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2016年度合格
T・Sさんの合格体験記

合格者
一発合格

LECを信じて掴んだ最終合格

T・Sさん

年齢 34歳
受験回数 1回
職業 無職(昨年末まで企業知財部勤務)
出身校 京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 修士課程修了
受講講座 1年合格ベーシックコースWIDE+アウトプット完成コース、学習経験者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2016年度弁理士試験の最終合格発表日(2016/11/9)時点のものです。

弁理士を目指した理由

理系の大学院を卒業後、メーカーの知財部に数年間勤務していました。そこでは実務能力が優先され、弁理士資格は特に要求されませんでしたが、自身の中長期的な人生設計を考えたとき、将来的な独立も視野に弁理士資格を取得したいと考え、また家族の理解・応援もあったことから、思い切って挑戦することにしました。

LECを選んだ理由

他の予備校にも資料請求するなどして比較検討しましたが、資料請求後、当時住んでいた地方のLEC本校の方から電話でご連絡を頂き、その本校の窓口で頂いた説明が丁寧であったことや、通信講座で自分のペースで進められること、合格者実績でLECが弁理士受験予備校トップクラスであることなど、これらの理由からLECを選びました。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

基幹講座は、佐藤先生の1年合格ベーシックコースWIDEを通信で受講しました。先生は「法律は暗記ではなく理解である」点を強調され、「なぜこのような規定があるのか」「この条文はどのような場面で適用されるか」を丁寧に説明してくださいました。このような説明は脳に定着しやすく、理屈で物事を理解したい私にはぴったりでした。短答基礎力完成コンプリート講座は特に素晴らしかったです。

また、コースはアウトプット(問題演習)が充実していました。特に短答については、多くの問題を解くことを通じて、膨大な試験範囲における「苦手分野」「知識の抜け」が客観的に把握でき、復習事項が明確化されたのがよかったです。

「短答アドヴァンステキスト」は、短答試験突破に必要な事項が全て含まれており、複数のテキスト・レジュメを参照せずとも短答対策がこれ一冊で完結する素晴らしい教材でした。短答アドヴァンステキスト&その生みの親である佐藤先生の講義により、近年難化している短答試験を突破することができました。このテキストが無ければ私の短期合格は無かったと言っても過言ではありません。

他にも、納冨美和先生には、短答試験合格後の論文直前答練でお世話になりました。論文では「何を書けば点になるか」ということを徹底的に解説して頂き、論文合格の道標となりました。 宮口聡先生には、論文対策の直前講座でお世話になりました。宮口先生の「語呂」は、論文対策だけでなく口述対策でも役に立ちました。

また、馬場信幸先生には、夏期のゼミでお世話になりました。論文試験後の中だるみの時期にモチベーションを維持でき、また、口述対策のアドバイスを頂けたことは非常に有用でした。

短答試験対策で気を付けたこと

コースのインプット系講座を一通り学習した後、短答実戦答練(2月中旬から開始)までにLECの短答過去問集「体系別短答過去問」を使って各科目10年分を1回は解き、解説を読んで理解するようにしました。

その後、ゴールデンウィーク前の短答公開模試までに1回、ゴールデンウィークから直前期にかけては2回、過去10年分の全問を解きました。多くの方は、2回目以降は、前回間違った問題のみを解かれるようですが、私の場合は、前回正解した問題も全て解き直しました。なぜなら、過去問を解くということ自体が、忘れかけた知識を定着させる「復習」になると考えたからです。

短答実戦答練は、「真剣に」、つまり、集中力を切らさず全問を解き、時間のある限り見直しをすることを心がけて受講しました。短答本試験は3時間半で60問を解くタフな試験であり、集中力の維持や時間配分も重要なことから、それと同じ時間・問題数の答練を利用し、ケアレスミスをしないよう訓練しました。また、受講後すぐに自己採点を行い、間違った箇所はその日のうちに復習するよう努めました。

過去問や短答実戦答練で理解不足が露呈した事項については、随時、短答アドヴァンステキストの該当箇所に線を引いたり付箋を貼ったりして、知識の定着に努めました。こうすることで自分の知識の穴が短答アドヴァンステキストに「一元化」され、弱点を効率的に復習できました。

論文試験対策で気を付けたこと

短答の勉強は比較的順調だった一方、論文の勉強はなかなか勘所が掴めず苦労しましたが、特に短答試験後〜論文試験本番までの6週間は、過去問の全文書きと、コースに付属する講座の受講に加え、宮口先生の直前講座も受講し、論文対策に取り組みました。その際、特に以下の3点に留意しました。

(1)あやふやな知識を「書ける」知識にする
短答試験で出題されれば簡単に○×をつけられても、正確な「論述」を要求されると手も足も出ない事項が多くありました。短答向けに一度学習したことでも、論文で頻出の事項は掘り下げて理解・暗記することに努めました。
(2)何を書けば「点数をもらえるか」を意識する
私自身、当初、論文は、自らの考えを自由に論述するものと誤解していました。しかし、論文試験はあくまで「出題者が求める回答」を記載するものであり、記載すべき(=点数がもらえる)事項は限られます。この点をしっかり意識し、「点数がもらえる事項を書き漏らさない」ことに気をつけました。
(3)添削結果を受けた真摯な復習
模試や答練で、自分ではそれなりに書けたと思っても、LECの添削で説明不足や不正確な表現を指摘されることが多々ありました。採点が厳しすぎると感じたこともありましたが、解説をされた納冨先生の言葉「採点者の指摘は、試験委員の指摘と思うこと」を思い出し、真摯に復習しました。

通学講座・通信講座のメリット

受講の途中で地方から東京に引っ越したため、基幹講座のうちインプット講座の1年合格ベーシックコースWIDEは通信、その後のアウトプット講座は通学で受講しました。通信には「自分のやれる/やりたい時間に、好きなだけできる」「わからないところは何度でも聴ける」といったメリットがあり、私はこれらのメリットを最大限活用しました。

一方、通学では、目標を同じくする仲間(ライバル)が、机を並べて切磋琢磨する「よい緊張感」のもとで受講できることがメリットだと思います。他の方の合格体験記を拝見すると、通学のほうがメリットがあると記載されている方が多いようにも思いますが、通学・通信それぞれにメリットがあり、必ずしも通学にこだわらなくてよいように思います。

仕事と勉強の両立のコツ・時間活用術など

弁理士試験は決して簡単な試験ではありません。短期合格のためには、仕事をある程度セーブしたり、自らを追い込む環境に置いたりすることも致し方ないように思います。各人の置かれた状況は様々ですが、家族や周囲の理解・協力を得て、学習に集中できる環境を構築することも含めて「弁理士試験」である、という意識が必要に思います。

今、合格して思うこと

合格できて素直に嬉しく思います。一方で、これはあくまで弁理士としての「スタートライン」に過ぎず、早く転職先を見つけ、そして多くの仕事をし、顧客から信頼される弁理士として成長していかなければ、という思いです。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

LECの講座を選んで間違いはありません。受講費用は安くないかもしれませんが、試験傾向に基づくノウハウが蓄積され、合格のために勉強すべきことが明確に示されているLECの講座を活用することで、効率的な学習ができ、結果として早期合格に繋がると思います。
まずは気軽に資料請求されたり、各本校のガイダンスや無料講義に参加(またはYouTubeを視聴)されたりして、情報収集を始められるのがよいと思います。

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