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2013年度合格
S・Iさんの合格体験記

合格者
一発合格

基本をしっかり!繰り返しが大切!

S・Iさん

年齢 31歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 東京工業大学大学院 理工学研究科化学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、中上級者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2013年度弁理士試験の最終合格発表日(2013/11/7)時点のものです。

弁理士を目指した理由

私が弁理士を目指そうと決めたのは、知的財産業務の担当に異動となってから2年近く経った昨年の夏頃でした。業務上、様々な特許事務所の弁理士の方や技術担当の方と、国内外の出願手続や中間手続の対応等について打ち合わせをする機会が多くありました。その中で、私が全く思いつかないような提案をしてくださったり、質問をすると、関連する事項も併せて丁寧に教えてくださったり、そういう姿に単純に憧れた、というのが弁理士を目指した理由でした。

LECを選んだ理由

弁理士を目指そうと決めてからは、基本書を購入したり、青本を読んだりしました。しかし、知識がないまま青本を読んでいるだけでは全く理解できず、10月に入りそろそろ本格的に勉強しなくてはと思いネットで検索したところ、LECのページが目に留まりました。
この講座を選んだ理由は、アウトプットまで付いていたことが魅力的であったためです。また、講師については、女性の先生が良いと思い、納冨講師を選びました。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

インプットの後にアウトプットを挟むというカリキュラムは、その時点における理解度が把握できる点でとても良い構成だと思います。テキストはとても分かりやすく、特に短答基礎力完成講座のテキストは重宝しました。

また、論文の勉強をするに当たり入門講座のテキストを読み返すと、論文基礎力完成講座のレジュメにはない趣旨もきちんと書かれていて、基礎をしっかり固めるには十分なものだと思いました。そして1番役に立ったのが、講義の音声ダウンロードオプションでした。DVDは自宅でないと見られないため、通勤時間は常に音声で講義を聴いて勉強を進めていました。

納冨講師は、時系列を書いて丁寧に説明してくださることも多く、とても分かりやすい講義でした。もちろん1回では難しくて理解できない内容も多くありましたが、入門講座は、2,3回繰り返し聴くことで、大部分理解することができました。
また、先生自身、論文が得意だとのお言葉通り、論文の講義は無駄なことは一切ないような的を射た講義で、説明がすんなりと頭に入ってきました。

短答試験対策で気をつけたこと

短答試験は論文試験と比べとても細かい点まで聞かれるため、覚えることが山のようにあります。
しかし、暗記しなくてはどうにもならないものばかりではなく、理解することで自然に習得できることも多くあると思います。そういう意味でも、まずは入門講座レベルの基礎をしっかり理解し、定着させることが大事だと思います。

実際私はかなり遅れをとっていたにも関わらず、論文基礎力完成講座を進めながら、入門講座が理解できるようになるまで繰り返し聴いていました。焦らずに基礎レベルの知識・理解をしっかり固めたことが最後まで強みになったと思います。また、講義は特・実、意匠、商標という順番のため、初めのうちは、意匠が終わる頃には特許の内容をすっかり忘れてしまうような状況で、とても不安でした。

しかし、短答基礎力完成講座の講義を繰り返し何度も聴いているうちに、商標が終わる頃にも特許の内容をなんとか覚えていられるようになったので、忍耐強く繰り返すことが本当に大事だと思います。さらに、苦手な分野はどうしても後回しにしてしまいがちですが、なるべく早めに克服して苦手意識をなくすようにすることで、点数につながると思います。

短答試験は、試験当日に知識のピークを合わせることが重要だと聞きましたが、まさにその通りだと思います。覚えたことを忘れてしまうのは当たり前なので、繰り返し勉強することで知識の定着期間をより長くし、知識が定着している間に試験当日を迎えることができれば十分に実力を発揮できると思います。

論文試験対策で気をつけたこと

私は、短答試験の勉強に集中していたため、短答試験が終わるまでは、論文の勉強はインプットがメインで、アウトプットは、論文基礎力完成講座の中でテキストの問題を解いた以外は、特・実の答練を2回分提出したのみでした。

本格的に論文試験の勉強を始めたのは、短答試験の翌日だったため、まだ構成の仕方や項目の挙げ方も成っていないひどい状況でしたが、落ちても当たり前、試験まで1ヶ月少しやれるだけのことはやってみようと思いました。まずは、ずっと提出せずに溜めていた答練を解き始めました。この際、時間は気にせずに、きちんと書くことを心がけ、毎日1〜4通程度解きました。2週間ほど続けると、徐々に書き方が身についてきましたが、直前答練に入ると、問題が急に難しくなり大変でした。それでも解くしかないという気持ちでひたすら問題を解き続けました。

判例については納冨講師の判例講座で勉強し、趣旨問題は、答練や模試で出た内容について重要と思うものはノートにまとめました。

合格して思うこと

私は、勉強期間が短かったため、知識量では他の人に劣っていると実感しています。しかし、これでも合格できたということは、やはり入門講座レベルの基礎知識がとても重要なのだということだと思います。納冨先生の講座はどれも非常に分かりやすく、受講して本当に良かったです。

勉強時間を確保するため、睡眠時間を削るしかなく毎日眠くて大変でしたが、勉強自体はとても楽しく、全く苦ではありませんでした。楽しんで勉強できたことも合格の秘訣だと思います。口述対策として受講した宮口先生の口述ゴロテク道場では、どんどん当てられて口に出して答える練習ができたため、とても良い口述対策になりました。

また、リズミカルで印象的な語呂合わせも登場し、緊張の中でも楽しく学ぶことができました。そして何よりもLゼミ〈夏生〉でお世話になった馬場先生にはとても感謝しています。馬場先生のLゼミは、ずっと通信で勉強してきた私にとっては初めての生講義でした。Lゼミでは、条文を理解することの大切さを教えていただき、何かあればすぐに条文や青本を確認するようになりました。また、苦手だった趣旨について集中的に勉強する機会にもなり、口述対策にも繋がったと思います。

馬場先生は、論文試験は不合格と思い込んでいた私に、「白紙で出したのでないなら口述の勉強をした方がいい」と励ましてくださいました。先生のその言葉がなければ、口述試験は突破できなかったと思います。Lゼミが終わった後も、随時質問にも答えてくださり、常に受講生のことを気にかけてくださる素晴らしい先生です。本当にとても感謝しています。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

自分を信じて強い気持ちで挑むことが大切だと思います。特に論文試験は相対評価なので、私のように予想外の結果となることもあります。論文試験を受けたのであれば、口述の勉強を始めることを強くお勧めします。受験仲間と励まし合いながら、合格に向けて頑張って下さい!

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