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2018年度合格
T・Oさんの合格体験記

合格者
一発合格

LECと受験仲間のおかげで合格できました

T・Oさん

年齢 29歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 北海道大学大学院 生命科学院 生命医薬科学コース 生命科学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコースWIDE+アウトプット完成コース Lゼミ

弁理士を目指した理由・きっかけ

私は企業の研究職として働いており、研究の参考に特許公報を見ることがよくありました。それをきっかけに知財に携わる弁理士という資格に興味を持ち、自己啓発として弁理士を受けることにしました。長く研究者として働く気があまりなかったのも理由の一つです。

LECを選んだ理由

LECでの受講の決め手になったのは、無料ガイダンスです。インターネットで予備校について調べたところ、Youtubeに上がっているガイダンスの動画がおもしろく、それを見漁っていました。大体見終わったら新しいものが見たくなったので、実際にLEC本校に行くきっかけになり受講の決め手となりました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

1年合格ベーシックコースWIDEを受講しました。佐藤先生が「法律の学習はわからないところがあっても止まることなく何回も繰り返すことが重要だ」とおっしゃっていたので、そのようにしました。WIDEコース内の短答基礎力完成講座の講義では、過去に出題された部分を集中的に説明されていたのが良かったです。自分で過去問を解く際に、短答の問題にも題意があるということを意識して学習できました。

Lゼミでは馬場先生にお世話になりました。学習経験者の方々と混ざって勉強できたので、とても刺激になりました。それまで論文をほとんど書いたことがなかったのですが「みんなが書くことを書く」、「問題文の言葉を使う」、「弁理士としてどう考えるか」を意識することで、自分なりに論文が書けるようになりました。また、当時初学者の私にとって論文試験は難しそうというイメージでしたが、「論文試験のハードルはそれほど高くない」という事実を知れたことは大きかったです。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

利用して良かったテキストは口述アドヴァンステキストです。隙間時間に勉強するには最適だったので、ほぼ毎日通勤時間に使用しました。口述の問題は基本的であるとともに重要な事項が多いので、初学者のうちからやっておいて良かったと感じました。
もう一つは馬場先生オリジナルレジュメの「論文これ問」です。論文試験のパーツはある程度覚えないと、項目が挙がっても書けません。ほぼ毎日お昼休みの勉強に使用しました。初めは全然覚えられませんでしたが、何周も繰り返すことで定着していきました。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

入門コースに付随していた答練や模試の他に、佐藤先生の勧めで論文実戦答練を受講しました。論文過去問と似た問題が出題されるので、1年目の私でもそれなりに書けました。また、優秀答案が公開されるので、初学者と学習経験者の実力差を感じることができ、モチベーションの維持にも繋がりました。採点者が毎回同じではなく、いろいろな方に採点していただけるので、自分の答案に対する客観的な評価がわかりました。採点結果の公開も早く、忘れないうちに復習することができました。

短答式試験対策で気をつけたこと

8月から12月までは短答基礎力完成講座の講義に重点をおいて勉強を行いました。復習をしっかり行い、講義後1週間のうちに短答アドヴァンステキストに載っている過去問についてはしっかり理解するように努めました。並行して四法対照に落とし込みを行いました。体系別の短答過去問は、Lゼミの指示に従い11月くらいから始めました。Lゼミでは短答過去問の理解ができない部分や、どう考えれば良いかなどをディスカッションすることで、徐々に理解が深まってきました。短答アドヴァンステキストは、わからない箇所を辞書的に見る程度で、主な勉強としては過去問の理解に徹しました。最終的にほとんど過去問を使った勉強しかしませんでしたが、全8回の短答実戦答練では50点前後で安定しており、本番も50点でした。まずは過去問の理解を徹底することが最優先だと思います。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文試験対策では馬場先生のLゼミにお世話になりました。「みんなが書くことを書く」、「問題文の言葉を使う」、「弁理士としてどう考えるか」を意識することに重点を置きました。最後までこれらを完璧にできるようにはなりませんでしたが、論文の書き方のスタイルとしては確立できたと思います。論文過去問の答案について、条文と問題文の言葉のマッチングを行うことで、条文と問題文の言葉で答案が書けることがよくわかりました。残りの部分は論文これ問を使ってパーツ学習を行うことで、論文試験で戦うために必要な知識を効率よく得ることができました。論文試験も短答試験と同様に、過去問を徹底して行いました。直前期には過去問の答案構成をひたすら行い、項目落ちはほとんどないレベルまで繰り返しました。

口述試験対策で気をつけたこと

論文試験後に口述対策講座1stフェーズを受講しました。何も受講していないと気が緩んで自分では勉強しないと思ったからです。最近の口述試験は条文暗唱を求められることはあまりないのですが、最低限覚えておくべきことを把握できたことが有意義でした。また、覚えるべき趣旨や審査基準をピックアップしておくことで、試験直前の詰め込みを効率的に行えました。
論文試験合格発表後は口述対策講座2ndフェーズを受講しました。問答の場数を踏むことができたことが有意義でした。問答の合間に他の受験生の方とお話しできるので、とても楽しかったです。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

メインコースは通学で受講しました。LECの本校が近くにないため、通学に時間がかかるというデメリットがありました。ただ、通信Webだと3時間の講義2コマを集中して聞ける自信がないので、通学にして良かったと思います。また、他の受講生が勉強しているのを見てモチベーションを維持することや、先生に直接質問できることは通学のメリットだと思います。私としては次第に減っていく受講生の数を見て、絶対最後まで通い続けようと思えたことがメリットでした。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

宮口先生の青本趣旨対策講座が良かったです。論文試験において、青本中の記載のどの部分をどの程度のボリュームで書けば良いかが示されたので、実際に答案に書く際に迷いがなくなりました。また、重要度のランク付けをしていただいたので、強弱をつけて勉強することができました。最終的にAランクとBランクの内容しか手が回りませんでしたが、それでも十分な知識が得られたと思います。知らない趣旨が出題されたときに、とりあえず書くべき内容も教えていただき実戦的でした。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

私は朝に強いタイプだったので、朝4時半に起きて勉強していました。出勤までの時間を計算して勉強する必要があるので、集中できたのが良かったと思います。夜は早めに寝て睡眠時間は削らないようにしました。時間活用術としては、防水スピーカーを買ってお風呂でも勉強していました。パリ条約とTRIPS協定の条文をひたすら聞き続けることで、ほとんど暗記しました。短答試験でパリ条約とTRIPS協定は絶対落とせないので、この勉強法はとても有効だったと思います。

今、合格して思うこと

合格発表後は「やっと終わった」という感想でした。合格したことよりも弁理士試験のことを考えずに、普通に生活できることが何より嬉しかったです。受験期間を振り返っての反省としては、論文試験後合格発表までの期間は、ほとんど勉強をせずに遊んでしまったことです。口述試験直前の勉強が大変でした。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

弁理士試験はやるべきことをやれば受かる試験だと思います。やるべきことは受験のプロであるLECの先生方が教えてくださるので、信じてやってみてください。意外と先生の指示やアドバイスを聞かない人が多いので、プロの指示に従って正しい方向で努力するだけでも他の受験生と差がつけられると思います。

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