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2018年度合格
鈴木 崇大さんの合格体験記

合格者
一発合格

通信受講生でも合格できる!!

鈴木 崇大さん

年齢 30歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース

弁理士を目指した理由・きっかけ

結婚を機に家にいる機会が多くなったため、何か難関資格に挑戦しようと思い、弁理士を目指すことにしました。もともと知的財産分野に興味があり、知的財産技能検定3級を勉強していたため、さらに深く勉強したいという思いもありました。

LECを選んだ理由

独学では無理だと判断し予備校を検討する中で、LECの圧倒的合格実績を知り、ここで勉強することが合格への最短ルートに違いないと思いました。新宿エルタワー本校の説明会に参加し、それが縁で宮口先生のクラスを受講しましたが、早い時期に申し込みをしたので早期割引が受けられ、お手頃な値段で受講することができました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

1年合格ベーシックコースを通信で受講しました。このコースでは、入門講座・論文基礎力完成講座・短答基礎力完成講座と弁理士試験の最終合格に必要な最低限の知識を得ることができました。宮口先生の講義は面白く、飽きずに勉強を続けることができ、ゴロテクなども自然と身についていきました。早い時期に申し込みをしたため、先取りWeb受講制度も併用し、全ての講義を2回以上聴いたと思います。

また、このコースはインプットだけでなくアウトプットも充実しているコースだったと思います。短答も論文も場数を踏むことで、本番では緊張することなく受験することができました。合格を勝ち取ることができたのも、この1年合格ベーシックコースで基礎力をきちんと身につけることができたおかげです。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

1年合格ベーシックコースの中でも入門講座のテキストはとてもわかりやすかったです。条文の体系的理解を優先しているため、短答アドヴァンステキスト等の他のテキストと比べると情報量は少ないですが、良くまとまっているため初学者にはとっつきやすかったです。短答趣旨等のキーワードが各所に散りばめられており、何度も読み返していくうちに自然と趣旨を覚えることができ、論文試験にも役立ちました。最初の全体構造で軽く全法域が紹介されていることも、まず弁理士試験の全体を見ることができ、理解に役立ったと思います。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

短答対策には、短答実戦答練と短答公開模試を受講しました。体感的に本番よりも若干難しめの試験でしたので、この答練・模試で慣れることで自信をつけることができました。論文対策としては、論文合格答練・論文直前答練・論文公開模試を受講しました。論文は採点者によってしっかり添削されるため、何に気をつけて書くべきか等を意識して書けるようになったと思います。また、本番と同等の問題量であるため、時間配分に気をつけて時間内に書くことを常に意識して受講することができました。

短答式試験対策で気をつけたこと

弁理士試験は短答式試験の合格率が20%以下と低く、1年目は短答式試験に合格することが最優先事項であると考えました。そのため12月頃から過去問まわしを行いました。過去問まわしは体系別短答過去問を利用して3周ほど行いました。過去問を3周まわして1回でも間違えた問題は全て記録し、根拠条文がわかるまで潰していきました。また、短答実戦答練と短答公開模試も3回解き、同様に1回でも間違えた問題を記録しました。直前期には、最後の仕上げとして2015年・2016年・2017年の過去問を体系別ではなく年度別に解きました。各年度とも、凡ミスをした以外ほぼ満点を時間内に取ることができたので、自信をつけることができました。結果、今年は短答式試験が平易であったこともあり、本番では8割超えの高得点を取ることができました。

論文式試験対策で気をつけたこと

前述した通り1年目は短答式試験に合格することを最優先にしていたため、短答式試験が終わるまではほとんど論文の対策をぜずに、行っていたのは論文基礎力完成講座の答練・論文合格答練・過去問7年分のみでした。そのため、短答式試験終了後からは趣旨・判例を暗記していきました。論文直前答練や論文公開模試は、受けても、受けても悪い結果であることも多々ありましたが、答練等で悪い結果だったとしても本番で合格点を取ればいいと、気にせず勉強を続けました。また、論文式試験においては質問にストレートに答えるということを意識して解答しました。宮口先生の教えのもと、余計なことは書かないように気をつけました。私は字が大きく全ての科目において4ページぎっしり書いたため、心証が良く合格点をとることができたのだと思います。

口述試験対策で気をつけたこと

論文式試験を自己採点した結果、各科目ごとにミスがあり、今年の合格は難しいのではないかと考えていました。しかし、結果が出るまでは口述試験の勉強をすべきであると考え、一旦論文のことは忘れ、口述試験の勉強を始めました。口述アドヴァンステキストを3周以上読み込み、また口述の勉強会にも参加しました。あらかじめ準備をしていたことで、合格発表後に慌てて勉強を始めるといったこともなく、良かったと思います。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

家族にあまり迷惑をかけないようにするため、通信講座での受講を選択しました。通信講座は完全に一人で受講するため、勉強のペースがつかみにくい等のデメリットも多いと思いますが、前述したように宮口先生の講義が面白く、毎週配信日を楽しみにしていたため、ほとんど遅れることもなく受講することができました。そのため、一人でもきちんと勉強できる場合は、時間の融通がきく通信講座のメリットも大きいと思いました。ですが、通学との差を埋めるために、幸い私の家からも近かった新宿エルタワー本校には、時々顔を出すようには心がけました。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

夏に実施された宮口先生の最判道場のテキストは、最高裁判例が細かく記載されているため、論文直前期の復習にとても役に立ちました。その時点での最新の最高裁を網羅しているため、しっかりやれば穴なく勉強できる内容でした。
また、宮口先生の青本趣旨対策講座は論文・口述に必要な最低限の趣旨を網羅していました。私は時間がなく青本をほとんど読むことができなかったため、とても役に立ちました。この講座を論文直前期に3周まわして趣旨を完璧にしていきました。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

仕事もあり、また家族もいるため、効率的に勉強できるようなリズムを作っていました。まず、平日は毎日3時間の勉強を心がけました。通勤電車の中の往復1時間でスマートフォンを用いて講義の復習を行い、帰ってから子供が寝た夜9時以降に講義を聞いたり過去問を解いたりしていました。休日は6時に起きて子供が起きるまで勉強をし、夜9時以降に子供が寝てから勉強を再開しました。そして、時々新宿エルタワー本校に自主勉強をしに行きました。結果的に家族にあまり迷惑をかけず勉強することできてよかったと思います。

今、合格して思うこと

弁理士試験の問題を改めて見直すと、奇をてらった問題は少なく、また、そういった問題を解くことができなくても合格点をとることができると感じました。そのため、短答・論文・口述試験においてみんなが正解できる問題を確実に解くことができれば、合格することは難しくはないと思います。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

弁理士試験は辛く厳しいものであると聞いて、弁理士試験に躊躇してしまう人もいると思います。しかし、将来の自分に役に立つ新しいことを勉強することは知的好奇心を刺激し、とても楽しいものであると思いますし、私も実際そうでした。興味を持ったら臆することなくチャレンジすることが大切だと思います。

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