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2013年度合格
青木 勇人さんの合格体験記

合格者

青木 勇人 さん

受験回数 2回
受講クラス 2013年目標 答練フルパック 会場受験
2012年目標 10ヵ月合格Bコース(現:ストレート合格Bコース)通信受講

土地家屋調査士を目指した動機

私は、司法書士及び土地家屋調査士を兼業している事務所で補助者をしながら司法書士試験の受験勉強をしていました。何度も受験しましたが、なんとか司法書士試験に合格することが出来ました。私の働いている事務所の所長及び先輩は、司法書士及び土地家屋調査士の資格を両方持っているため、自分も所長や先輩のように2つの資格で仕事をしたいと考えました。そして、事務所の所長や先輩のアドバイスもあり土地家屋調査士を目指す事にしました。

LECでの受講を選んだ理由

土地家屋調査士試験の勉強をするのに、独学で勉強することはあまり考えませんでした。受験勉強を始めた当初は、関数電卓の使い方や三角定規の使い方すら分からない状態でしたので、効率よく学習するにはどこかの予備校で講座を受講する方が良いと考えたからです。そこで、いくつかの予備校を調べたところ、LECに司法書士試験合格者を対象にした講座があったためLECの講座を受講することにしました。当該講座は、司法書士試験で学習した民法は省略されており、書式については基礎から学べるため自分には合っていると感じました。

1年目の学習方法

LECの講座を通信で受講していたので、その講座にあわせて学習を進めていました。書式問題を解いてその後に講師による講義を受けるという内容でしたが、時間がない時などは、問題だけを解き次の日に講義を受けたりしていました。ただし、時間があまりない時でも少しでも学習をするようにはしていました。書式問題を解いたり講義を聴いたり出来ないときなどは、座標を計算する問題集(計算特訓本)を何問か解いていました。この問題集は座標値を計算するだけなので、1問につき数分程度で解けるので気分転換にもなって良かったです。また、座標の計算が苦手だったので、この問題集を繰り返し解くことにより力がつきました。

1年目の2月位からは、測量士補の試験勉強に専念しました。とにかく、測量士補の試験には必ず合格しなければいけないという思いがあったため、ある程度測量士補の試験勉強に専念した方が良いと考えたためです。

測量士補の試験が終了してから土地家屋調査士試験の勉強を再開しました。この頃から答練が始まりました。答練については、LEC本校で受講しました。自宅で受講するより緊張感をもって受講できると考えたからです。1年目の答練については、書式の点数が伸びず、なかなか思ったような点数がとれませんでした。問題は①択一②建物書式③土地書式の順番で解答していました。土地の書式に関しては、時間が足りず最後まで解答することが出来ないことが多くありました。

直前期は苦手な土地の書式を中心に問題演習をしました。答練・模試・過去問を解いていましたが、問題を解いた日を問題の最初のページに記載していました。日付を記載する事により、その問題を何回解いたのか、またどれくらいのペースでまわせているのかがわかると考えたからです。後から見たときに、これだけ問題演習をやったのだという自信になりました。

1年目は、土地の書式に不安を抱きながら受験をしましたが、苦手な土地の書式で大きなミスをしてしまい合格することができませんでした。

2年目の学習方法

問題演習を中心に学習しました。平日は、書式の問題を2問土地1問・建物1問することが理想だったのですが、ほとんどの日は書式1問しかできませんでした。しかし、必ず1日1問の書式問題をするようにはしていました。したがって、平日の勉強時間は1日1時間から2時間位でした。択一に関しては、通勤電車の中など空いている時間に過去問を解いていました。自宅では、書式問題を中心に学習していたので択一問題を解くことがあまりありませんでしたが、行き帰りの通勤時間だけでも数回過去問をまわすことができました。まとまった勉強時間を確保できない時でも、少しの空き時間をうまく活用すればけっこう勉強はできると感じました。

土曜日又は日曜日は答練を受講していました。1年目と同様、LEC本校で受講しました。2年目の答練では、次の2つの講師のアドバイスを意識しながら解答していました。

1つ目は、「時間が足りなくても図面を描く」ことです。1年目のときは、座標の算出に時間をかけすぎて図面を描くことが出来ないときがありました。図面を正確に描くには、もちろん座標を全て算出しなければなりません。しかし、それでは座標が1つでも算出できなければ図面を全く描けないことになります。本試験で図面を白紙で提出すれば合格することは出来ません。したがって、答練でも本試験を意識しながら、たとえ算出できない座標があったとしても解答できる範囲で図面を描くようにしました。初めは座標が算出できていないのに図面を描いても正確ではないので駄目だと思っていましたが、講師のアドバイスを聞き本試験で少しでも点数をとるためには解答できる部分は全て解答することが重要であることを知りました。また、図面を描く際には、所在・方位・境界標の表示などうっかり記載を忘れてしまう事項を先に記載し、少しでも減点が少なくなるようにしていました。

2つ目は、「択一問題で個数問題がでてきた時は後回しにする」ことです。択一問題については、基本的に1問目から解答していました。初めは個数問題がでてきても順番に解答していました。結局のところ、1問に要する時間はどの順番で解答しても同じと考えていたので特に解答する順番は意識していませんでした。しかし、個数問題を後回しにしたほうが良いと講師のアドバイスがあったので1度試してみることにしました。個数問題を後回しにしたからといって択一の解答時間が大幅に短縮されるということはありませんでしたが、精神的に少し余裕を持つことができました。問題を1問目から順番に解答しているときは、最初のほうに個数問題がでてくると、そこで時間をかけてしまい残りの問題を解答するのに時間をきにして焦ってしまうことがありました。その焦りから問題文を読み飛ばして誤ってしまうこともありましたが、時間のかかる個数問題を後回しにすることにより、比較的落ち着いて他の問題を解答することができました。この方法は、実際の本試験においても実践しました。

直前期については、1年目と同じような方法で学習していました。ただし、問題を解く時間は意識するようにしました。書式を1問解くのにどれ位の時間がかかるのかをストップウォッチで計っていました。本試験においては時間との勝負なので、本試験で少しでも焦らないように自分で設定した時間内に解答できるようにしました。

2年目の本試験終了後

本試験終了直後解答用紙が回収されてすぐに土地の書式の座標を算出するのに計算ミスしたことに気が付きました。そして、申請書及び図面も誤っていることに気付きその瞬間合格できないと思いました。それから合格発表までは、終わったことなのであまり考えないようにしようと思いましたがやはり気になりました。合格発表の日は、ダメだろうなと思いながらインターネットで確認すると自分の受験番号がありしばらく信じられない感じでした。結局、建物の書式の点数が思っていたより良かったので合計点で救われました。たとえ本試験でミスがあっても、その他の部分をあきらめずに最後までやりきれば合格できるのだと思いました。

最後に

私は2回目の受験で合格をすることが出来ましたが、勉強を続けてこられたのは家族やまわりの方達の協力があったためであり大変感謝しています。土地家屋調査士試験は決して易しい試験ではありませんが、努力を続ければ合格できる試験です。これから土地家屋調査士試験を受験される方は、「必ず合格するぞ」という強い気持ちを持って1日1日努力を続けて合格を勝ち取ってください。

一週間の学習スケジュール

日曜日 答練又は模試をLEC本校にて受講
月曜日 前日の答練又は模試の復習等
火曜日〜金曜日 書式問題を最低1問解く
土曜日 書式問題1〜2問、択一問題を解く
アウトプットを中心に間違った箇所をテキスト等で確認した。

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