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Q.論文答案の書き方は?(LBM No.50を修正)

A.「答案の書き方」というと、いかにも弁理士試験を始めたばかりの人向け、との印象を受けると思います。
しかし、勉強を始めて2年目、3年目という人の中にも、意外に以下の内容について、答練の添削で指摘を受けたりして心当たりがあるという人は少なくないと思います。それでは、いくつかピックアップしてみたいと思います。


ポイント1 条文を丁寧に挙げていくこと

基本中の基本ですが、意外にできていない人が多いです。
全く書かれていない、というのはそれほどないのですが、答案が進むにつれて油断してしまうのか、また時間がなくなってしまったからなのか、 条文の列挙が少なくなっていく答案が多いように思います。

弁理士試験は、法律の試験です。条文をいくらたくさん挙げても挙げすぎにはなりませんから、丁寧に挙げてください。


ポイント2 文章を短く書くこと

これは当てはまる人が多いのではないでしょうか。 特に知識がついてくると、一つの文章の中に「あれも、これも」と多くの内容を入れてしまいがちです。

その結果、ひどい答案になると、答案の10行くらいが一文になっていたりします。 こうなると、主語と述語の対応関係が不明確となり、読み手としては非常に内容を理解しにくくなります。 たったそれだけのことで採点者である読み手の印象を悪くするのは、非常にもったいないことだと思います。

目安としては答案の2行分、長くても3行分程度を一文とするのが限度でしょう。 それを超える場合には、接続詞を挟むことでたいてい短文化できると思います。文章を短く書くことを心がけましょう。


ポイント3 読み手を意識して書くこと

これは上記の文章を短く書く、ということとも関係するのですが、ぜひ自分の書いた論文を採点者に読んで頂く、という謙虚な姿勢で答案を書いて欲しいと思います。 論文答案は学者の先生方が書かれた基本書をベースとして書くのが通常であるからなのか、学者の先生が書くような文章を書いた答案が時折見受けられます。

学術論文であれば「自分の考えを書いたから読みたい人だけ読んでくれればいい」という姿勢で書いても差し支えないのですが、 試験答案の場合はそれでは困るわけです。採点者にとって読みにくい文章を書いた場合に、不利に扱われないとは限りません。 添削されて返却された自分の答案を読み直してみたり、また受験仲間である友人に読んでもらってもいいでしょう、 採点者にとって読みにくい文章となっていないか、検討してみると良いと思います。

初心にもどって、今一度自分の答案のスタイルを見直してみてください。


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