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合格体験記

簿記未経験から4ヶ月半で一発合格!

石川 琢司 さん

日商簿記第116回検定:1級合格

石川 琢司 さん

LEC受講講座:1級パーフェクトパック

簿記との出会い

私は去年いっぱいで13年以上勤めた会社を自己都合で辞め、新しいことを始めることにしました。ハローワークでの自己診断結果などを考慮して、税理士を目指すことに決めました。私には税理士試験受験資格に簿記1級が必要でしたので、簿記の勉強を始めることになりました。

簿記勉強開始

全く違う業界で仕事をしていた私は簿記の経験はありませんので、LECの最速マスターで3級の勉強から始めました。勉強を始めたのは1月26日〜27日くらいだったと思います。1日6時間くらいの勉強を独学で1ヶ月くらい続け、3・2級を終わらせました。また、2月中旬にはLECに行き、田中克樹先生の1級DVD通信講座を申し込み、下旬には職業訓練学校の説明会に行きました。

1級勉強開始

1級の勉強は3月1日から始めました。田中先生の講義はとてもわかりやすく、独学で突っ走って勉強した私には目からウロコでした。特に工業簿記は2級の復習からでしたのでとても理解が深まりました。最初は1日1回分の講義を見る予定でしたが、最後のほうは難しくなるだろうと思い、商・会と工・原の講義を1回分ずつ見ていくことにしたのですが、結局最後までほとんどそのペースで見てしまいました。講義を見るのに5時間、その復習などで3時間、合計8時間くらいの勉強を1ヶ月続け、66回の講義を全部見終えました。こんなペースで勉強して理解が深まるわけがありません。ですが田中先生がおっしゃる「骨をつかむ」ことには力を入れていました。「理解」ではなく「骨をつかむ」という表現は短期合格を目標とする私にはピッタリとはまりました。 講義終了後に問題を解くことで理解を深めようと思っていたからです。また、職業訓練学校の事務系学科の試験に合格し、4月から通学することになりました。

訓練学校との両立

4月に入り訓練学校が始まりました。訓練学校が始まれば今までのような勉強時間は確保できません。もし訓練学校に合格していたら、朝3時に起きて勉強することを決めていました。夜勉強の場合、見たいテレビがあったり、友人から電話がかかってきたりとなかなか集中できません。それに比べ朝3〜6時に用事が入ることはありませんから、確実に勉強できます。私の一日は、朝3時30分から1級の勉強、6時から朝ごはん・昼の弁当をつくり、7時30分くらいから自転車で45分かけて通学、9時まで1級の勉強、9時から15時くらいまで学校の勉強、その後17時まで1級の勉強、という生活でした。そのかわり17時過ぎたらよっぽどのことがない限り勉強はせず、テレビを見たりしていましたし、早く寝るようにしていました。朝3時に起きるのは相当インパクトがあるようで、みんなびっくりしていました。皆さんの中にもとても辛いことと思う方がいるかもしれません。しかし、私は全く辛くありませんでした。むしろ、人生の目標に向かって迷いなく頑張っている自分がとても好きでした。自分が好きになり、またやる気が出るという好循環にはまっていました。勉強を続けるコツは強い意志でも義務感でもなく、頑張っている自分を好きになることだと感じました。事実、友人は私を見て「羨ましい」と言ったほどです。

理解

この時は、過去問をやっていました。過去問は賛否両論あるようですが、試験委員は「過去問を中心としたパターン学習」を否定しているのであって、過去問をやることを否定していないと思いましたから、ふつうに繰り返し解きました。過去問を解いて理解を深めていけたと思っています。

ゴールデンウィーク

6月受験のいいところは、ゴールデンウィークがあることです。丁度LECの答練・全国模試をやっていました。結果は惨敗。答練は1回も合格点を取れず、全国模試はあまりの難しさに途中でやめたくらいです。正直自信をなくしました。「初見の問題は解けないのか?」と思いました。しかし、「難しい問題を解けるようになりたい!」「たかが数ヶ月しか勉強していないのに自信をなくすのは、合格に向けて頑張っている皆さんに失礼だ!」という思いが勝ち、できるようになるまでやり込みました。今思えば、できなくてよかったと思います。もしできていたら、やり込むことはなかったでしょうから。

試験前日

前日はなにもせず、体調を整えようと思っていたのですが、サプライズ対策をすることにしました。サプライズ問題の恐さは、サプライズによってパニックを起こし、本来解けるはずの問題が解けなくなることにあると思っていましたので、過去未出題論点を中心に見ておくことにしました。

商・会
セールアンドリースバック・連結キャッシュフロー
工・原
費目別原価計算・個別原価計算における仕損費の算定と処理・非累加法

など、他にも見たような気がしますが全部は覚えていません。最後の詰めでした。

試験当日

私は1・2級併願受験でした。5時間の試験に集中力が切れないように、この日だけは栄養ドリンクを飲みました。ふだん全く飲みませんから、効きすぎて夜眠れなかったくらいです。という経緯で、ミスを連発する中でも配点に助けられ、2級94点・1級72点と、なんとか3級の勉強から4ヵ月半という期間で目標の1級合格を達成できました。正直、ムリもあったと思います。ですが私の人生にとって、とても貴重な4ヵ月半でした。自分に自信もつき、合否にかかわらず、自分が高い目標に向かって真剣に打ち込むことのできる人間だと分かったことが一番の収穫です。試験である以上、最終目標は合格です。ですが、1級レベルの試験には人それぞれ色々な形の努力やドラマがあるはずです。私は自分の努力とドラマを書いてみました。私は極力「こうした方がいい・こうすべきだ」的な文章にはしませんでした。アドバイスはいろんな人から貰っているでしょうし、決めるのは自分だからです。ですが、最後に一つだけ言わせてください。どうか、頑張っている自分を大好きになってください!!

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