弁理士試験の改正点
選択科目の受験科目数が1科目になるなど、いっそう試験科目の整理・統合が進む!
平成14年度の試験制度の改正により、過去問の位置づけも大きく変わりました。過去問をチェックする際の注意点を掲載しています。
短答試験
1.名称が「多枝選択式」から「短答式」に変更
単に正解枝を選ばせるだけではなく、様々な出題形式を想定して変更されました。なお、昔の名残で各選択肢のことを「肢(あし)」ではなく、「枝(えだ)」と呼んでいます

2.出題法律に「不正競争防止法」と「著作権法」が追加
このため、問題数も50問から60問に増えています。これらの追加された問題は論文試験では選択科目としてしか出題されません。

3.試験時間が3時間から3時間30分に延長
問題数が増えたことによるものですが、1問あたりに要することができる時間は3.6分から3.5分に減少しています。ただ、短答試験を解くときの目安としては1問あたり3分で残りの時間30分を見直しにあてることが定石とされているので、そういう意味ではそれほどは変わらないと思われます。

4.ゼロ解の廃止
ゼロ解とは、5つある問題の各枝の中にどれも正解となるものがないときに選ぶ解答で、従来はこのため6択だったわけです(マークシートにも6つのマーク箇所がありました)。つまり最後の枝にまで解答を絞ったとしても、その枝が本当に正しいか否かまできちんと見極めないと、結局は誤ってしまう危険性があったわけです(消去法で正解にたどり着くことができない)。過去問集に「正解なし」となっている問題があるのはこういうわけです(もちろん、法改正によって解答が変わり事後的に正解なしとなったものもありますが)。

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