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Q.講座案内を見ると「ゼミ」というのがありますが、この「ゼミ」とは何でしょうか。(LBM No.41号を修正)

A.弁理士試験に合格するという同じ目標を持った人たちが、ある一定の人数(少人数)集まり、専任の講師の講義を受けたり、答案練習を行ったり、お互いの弱点を補ったりすることで実力を向上させるための勉強会のようなものです。少人数で行われることで、一方通行ではない、対話型、参加型の講義と考えることができると思います。


一般的に、通常の講座よりも少人数なので、講師が身近に感じられ個々のゼミ生が講師からきめ細かな指導をしてもらえます。他の受験生との距離も近く、場合によっては、ゼミ全体で議論を通じて他の受験生の考え方を知ることもできます。

また、リアルタイムでの質問が可能で、答案練習にしても講義する講師が一貫して採点してくれるので指摘内容等にその講師なりの統一性を感じることができるというメリットがあります。

さらに、比較的少数で行われるため、講師や他のゼミ生と交流やゼミ生同士の仲間意識の下で、勉強のやり方等を話し合ったり、身近にプレッシャーを受けたりしながら勉強する環境に置かれるため、勉強を続けていく意欲の維持につながります。


ゼミに入ったらどのように活用したらよいでしょうか。一般的には、答案練習を中心にゼミは行われることが多いので、ゼミの書き込みに合わせて自分の勉強スケジュールを立てることができます。ペースメーカーとして活用するとよいでしょう。

ペースメーカーとして利用する場合には、ゼミの予習、復習はもとより、疑問点、不明点はその場で質問して解決することで自己の勉強に直接的に役立つような形で活用するとよいでしょう。

また、答案練習で書いた自分の答案と模範答案との相違点や自分が書いた答案の良し悪しについて講師の方に質問して通常の答練以上に実戦力を養う場として活用するとよいでしょう。

さらに、弁理士の受験勉強を続けていくために大切なことなのですが、勉強の意欲がなかなか湧いてこないようなときがありますね。それでも、とにかくゼミに通って、講師と話をしたり、自分以外にも勉強を頑張っているゼミ仲間と情報交換をしたりすることで、精神的なモチベーション持続手段として活用するとよいでしょう。

なお、ゼミに入らないと合格できないのではないかと思われている方も多いようですが、そんなことはありません。ゼミに入ったおかげで合格できた、という声も多くあるので、講師からの直接指導を通じて無駄な勉強をせずにすむ可能性があるという点で合格への近道であるとはいえると思います。しかし、ゼミに入らなくても合格している人が少なからずいるという事実からして、ゼミが必須であるとはいえないでしょう。結局のところ、本人のやる気と確保できる勉強時間、それと効率よく勉強できるか否かで合格は決まると思います。


逆に、ゼミのデメリットがあるか考えてみましょう。

通常の講座のメリットとしては、講座のカリキュラムに沿って一通りの勉強が抜けなくでき、生講義でない場合(例えばビデオブース講義の場合)、ビデオを巻き戻すことで何回も講師の説明を繰り返し聞くことができることがあると思います。一人で勉強することが好きな人は、周囲の状況に振り回されることなくコツコツと自分のペースで勉強できるメリットがあります。

これを裏返すとそのままゼミのデメリットになります。例えば、ゼミでは受講生がその場にいるからこそ成り立つわけで、受講生が欠席するとビデオのように同じ内容の補講をすることは困難です。

また、ゼミという限られた時間では、試験範囲の全てをカバーすることは不可能で、結局のところはゼミを有効活用できるかどうかは自分の自宅学習に委ねられています。その意味では「勉強は一人でできる」という人にとっては、ゼミがかえって「足かせ」になることもあるかもしれません。

さらに、受講者レベルがそろってないとそれが自分にとっては不満となる場合があります。ゼミ生の中に暴走する人がいると他がしらけてしまったり、質問マニアがいると全然進まなかったり、講師の性格やゼミ受講生によっては、良いゼミにもなればあまり楽しくなりゼミになる可能性もあります。

ゼミ生との情報交換ができるというゼミのメリットは、逆にいえば、他のゼミ生からの雑多な情報に惑わされる可能性もあるということですので、このようなことにも注意しなければなりません。


以上のことを踏まえてゼミを効果的に活用していってほしいと思います。


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論文答練<実戦編>オリエンテーション
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