面積の計算を行います。 合格ライン(平成18年度) 午前の部67.0点以上/午後の部発表なし(各100点満点中) |
試験傾向と対策
土地家屋調査士試験は不動産登記法を中心に、出題範囲は狭いものの確実な知識が要求される試験であり、合格は僅差で決まる傾向があります。本試験を突破するためにはまず、20問出題される択一問題で一定以上の正解を得なければ足切りとなり、書式問題は採点されません。対策の要点としては
- 択一は7割以上の得点を目標に学習をすすめる。
- 書式は早く、確実に解答するために日々の学習を欠かさないことが重要です。
最新試験動向
1.択一問題の出題動向
不動産登記法を中心とした出題科目については大きな変化はみられません。しかし,平成16年度より3問出題がされている民法については,論点の拡大及び判例を根拠とする出題がなされ,難化傾向が続いています。また,出題の中心となる不動産登記法も平成16年に大幅な改正がなされ,改正点からの出題が増加しており,さらには,平成17年の改正により,筆界特定制度が新設されたため,今後の出題が予想されます。
2.書式問題の出題動向
近年の書式問題は測量知識を問うもの,与えられた事例から法律的判断力を要求されるもの,また,法律知識を文章で表現する記述式問題の出題がなされており,年々難化傾向にあります。さらには,平成18年度においては,それまで出題がされていなかった論点から初めて出題がなされました。今後もさらに難化傾向・論点拡大は続いていくものと予想されます。
LECの対策
1.改正対応はもちろん,民法対策を強化したテキストと講義
民法の出題範囲が拡大したことに対応し,徹底解析編における民法の講義時間を増やすとともにベーシックテキスト民法のページ数を増加し,民法対策を強化しました。もちろん,不動産登記法の改正については完全対応しておりますので,安心して受講できます。
2.出題傾向を踏まえつつ論点を網羅した書式問題
「インプット完成講座」では,最近の出題傾向を踏まえつつもあらゆる論点についての書式問題を取り上げているので,書式の論点の穴を無くす学習ができます。その実績として,平成18年度本試験に出題された論点は,講座内の書式問題として取り上げていた論点でした(06インプット完成講座 徹底解析編書式第7回・第15回)。
平成18年度土地家屋調査士試験自己採点結果(LEC出身合格者アンケート調べ)
平成18年度土地家屋調査士試験合格者データ (LEC出身合格者アンケート調べ)
土地家屋調査士出願者数と合格者数(率)の推移
択一学習のポイント
概要把握から詳細へ学習を進める
調査士試験に必要とされる、不動産の「表示に関する登記」に関する知識は、範囲こそ狭いものの、深さが要求されます。そのため、細部から学習に入ると大枠を見失う危険があります。
苦手分野を作らない
択一問題において「苦手」とする分野を作ってしまうと、試験上、極めて不利となります。また、他の受講生が正解できる問題を「苦手」として落としてしまうと合格可能性は極めて少なくなります。
過去問の論点から離れない
例年、択一問題の多くが過去に出題された問題に関する論点から出題されています。短期合格を目指すためには、過去問演習とともに、過去問の論点を完璧にマスターするようにしましょう。
書式学習のポイント
書式問題は、理論や知識の習得はもちろんのこと、限られた試験時間の中で、正確かつ迅速に申請書や図面等を作成するための技術も要求されます。そのための学習のポイントとして―
学習の最初から、1日に必ず1問は答案を作成する
毎日の積み重ねにより、申請書や図面作成能力の向上を図り、同時に所要時間の短縮を目指します。但し、速さだけでなく正確さも不可欠です。
基礎となる知識をしっかり身につける
書式問題は択一問題と異なり、過去問がほぼそのままの形で出題されたり、多少知識があいまいでも他の選択肢から正解を導けるということはありません。応用できる力が不可欠となります。そのため、基礎となる知識をしっかり身につける必要があります。
良問を数多く解くことで、読解力と判断力を身につける
近年の本試験において、書式問題の問題文の記述が年々増加する傾向にあります。それを突破するためには、良問を数多く解いて、読解力と判断力に磨きをかけねばなりません。